15000に回復した日経株式、徐々にではあるが消費税増税の影響から立ち直りつつある。
黒田総裁の予見ではもっとも増税の影響が大きいと考えられている5月、6月の半分は過ぎた。
あとは今月を乗り越えれば、どうにか8%増税は凌げるとみているようだ。
問題は来年の10月からの10%増税ですが、そこは来年の事を話すと鬼が笑うので控えとく。
本日は水曜日ですが、大きな株式の動きはありません。普段ならいつもの日銀会合に合わせた
量的緩和政策が実施されるのですが、それは見当たりませんでした。おそらく黒田総裁の考えでは
増税の影響が大きくでる6月の月初めに緩和政策を行ったようです。
しかし問題なのは為替です。現在6月4日の為替は1ドル/102.50ほどで推移しています。この為替に
今の15000台ぎりぎりはどうしたものでしょうね。去年なら1ドル/100程度で推移していたように思います。
株価は15000台なのですが為替が102円ということで、去年より為替安が進行しているのですが、株価はさほど
上がらずということになります。 TPPを踏まえて貿易輸出による経常利益が上昇するとの考えは海外からの
輸入品による内需構造への負担を無視した経済観です。
為替の円安が進行したら、海外から物は買いにくくなりますが、輸出品は安く提供できるので、国内自動車産業は
自動車の輸出に弾みがかかるとの見方は、20年前の経済観、既に海外で生産された日本メーカーの自動車を国内に向けての
逆輸入がはじまってます。
このまま日本株式が低迷したらならば、去年2013年は「株高円安」であったのに対して今年は単なる
「為替円安」で終わってしまうかもしれない。そこがこの夏の経済の注目どころです。
黒田総裁の予見ではもっとも増税の影響が大きいと考えられている5月、6月の半分は過ぎた。
あとは今月を乗り越えれば、どうにか8%増税は凌げるとみているようだ。
問題は来年の10月からの10%増税ですが、そこは来年の事を話すと鬼が笑うので控えとく。
本日は水曜日ですが、大きな株式の動きはありません。普段ならいつもの日銀会合に合わせた
量的緩和政策が実施されるのですが、それは見当たりませんでした。おそらく黒田総裁の考えでは
増税の影響が大きくでる6月の月初めに緩和政策を行ったようです。
しかし問題なのは為替です。現在6月4日の為替は1ドル/102.50ほどで推移しています。この為替に
今の15000台ぎりぎりはどうしたものでしょうね。去年なら1ドル/100程度で推移していたように思います。
株価は15000台なのですが為替が102円ということで、去年より為替安が進行しているのですが、株価はさほど
上がらずということになります。 TPPを踏まえて貿易輸出による経常利益が上昇するとの考えは海外からの
輸入品による内需構造への負担を無視した経済観です。
為替の円安が進行したら、海外から物は買いにくくなりますが、輸出品は安く提供できるので、国内自動車産業は
自動車の輸出に弾みがかかるとの見方は、20年前の経済観、既に海外で生産された日本メーカーの自動車を国内に向けての
逆輸入がはじまってます。
このまま日本株式が低迷したらならば、去年2013年は「株高円安」であったのに対して今年は単なる
「為替円安」で終わってしまうかもしれない。そこがこの夏の経済の注目どころです。