7回通って計14コマ講義してきた相馬の看護学校の講義が今日で終了しました。
毎回2コマ続きで、しかもほとんど 「死」 の問題ばかり扱うというヘヴィな内容に、
最後までお付き合いいただきまして誠にありがとうございました
。
最後のワークシートから 「哲学」 の授業全体に対する感想部分をいくつかご紹介しておきます。
「哲学の授業を通して、始めはとてもかたくるしい授業なのかと思っていたけど、人間の特徴や生と死、SOLとQOLなど幅広くわかりやすく授業していただいたので退屈することなく取り組めました。ワークシートに書くことで自分の考えをまとめられるので、あとからみても思いだせてよかったです。短い間でしたがありがとうございました。」
「『哲学』 の授業は久しぶりにたくさんの板書をしたと思います。もともと字をかくことが好きなのでとても楽しく、それにプラスで自分に知識がついていくことが楽しかったです。また、先生の最初の方におっしゃっていた、『書き留めなければ何も起こらなかったも同じこと』 という言葉がとても印象的だったので、今からでも書き留めることをしていきたいです。」
「哲学を受けてみて、今まで、意識をあまりしない様な、死について、少し理解することができた。自分の意見を言えることも大切だけど、聞くことも大切であると感じることができた。授業をうけて、家族とも、死の話し合いをしなくてはいけないと思いました。書いたり、自分の考えを読んだり、聞いたりすることが多い授業でしたが、他人の意見をきくことで、より深く学べたと思います。7回と短い間でしたがありがとうございました。」
「最初は 『哲学』 と聞いて正直つまんなそうやむずかしそうといった哲学に対して勝手なイメージをもっていました。しかし、授業を受けると、私たちの身の回りは哲学にあふれているんだなと思うことができました。私は普段あまり深く考える方ではないのですが、授業で深く考えてみて楽しかったのでこれからは物事をいろんな視点から、深く考えていきたいと思います。」
「哲学を学び、常識に疑問を持っても変なことではないと考えることができたのが私にとって大きかったです。ありがとうございました。」
「今まで 『死』 に対して深く考えたことが少なかった。今回の授業を通して自分自身の死に対する考えに向き合うことができました。『当たり前』『普通』 という捉え方をするのではなく、色々な視点で今後も様々なことに対して考えていきたいと思います。」
「死について、自分の死、自分以外の人の死、死ぬってどういうことか、死の選択……など自分で考え、また先生やクラスメイトの考え方を知り、本当に1人1人思いも考え方も違うのだなと思いました。自分と周りが違うということ、自分の考えはあくまでも自分の考えだということ、周りの人の考えを知ることで周りの人を受け入れやすくなったように思います。また、授業はとても楽しかったです。考えることは楽しいです。……ただ答えが出ないことがたまに苦しいと感じます。」
「哲学の授業では、普段考えない 『死』 について深く考えることができました。これからの生活、1日1日を大事にしていこうと思いました。とても分かりやすく、楽しい授業でした。ありがとうございました。」
「自分は哲学がわかりませんでした。ただ、小野原先生の授業を聞くことで、患者さんに対する意識や自分、家族に対する意識が変わってきました。これから実習があるので、哲学の授業で学んだことを生かして、実習を頑張りたいと思います。今までありがとうございました。」
「哲学はとても難しくて、面倒なものだと思っていたけど、勉強してみて、『死』 や 『生』 など答えを決められない、あるいは決めるべきではないものだが、必ず生きるうえで必要なものについて深く考えるものだとわかった。また、看護職を目指すためには、避けて通れない内容を、『自分はどうなんだろう?』 と自分におきかえて考えることも大切なんだなと感じた。この哲学の授業は、私にとって人生の視野を広げるような学びの不快時間だった。毎回、納得・共感することがあった。私は 『死』 について考えることを避けていた部分があるが、哲学の授業で 『死』 は悲しいだけではないと感じることができた。ありがとうございました。」
「『哲学』 全体の感想は、『死』 に対することが多くとても悩むことが多かったですが、告知の話や安楽死の話は私にとって学んでよかったと思うものでした。将来は、緩和ケアの認定看護師をとりたいと考えていて、哲学はとてもためになったと感じます。ありがとうございました。」
「哲学の授業をきいて、以前は死生観についてわからなくてレポートに困っていたのですが、死について考えることで自分なりに少し深まったと思います。患者目線、医療者目線、看護師の目線からプリントのテーマについて考えることができ、いろいろな考え方ができました。自分だったら延命治療はしないけど家族側だったら延命治療してほしいなど、矛盾が生じることも多かったです。死について考えるのはまだ早いかなと思っていたのですが、Death Education の話など聞いて、早いうちからよく考えていたり、家族と話し合うことは大切なことかなと思いました。」
「哲学がとても楽しかったです。他の学校で哲学を学んだ友人に誇らしげに話すとうらやましがられました。ただ、学んだこと全て友人と一気に話したら、他の学科 (看護ではない) のためかとても内容が重いと言われたので、注意しながら話さなければいけないと思いました。私は死について考えることが嫌ではなく、むしろ死とはありがたいなあ、と思っていました。死んだらどうなるのかな、や自分が死ぬときはなど、幼い頃からあまりにも言うために、変とは言われていたのですが、哲学でたくさん考えることができ、すっきりしました。ありがとうございました。」
