SMAP騒動の後引き

もぅある程度の結論は出てはいるのが、今の芸能ネタは不倫かこの話題が尾を引いて
いる。と言えばこれしかないSMAPの解散騒動です。

事の始まりがメリー喜多川氏の選考により次期社長候補を巡り娘のジュリー喜多川を
社長としてそれに歯向かう者を許さなかった結果がSMAPのマネージャーの飯島三智氏への

三行半の「SMAPを連れて出て行け！」だったはず。

それがSMAP独立騒動となり、世間を賑わせ結局は木村拓哉のジャニーズ事務所への
寝返りで元鞘に収まった結果が独立を強く求めた主犯格の中居が干され飯島マネージャー
がクビを言い渡された。

これで第一部は幕引きとなったがつかさず第二部が始まっていた。
時間が経つにつれて事態の側面や経過が明らかになり関心を寄せる人の根拠の無い
憶測を呼んで一体誰が勝者なのか解らなくなった。

大鉈を振るいSMAPの飯島Mを解雇し、娘のジュリーにお株を持たせたはずの事務所側が
今度は売れっ子のSMAPを潰したことで人気が低迷し始めている。

ジャニーズ事務所嫌いでSMAPのファンにとってはリベンジの又と無い絶好の流れになって
いるが当の本人達のSMAPのメンバーや飯島マネージャーは今でも辛酸を舐めている。

結論から言えば後２,３年は事務所とマネージャーが仲良くしておれば良かったのだろう
きっと社長のジャニ―氏も其れを望んでいたのかもしれない。

その為にジャニーズ事務所の関連会社としてのジェイドリームの重役に飯島マネの居場所を
作ったと考えれば物事がシックリとするがその優しさは今となっては一抹の空しさを覚える。

根本的な問題としてジャニーズ事務所はメリーのものでは無くジャニ―氏の経営だ。
メリー氏の事務所への関与は決して喜ばれたものではない、例え一族の経営と言えども
長年にわたり事務所から離れていたメリーの距離感が非常に近くなったのは異様な光景だ。

そこに息子同然としている近藤真彦の紅白のトリで出演は何も偶然では無いはず。

この独立騒動の前にスマップで紅白の司会を目指すと目標が定まっていたのがジュリー側の
嵐にお株を奪われ面白くは無いのを耐えた飯島マネのその努力と気持ちは認めるべきだ。

更に覆い被さるようにスマップを差し置き近藤真彦の紅白白組のトリに成りたいとの
ワガママがメリー氏を通じて罷り通っていたのならばそれは虐待に近いかもしれない。

飯島マネにとっては紅白の司会も白組のトリも事務所側に譲ったのだから、これだけ貢献
したのだからSMAPの独立を許して欲しいってのが本音だったのかもしれない。

2015－16の紅白歌合戦の後にジャニ―社長が「ベテランはもっと頑張って」と発言した。
明らかに飯島Mと事務所側のトラブルは社長から見てもマネージャーに軍配が挙がっていた。

嵐の紅白白組の司会は通用しても近藤真彦の白組トリは余りにも惨めに思えた。