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W杯ブラジル大会ギリシャ戦の見どころ

2014-06-18 20:32:09 | スポーツ
日本対ギリシャ10位
6月20日7:00ナタール
4-3-3

コンスタンティノス・ミトログル188㎝長身のセンターFWに頼る一択の攻撃パターン。
ゲオルギオス・サマラス左FW192㎝も居ますが、セカンドFW的な存在、囮になったり、ポストプレーを
するなど、最前線でポジショニングをすることを常としているわけではないようです。日本のディフェンス陣に
とっては長身のサマラス選手の方が前線に残る方が試合は難しくなると思うのですが、トップはミトログル選手と
なっています。FWというよりは左サイドの司令塔の役割をしていると思った方が全体的プレーを理解できます。

堅い守りからのカウンター攻撃を主体としているのですが、初戦のコロンビア戦では3-0とあっけなく敗戦した。
多くの場合ミトログルにまでボールが回らず、ほとんど得点チャンスにも絡めなかった。そもそもミトログル選手の
プレー動線の方向は単調で足元のボールキープに気を取られ過ぎているようだった。その為に周りの選手を
無駄にしてしまっていた。

トップのFWでボールが貰えないのは致命傷の試合展開。ギリシャチームは前線へのパス供給先のミトログル選手の
マークに余念の無い厳しいコロンビアディフェンス陣を前に攻めあぐねるシーンが度々あった。2列目から一列目へ
ボールをつなぐ手段が最後まで探せず仕舞いでコロンビア戦の試合が終わった。

トリプルボランチとも見られる守備的なMFを揃えてるのでパサーが確立していない、サイドのスペースに入る込む選手が
FW登録の選手であるのは、実質的には3トップではなくワントップの高い位置でのサイドMFの役割にサイドアタックによる
攻撃陣の切り込みによって試合がつくられる。

日本は初戦のコートジボアール戦を落として臨むワールドカップ第2戦のギリシャ戦ですが、FIFAランクでは高い位置を
キープしているので侮れない相手だ。前評価は低いもののギリシャも初戦を落としているので、モチベーション的には日本と
似たようなチーム状態での対戦することになる、このFIFAランキング12位と日本の46位の差が試合でどのように表れるかが
問題となるでしょうな。

今回のワールドカップで良い結果を出しているチームには共通点があり、DF陣がボールを奪ってから
攻撃につなげるまでのパスが非常に少ないのである。前回のアフリカ大会のパス主体のチーム構成で優勝したスペインの
ような攻撃スタイルのチームは苦戦を強いられている。
どちらかといえば、リーガ・エスパニョールよりも英国プレミアリーグの戦い方に似ているのです。

前線高い位置にに3人のMFを置くザックジャパンにとってはトリプルボランチのように自陣の低いところで試合の展開を図る
スタイルにどのように対処するかが要点となります。
そこで現在マンチェスターユナイテッドに籍を置く日本代表香川選手の経験が
生きてくると思われる。彼は日本代表の試合ではなく、マンチェスターの試合のような働きをする必要がある。
要は左サイドではなく右サイドに入る必要がある。左サイドのFWにはもっと守備的な選手を置いて右サイドの高い位置で
活躍するようにしなくてはならない。

大胆なチーム編成をするのであれば、FWのトップには岡崎(右サイド) FWの中央には本田(中央) 右のFWに香川(左サイド)
左のFWに大久保(控え)もしくは守備的な選手を起用することが望まれる。(私の願望も含めて)

このように考えた結果ひとつの問題点が出てきた。左のFWのポジションと左のDFのポジションは香川と長友で固定して
来た日本代表にその中庸的な選手がそれほど見当たらないのです。左の選手は全員トップかトップ下との兼用ばかりで
戦術と戦術による選手ポジションが一体化している。 ここが問題点でもあるが、そこからが得点の可能性が高いのも事実
言ってしまえばギリシャ戦は選手の起用による打開ではなく、このままの戦術による選手起用に左から確実に得点チャンスを
産むことが大切だと思う。 手堅く行くのもいいが少し敢えて変えず強引な打開策を読んでも良いと思う。

相手ギリシャの左FWのサマラス選手は長身でしかも少し下がって守備やMFの仕事を幾つも熟すタイプの選手です。
バイタリティによるチームプレイを心掛けているのでチーム全体の強さにもなる。
ギリシャ戦は日本代表選手自身が最後までチームプレイを一番に望む試合をして欲しいです。

ミトログルとサマラス選手にボールが回らないようにすることが大切です。それほどパスが上手ではないので
相手のパスコースのパターンを勉強していれば勝てない相手ではない。高さで負けてしまうからと最初から弱点を
妥協的に容認する必要など無いのだ。ゴール前の高さの勝負でも勝ちにいかなくてはいけない。高さにつながるボールを
封じることが大切です。











コメント
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