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経常赤字を吹き飛ばす!

2014-07-30 22:32:44 | 経済
・日本の自動車会社トヨタが上半期の売り上げ台数が500万台を突破し好調振りを見せた。
・ソニーパナソニックジャパンディスプレイの3社が有機ELの共同開発を発表
・ホンダ民間ジェット機を販売開始

本日のgooHP経済トピックスにこの3つのニュースが並んだ。
トヨタにソニー、パナソニック、ホンダなどなど、時には叩かれることの多い日本企業の
目覚ましい活躍が紹介されていた。

自動車関連に置いてはこの好調振りを支えるのが世界で販売される自動車の24%は中国市場である
という大消費大国を相手にしたビジネスモデルを成就させた結果だろうな。
また、ホンダのジェット機に関してはステレス性能を持ち得たF15戦闘機の開発で注目を集めている
三菱重工のお株を奪うような活躍です。

アベノミクスにより経済活性化の影響と防衛大綱の見直しにより、国内企業の優劣性が逆転した。
領土問題を背景に右肩上がりを続ける国内軍需産業として経営の道筋を辿ってきた、三菱や三井、
東芝などはあまり元気がない。

防衛相の軍需により受注を受けて経営を支えてきた方針も既に成り立たないものになり、
その陰で防衛相関連の天下りが存在していたが、こちらも巡り巡って負の産物となりそうである。
三菱はこれまでの派遣社員の雇用を3年から無期に伸ばした。

国内企業を世界をマーケティングの対象として活躍する企業と国家予算を獲得して事業を行う企業に分けた場合
前者の世界で活躍する企業の業績が良い事は国際競争力に対抗しえる期待感を抱かせてくれる。
円安の影響の為に24か月連続で貿易による経常収支が赤字を記録しているさなかで逆境を退け、これだけの
結果を出せることに驚きが隠せない。 

その反面、このように活躍をして結果に結びつける企業が在る中で、この経常赤字の拡大が叫ばれるのは
世界市場では他企業は余程の負けを含んでいると思われる。TPPは始まる前から既に国内企業編成では
負け組を出してしまっている。

農業分野では自主流通米を通して生産販売して減反政策の補助金には頼らない農家と
減反政策の補助金を得てコメ農家を営む2つの種類に分けた場合も同様の事が言えると思う。

防衛予算も農業予算も悪質な政治家のバラマキ財政であったことは間違いがない。
農業畑で出世して防衛組として組閣された軍産の担い手三♯出身の自民幹事長石破茂の低能振りが伺える。

それに続き、元防衛大臣で現在TPPにおいては農水大臣を務める同じ三♯出身の林芳正議員の
何も出来ない感は彼が参議員であることで国会対策として選挙に影響し難くする構えだ。
閣僚に民間人を起用させたり、参議員を組閣することは政治に不可遡性を持たせる意味合いもある。
民主党時代に防衛大臣を民間人の森本氏採用を希望した防衛官僚の悪あがきは3.11でも民主菅直人総理時代にも発揮された。

農業、軍事、そして現在自民党幹事長職に就く石破茂は地方選でほぼ全敗を期して首が回らなくなっている。
9月の内閣改造の時には安全保障を担当する予定であるらしいが、こちらも経済と地方選同様にダメになるのだろうな。

24か月連続の経常赤字でも明暗を分けるこの国内企業の価値意識の違いに注目したい。
はっきり言って中国で売れなければただのアホな企業だ。ビジネスの世界を知らない貧乏神のような国内の右派だ。








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