まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

就活支援サークル 「Glow Lamp」 発進

2010-07-17 22:31:30 | お仕事のオキテ
一昨日は柳津中学校での講演会のあと、学生たちとの飲み会がありました。

私なんとまたサークルの顧問を引き受けてしまったのです。

先月急に経済経営学類の学生さんから電話が来て、

サークルを起ち上げたいので話を聞いてほしいとのことで、

いちおう話を聞いてみたところ、まあしゃあないかなあという気になり、

引き受けることにいたしました。

発起人である4年生の彼は、何枚かの企画書を携えてやってきました。

なぜこういうサークルを起ち上げようとしているのか、

設立してじっさいにどんな活動をしようとしているのか等、

とてもわかりやすいプレゼンでした。

本人もやっと内定が決まったばかりなのですが、

自分が就活に相当苦労したので、

それを支援できるような団体が必要だと思ったとのことです。

フツーは自分さえ就職できればそれでもう就活のことなんて忘れて、

自分の卒業のこと (とりわけ卒論) に集中してしまうだろうと思いますので、

後輩たちの支援をしたいなんて見上げたもんです。

もちろん大学でもいろいろな形で就職支援をしていますが、

例えば、福島から東京まで就職活動に出かけていく学生たちに、

バスをチャーターして交通費を少しでも浮かせてあげようみたいな支援は、

福島大学ではまだ行っていません。

そうした、じっさいに就活をした本人たちにしかわからないような、

さまざまなニーズに応えていく活動をしたいとのことです。

先日、初めての就活セミナーを開催してみたところ、

予想に反して20名を超える参加者があったそうです。

学生たちの関心の高さがうかがえます。

大学生活が就職のための準備一辺倒になってしまうのはいかがなものかと思いますが、

現実にこういう厳しい状況の中では、このような活動も必要なのでしょう。

学生たちの中から自発的にこういう動きが出てきたことは歓迎したいと思います。

Glow Lamp というのは、最近あまり見かけなくなりましたが、

蛍光灯の横についている、蛍光灯を点灯させるための放電管のことです。

みんなを明るく光らせてあげるための、

ほんのちょっとしたピカリと光る活動という意味だそうです。

若干レトロですが、なかなかいいネーミングです。

このネーミングが気に入って顧問を引き受ける気になったといってもいいかもしれません。

起ち上げの飲み会には4年生が6人、

そして、これから自分が就職活動をしなきゃいけないという下級生も1人来ていました。

このサークルの趣旨からして、基本的なメンバーは4年生になるんでしょう。

サークル活動をどうやって維持していくのか心配はありますが、

初代のメンバーはみんなひと癖もふた癖もある人たちばかりで頼もしいかぎりでした。

なんとか彼らなりの道を切り拓いていってくれることと思いますので、

暖かく見守っていきたいと思います。