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ベルギーでのテロ30人以上が犠牲に

2016-03-22 23:39:10 | 国内国際情勢
アワアワアワと慌てふためく人も多いかもしれない。IS絡みの攻防がEUを舞台に再び
燃え上がっている。

去年の11月にフランスのパリで起こったテロにより100人以上の犠牲者を出したが
今年に入ってロシアの政策を非難したベルギーが狙われた。

3月22日ベルギーの首都ブリュッセルで地下鉄と空港を狙ったテロが起こり30人
以上の死傷者を出した。イスラム教徒とみられるテロの首謀者と思しき人物が
身柄を拘束されている。


2015年10月31日
エジプト発ロシア・サンクトペテルブルグ行きのエアバスA321が空中爆発し墜落。
事件当初イスラム過激派のISが狙撃したと発表したが旅客機の飛行する高度から
地上からの狙撃は無理と判断され、原因は不明となっていたが、後にエジプトの
シシ大統領からこの事故はテロであったとの証言も出てきている。

2015年11月13日
フランスのパリで同時多発テロが起こり130人の死亡者を出した。このテロは
シリア内部からフランスに潜伏していたIS関連のテロ犯8名による犯行とみられ
メンバーの一部はベルギーのブリュッセルに逃亡していた。



2016年3月19日
UAE発ロシア行きのボーイング737型機が天候不良の為に墜落し乗客の60名全員が
死亡した。

2016年3月22日
ベルギーのブリュッセルでISとみられるテロ犯により地下鉄と空港が狙われ
30名以上の死亡者を出した。


この2つの事件が起こる数日前にベルギー元首相のヒ―・フェルホフスタットは
EUの安定の為にはロシアを止める必要があるとプーチンを批判していた。

ベルギーでのテロの後ロシアのプーチン大統領は「残忍なテロに断固反対」の姿勢を
見せている。決してベルギーに対して「ざまぁみろ」のような考えは持っていない。

一筋縄では行かないロシアとEUの関係。

恐らく、ベルギーの元首相のヒ―氏はロシアを批判したのではなく、こうした状況を
予想しており警笛を鳴らす意味でもロシア側の制止に踏み込んだものだと思う。

水面下では既にあらゆる事が交渉されているようだ。もしもこうした世界情勢を不安定に
させている原因がロシアの米国に対する強気な姿勢と判断するならば、ベルギーは
プーチンに対して大人になることを要求したかったのだろう。

どちらにせよ米国はそれ程話の相手には成らないだろう。






コメント
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