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TPP交渉における経団連会長の存在性(2)

2014-05-13 22:43:02 | 経済
TPP交渉における経団連会長の存在性(2)

前にも同じテーマで記事に書いてるのですが。今回も似たり寄ったりの内容です。
話は遡り、2006年の自民党によるTPP交渉の前段階で、当時の小泉総理が退陣に追い込まれ
経団連会長のトヨタ自動車会長の奥田碩氏が会長辞職となり、農水大臣の島村宜伸議員も
次の農水大臣の遠藤武彦議員も就任早々に僅か8日で罷免された。 

まるでこの事実を繰り返すかのように経団連会長の住友化学の米倉弘昌CEOが現在の代表職を
辞任して相談役に留まるとした。やっぱりこうきたか!米国は厳しいですな。
でももって政界の方の動きはとして農水大臣の首が飛ぶのかと注目してみましたが、
現在の農水大臣は林好正参議院議員、石破茂と同じ、三井グループ出身ですがそのキャリアも
過去の防衛大臣とならび、今回の参議院への選任と、農水族議員であり防衛関連重視の石破茂と
似ております。

とまぁこの段階で難しい問題を扱い状況になって、国会での追及が強まってくると予想される場合
毎度のように自民党はそれを躱すように参議院の人員を使う訳です。
これは事実上、国会での話が進展しないなと感じられる訳です。ましてやTPP交渉は経済再生担当
大臣の甘利さんがほぼ一人で対応しているところは、農業製品5品目の聖域を保持する事はほぼ
不可能であると推測される。

今回の米倉CEOの相談役への降格人事は日本のTPP参加交渉の大敗を意味している。

そういえば、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏も経営最高責任者から技術面での相談役に降格
していおり、所有する自社株も世界1位から2位に下がっている。

私は、アップルとマイクロソフトのジョブス氏とゲイツ氏のモチベーションの保ち方がとても
好きでした。常々インターネットを通してブログを書いているのもこの二人のお蔭でしょうね。

コメント
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