もはや、考える余地のない選択の問題、3.11からの原発事故の影響で
日本はフランスのような原発推進により今の電力生産にかかった費用をもとに
レートベース式による料金に保険料をプラスした原発推進型に傾倒するか
FIT制度によりドイツのような再生エネルギーによって生産された電力を
高値で買い取りその料金を電気代に上乗せするシステムを選択するかです。
フランス式
電力生産にかかったコスト+原発の保険料
ドイツ式
電力生産にかかったコスト+再生エネルギーの買い取り
このどちらかを選択しなくてはいけない。
米国は原発燃料を販売する側の国ではありますが、オバマ大統領は
ドイツ式の再生エネルギー開発を進める道を選びました。
フランス式とドイツ式の併用も可能ですが、今の自民党政府は強くフランス式を採用する
傾向が強いです。
しかもこれは日本のエネルギー問題がスムーズに進んでいる場合のお話です。実は今の日本の
現状はこの2者択一の段階から更に下の状態にあります。まるで電力事業を行政的な
国家事業の取り組みで発展的に捉えて原発事故の問題を扱っているような印象を受けますが
日本はその前段階での取り組みによるエネルギー問題の土台さえも築いていないのです。
このような状態で電力エネルギー問題を議論しろと言われても無駄なような気もしますが
『美味しんぼ』の問題のように原発事故被害から目を背ける為にテーブルの上に載せている
ようにも感じます。何時の間にか福島の問題は未来志向である事が当たり前となり、後ろ向きに
原発やエネルギーの問題を顧みる事も許されないようです。
今の日本の原発推進派が行っている事は、フランスのような原発発電先進国ではなく、最終処分場も
なく、安全稼働への道筋も不安定な綱渡り政策で再稼働へ向けて進んでいる。
石破茂の「どこにも廃炉の計画が無いのに処分場がなぜ必要なのか?」のコメントは未だに私の
気に係る日本のエネルギー問題における政府自民党に対するシコリとして残っているのである。
日本はフランスのような原発推進により今の電力生産にかかった費用をもとに
レートベース式による料金に保険料をプラスした原発推進型に傾倒するか
FIT制度によりドイツのような再生エネルギーによって生産された電力を
高値で買い取りその料金を電気代に上乗せするシステムを選択するかです。
フランス式
電力生産にかかったコスト+原発の保険料
ドイツ式
電力生産にかかったコスト+再生エネルギーの買い取り
このどちらかを選択しなくてはいけない。
米国は原発燃料を販売する側の国ではありますが、オバマ大統領は
ドイツ式の再生エネルギー開発を進める道を選びました。
フランス式とドイツ式の併用も可能ですが、今の自民党政府は強くフランス式を採用する
傾向が強いです。
しかもこれは日本のエネルギー問題がスムーズに進んでいる場合のお話です。実は今の日本の
現状はこの2者択一の段階から更に下の状態にあります。まるで電力事業を行政的な
国家事業の取り組みで発展的に捉えて原発事故の問題を扱っているような印象を受けますが
日本はその前段階での取り組みによるエネルギー問題の土台さえも築いていないのです。
このような状態で電力エネルギー問題を議論しろと言われても無駄なような気もしますが
『美味しんぼ』の問題のように原発事故被害から目を背ける為にテーブルの上に載せている
ようにも感じます。何時の間にか福島の問題は未来志向である事が当たり前となり、後ろ向きに
原発やエネルギーの問題を顧みる事も許されないようです。
今の日本の原発推進派が行っている事は、フランスのような原発発電先進国ではなく、最終処分場も
なく、安全稼働への道筋も不安定な綱渡り政策で再稼働へ向けて進んでいる。
石破茂の「どこにも廃炉の計画が無いのに処分場がなぜ必要なのか?」のコメントは未だに私の
気に係る日本のエネルギー問題における政府自民党に対するシコリとして残っているのである。