5月26日南シナ海でベトナム漁船が中国漁船に衝突され沈没した。
乗組員は他のベトナム船の仲間に全員救助された。2010年の尖閣諸島沖での
中国船衝突事故を彷彿させるような事態が再び起こった。
現在日本では集団的自衛権の行使容認の問題で政治が揺れているのですが、ベトナムは
米国とは同盟関係にあり、つまりは日本とも親の米国を通じて関係性が高いわけです。
もしも集団的自衛権の行使が行われるようになれば、日本はこのような状況でベトナムや
フィリピンを無視すわけにはいかない立場にある。
常々日本の集団的自衛権は対中国との領有権争いで米国が後ろ盾してくれるという観念が強い。
しかし今回のように日本以外の同盟国の紛争にも加担しなくてはいけない状況にもなる。
これまで日本は米国の同盟国として弟分の立場であるがゆえにNATOからも保護されていた。
集団的自衛権の行使が可能となれば、日本は晴れて米国の弟分から一人前のNATO加盟国になれる
可能性が十分にある。それが喜ばしいことなのか、もしくは果たして本当に加盟国になれかはまだ
未知数だともいえる。
いつもの枕詞は中国包囲網という大義が乗っかる日本の政治と経済、集団的自衛権を論議するには
お誂え向きの題材としてフィリピン、ベトナム、対中国との軋轢は現実味と緊張感がある。
対中国の論点を躱すための飛躍した議論としての海外派兵の問題がすぐ目の前に存在しているのだから、
空と思った大風呂敷を広げたつもりが中身がぎっちりと詰まっていたような驚きようだ。しかもこのタイミング。
2010年の尖閣諸島中国船衝突事故では水面下で仙石官房長官が交渉し、中国人船長を送り帰したことで、
何故、送り帰したのか?、民主党は弱腰だと、強い批判をおこし、自民党政権奪取に一役かった日本の右傾化思想、
だがしかし、中国戦闘機の急接近行為に続き、ベトナムでも問題を起こし、かなり強い姿勢を崩さない中国、
東欧でのウクライナ問題が収まらないうちからアジアでも問題が起こるとなると米国を中心とするNATOの存在意義が
問題視されると、またややこしくなりそう。
菅官房長官の対応は仙石さんの時とは対照的に中国に批判を浴びせた、さてどうなるものか、傍目八目でいよぉー
この問題がでっかくなったら、ドキドキものだよ。
乗組員は他のベトナム船の仲間に全員救助された。2010年の尖閣諸島沖での
中国船衝突事故を彷彿させるような事態が再び起こった。
現在日本では集団的自衛権の行使容認の問題で政治が揺れているのですが、ベトナムは
米国とは同盟関係にあり、つまりは日本とも親の米国を通じて関係性が高いわけです。
もしも集団的自衛権の行使が行われるようになれば、日本はこのような状況でベトナムや
フィリピンを無視すわけにはいかない立場にある。
常々日本の集団的自衛権は対中国との領有権争いで米国が後ろ盾してくれるという観念が強い。
しかし今回のように日本以外の同盟国の紛争にも加担しなくてはいけない状況にもなる。
これまで日本は米国の同盟国として弟分の立場であるがゆえにNATOからも保護されていた。
集団的自衛権の行使が可能となれば、日本は晴れて米国の弟分から一人前のNATO加盟国になれる
可能性が十分にある。それが喜ばしいことなのか、もしくは果たして本当に加盟国になれかはまだ
未知数だともいえる。
いつもの枕詞は中国包囲網という大義が乗っかる日本の政治と経済、集団的自衛権を論議するには
お誂え向きの題材としてフィリピン、ベトナム、対中国との軋轢は現実味と緊張感がある。
対中国の論点を躱すための飛躍した議論としての海外派兵の問題がすぐ目の前に存在しているのだから、
空と思った大風呂敷を広げたつもりが中身がぎっちりと詰まっていたような驚きようだ。しかもこのタイミング。
2010年の尖閣諸島中国船衝突事故では水面下で仙石官房長官が交渉し、中国人船長を送り帰したことで、
何故、送り帰したのか?、民主党は弱腰だと、強い批判をおこし、自民党政権奪取に一役かった日本の右傾化思想、
だがしかし、中国戦闘機の急接近行為に続き、ベトナムでも問題を起こし、かなり強い姿勢を崩さない中国、
東欧でのウクライナ問題が収まらないうちからアジアでも問題が起こるとなると米国を中心とするNATOの存在意義が
問題視されると、またややこしくなりそう。
菅官房長官の対応は仙石さんの時とは対照的に中国に批判を浴びせた、さてどうなるものか、傍目八目でいよぉー
この問題がでっかくなったら、ドキドキものだよ。