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ベルギーでのテロ事件の犯人像。

2016-03-23 23:23:12 | 国内国際情勢
ベルギー・ブリュッセルの空港と地下鉄で起きたテロはこれまでも世界情勢を
不安定にさせてきたIS(イスラム・スンニ過激派)によるものだと報道されている。

そして前日のテロ発生時に当ブログでも書いたように実行犯の一人が身柄を拘束された。
と犯人逮捕とネット情報から得られたのだが、日付が変わって本日は実行犯の2人は
死亡し一人は身柄を拘束されていないと訂正された。

ベルギーでのテロの実行犯の処遇が二転三転し、どうも掴みどころがない。そして
改めてISやイスラム教徒などの実行犯の簡易表現を避けてイスラム・スンニ過激派と
正式名称を出してみたのだが、どうもしっくりと来ない。

今の世界情勢は中東地域でのISISと呼ばれていたスンニ派のバクダーティー率いる武装
集団と同一視する事に大分ギャップが生じている。

中東以外の地域で「IS」と印を押されたテロ活動を見ていると果たして本当に
「IS」なのか疑わしく思えてくる。

少なくともISILまたはISISと呼ばれていた時はその命名の由来としてシリアとイラクに
イスラム国を作る為の武装集団であったはずだ。

しかしフランスのテロや今回のベルギーでのテロから必ずしもその命名の本質を持って
いなくてもイスラム系の名前から第一印象で「IS」と呼ばれているのではなかろうか。


事の始まりのシリア内戦で米国はシリア自由軍を支持してロシアと関係を深める
アサド政権の政府軍を批判していたはずだ。

サリンの使用を巡っても国連の調査でシリア政府軍が使用したという情報は覆された。

日本人で人質となった後藤健二に湯川はるなもシリア自由軍からスパイ容疑で捕まり
何故かISISのジハーディージョンに殺害された。

最悪の場合米国が中心となって作り出したスクラブは
シリア自由軍からISILに名前を変え、更にはISと簡易表現になり、ついには形ある
組織を捨ててEUで暴れる一つのイスラム系のテロイズムと変貌したようだ。










コメント
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