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日本W杯初戦、コートジボアール戦予想

2014-06-14 20:08:16 | スポーツ
日本(48位)対コートジボアール(17位)
6月15日10:00 レシフェ

コートジボアールは代表選手のほとんどがヨーロッパリーグで活躍する個人能力の高い選手ばかりです。
そのなかでもヤヤ・トゥーレ選手がアフリカ最優秀選手にも選ばれ2014年の英国プレミアリーグのベスト11に
選ばれるほどの実力者揃いです。通称エレファンツ
あのフィリップトルシエ元日本代表監督が日本に来る前指揮を振るった経験もある国。ドログバ選手は彼の
存在を覚えているようです。
監督はフランス人のラムーシさんで日本のザッケローニ監督とはインテルミラノ時代に選手として関わっております。
何かとフットボールでは縁の深い両国です。
現役時代の元日本代表の中田英寿選手がイタリア・セリエA時代に尊敬できる選手として名前が挙がっていたラムーシ選手
ですが現役時代は堅実なプレーが持ち味の選手でした。

DFのボカ選手はドイツ・シュトゥットガルド時代の日本代表の岡崎選手とチームメイトです。
FW右サイドで攻撃の起点となるカルー選手はフェイエノールト時代の小野伸二選手とチームメイトです。
背番号10番を背負うジェルヴィーニョ選手(ASローマ)はチームをまとめる重要な役割です。
ドログバ選手は言わずと知れた注目選手ですが若干齢を重ねて往年の活躍ができるか不安視されています。

フォーメーションは4-5-1と日本とよく似ていて右サイドアタックからFW左サイドの選手が中に入りセンターを
固めるパターンが多いです。ゴール前には長身フォワードのドログバ選手がいます。
カウンターによる攻撃では左サイドは中に入らずそのまま上がってドログバ選手にセンターリングを上げることも
できます。

コンディションは中心選手のヤヤ・トゥーレ選手が怪我をしており万全ではありません。それ以外は大きな問題は
現在ありませんが、W杯初戦の日本戦ではヤヤ選手も強行出場する見込みのようです。
組織力に課題を抱えており、守備ではシュートに気を取られる選手が多いです。セカンドボールの扱いと反応が
ルーズボールを持て余すケースが偶にあります。あとはサイドの深い位置まで攻め込まれ、角度のないところからの
失点が多いです。 これまでの日本代表の戦い方を見てみるとサイドの深い位置までボールを持ち込むケースは少ないので
コートジボアール戦用のフォーメーションがあっても良いかなと思えます。

ゴール前のFWドログバ、司令塔で中央でボールをキープするヤヤ、右サイドで切り込むカルー選手のトライアングルが
攻撃の要となりますが、なんにせよサイドの選手の足が速いので、ロングパス一本でDFの後ろにボールが入ってしまうと
あっという間に相手の攻撃に持って行かれます。これはサイドDFの長友選手と内田選手が対応が忙しくなります。
特に左サイドの長友選手はカルー選手とのマッチアップですので警戒が必要です。

日本代表はこれまでの戦歴を見てみるとクラブチームではセントラルの位置でプレーしているが代表では
もう少し攻撃的な位置でプレーをする守備的な意識を持った選手に対して弱いです。前回のW杯ではオランダの
スナイデル選手に苦しめられたように今回はヤヤ選手がそのような起用法でプレーします。下がり気味の位置で
ボールキープが出来てキック力があるMFの選手ということになりますが、そのマークが長谷部選手か遠藤選手になります。
でもヤヤ選手が怪我をしているので何とかなるかな。

次に注意しなくてはいけないのは左サイドのカウンター攻撃です。
10番のジェルヴィーニ選手はここ最近でワンアシスト・ワンゴールを代表戦で決めて調子を上げてきています。
クラブチームも名門ACローマに移籍して活躍する機会が増えています。彼のプレーはチャンスとみるとグイグイと
猪突猛進でゴールエリアに前進してきます。パスはあまりないです。前進したら次はセンターリングかシュートと
得点に直接絡む働きをします。1対1が得意で内田選手かボランチの左側の選手が対応することになります。
攻め込まれないように高い位置からのディフェンスので対処する必要がありそうです。

攻撃の面ではDFラインを作るとこまでは器用に熟しますがその後が続かないので、早めの2人目、3人目の攻撃参加で
ビルドアップしていけばチャンスは開けるものと思う。攻撃の足がかりとなるFWの選手の楔となるポストプレーを
生かすシーンが増えればシュートの本数も伸びると思われる。あとは決定力次第。

今のザックジャパンには以前のように決定力で悩むようなチーム状況には陥っていない。ワントップ型のFWに
攻撃的MFを3枚揃えて攻撃に厚みを持たせることでどこからでも点が取れるようになっている。しかし攻撃陣の
問題はポジションチェンジについて、香川が中央に居れば本田の位置が難しい。シャドーとして本田が前に出るしかない。
そうすると左サイドの一列目が空いてしまう、動きのある攻撃が持ち味の日本の組織的な攻撃にムラが出る時に
ディフェンシブの選手にカバーしてもらった後にカウンターさえ喰らわなければ良しとしよう。

その点岡崎はオールマイティに動けるので安心して見られるが不意に本田とのポジションチェンジで中央に位置したとき
クラブチームの乗りで前に出てしまえばいいわけだ。代表では前に出る前に本田の周りでパスを受ける側として
フィールディングしていればいい。今回の1.5列目のFW登録の選手はミッドの役割も重要な一人二役を熟すことが
要求される。コートジボアールは過去の戦歴でほとんどの試合で失点を期しています。90分で1点は取られる計算なので
得点は取れると思う。 もしもこの試合でスコアレスに終われば後々の戦いが相当厳しいものと思われる。

もしも敗因があるとするならば、セットプレーによるフリーキックでドログバ選手かトゥーレ選手にゴールを
許してしまうことです。これが最も危ないケースとして想定される。ドログバ選手のキック力は齢を取ったからと
言って侮れない、今でも高いDFの壁を撃破する破壊力を持っている。このキックでDF陣とGKが壊れなければ0封も
可能性が高い。しかし一試合での失点率同様に一試合で1点は必ず取ってくるようなチームでもある。

相手のチームディフェンスに攻めあぐねて1点しか取れない、自チームの守備が結果的に乱れて1点を許してしまう。
そんなチームですが、決して実力が低いわけではない。器用貧乏の逆で才能持不器用な感じだな。







コメント
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