「哲学と看護は似ている…というか、ほぼイコールでつながっているのだなと思いました。哲学の授業は楽しかったです。2コマ続きでもたえられました。考えることって、大変だけど楽しいって思えました。まさおさまが私たちの顔と名前を覚えようとしてくれたこと、ワークシートに書きこみをしてくれたことも、『私達のことをしっかり見てくれている』 と思い、うれしかったです。ありがとうございました。単位ください。」
そういえば今日の授業中、教卓に 「わいろ」 のチョコレートが置かれていました。
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チョコレートは有り難く頂戴いたしますが、残念ながらこれで単位をあげることはできません。
第1回めの授業で配付した 「レポート作成要領」 に則って、
「哲学」 の授業でどこまで考えを深めることができたのかをレポートで思う存分表現してください。
哲学と看護はほぼイコールでつながっているのですからいくらでも書くことはあるはずです。
指定枚数ギリギリではなく、私が読み切れないくらいたくさん書いてくださいね。
これから実習だと思いますが、忘れてしまわないうちにこの週末のうちに書いてしまいましょう
みんなの力作を期待しています。
毎回2コマ続きで、しかもほとんど 「死」 の問題ばかり扱うというヘヴィな内容に、
最後までお付き合いいただきまして誠にありがとうございました
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最後のワークシートから 「哲学」 の授業全体に対する感想部分をいくつかご紹介しておきます。
「哲学の授業を通して、始めはとてもかたくるしい授業なのかと思っていたけど、人間の特徴や生と死、SOLとQOLなど幅広くわかりやすく授業していただいたので退屈することなく取り組めました。ワークシートに書くことで自分の考えをまとめられるので、あとからみても思いだせてよかったです。短い間でしたがありがとうございました。」
「『哲学』 の授業は久しぶりにたくさんの板書をしたと思います。もともと字をかくことが好きなのでとても楽しく、それにプラスで自分に知識がついていくことが楽しかったです。また、先生の最初の方におっしゃっていた、『書き留めなければ何も起こらなかったも同じこと』 という言葉がとても印象的だったので、今からでも書き留めることをしていきたいです。」
「哲学を受けてみて、今まで、意識をあまりしない様な、死について、少し理解することができた。自分の意見を言えることも大切だけど、聞くことも大切であると感じることができた。授業をうけて、家族とも、死の話し合いをしなくてはいけないと思いました。書いたり、自分の考えを読んだり、聞いたりすることが多い授業でしたが、他人の意見をきくことで、より深く学べたと思います。7回と短い間でしたがありがとうございました。」
「最初は 『哲学』 と聞いて正直つまんなそうやむずかしそうといった哲学に対して勝手なイメージをもっていました。しかし、授業を受けると、私たちの身の回りは哲学にあふれているんだなと思うことができました。私は普段あまり深く考える方ではないのですが、授業で深く考えてみて楽しかったのでこれからは物事をいろんな視点から、深く考えていきたいと思います。」
「哲学を学び、常識に疑問を持っても変なことではないと考えることができたのが私にとって大きかったです。ありがとうございました。」
「今まで 『死』 に対して深く考えたことが少なかった。今回の授業を通して自分自身の死に対する考えに向き合うことができました。『当たり前』『普通』 という捉え方をするのではなく、色々な視点で今後も様々なことに対して考えていきたいと思います。」
「死について、自分の死、自分以外の人の死、死ぬってどういうことか、死の選択……など自分で考え、また先生やクラスメイトの考え方を知り、本当に1人1人思いも考え方も違うのだなと思いました。自分と周りが違うということ、自分の考えはあくまでも自分の考えだということ、周りの人の考えを知ることで周りの人を受け入れやすくなったように思います。また、授業はとても楽しかったです。考えることは楽しいです。……ただ答えが出ないことがたまに苦しいと感じます。」
「哲学の授業では、普段考えない 『死』 について深く考えることができました。これからの生活、1日1日を大事にしていこうと思いました。とても分かりやすく、楽しい授業でした。ありがとうございました。」
「自分は哲学がわかりませんでした。ただ、小野原先生の授業を聞くことで、患者さんに対する意識や自分、家族に対する意識が変わってきました。これから実習があるので、哲学の授業で学んだことを生かして、実習を頑張りたいと思います。今までありがとうございました。」
「哲学はとても難しくて、面倒なものだと思っていたけど、勉強してみて、『死』 や 『生』 など答えを決められない、あるいは決めるべきではないものだが、必ず生きるうえで必要なものについて深く考えるものだとわかった。また、看護職を目指すためには、避けて通れない内容を、『自分はどうなんだろう?』 と自分におきかえて考えることも大切なんだなと感じた。この哲学の授業は、私にとって人生の視野を広げるような学びの不快時間だった。毎回、納得・共感することがあった。私は 『死』 について考えることを避けていた部分があるが、哲学の授業で 『死』 は悲しいだけではないと感じることができた。ありがとうございました。」
「『哲学』 全体の感想は、『死』 に対することが多くとても悩むことが多かったですが、告知の話や安楽死の話は私にとって学んでよかったと思うものでした。将来は、緩和ケアの認定看護師をとりたいと考えていて、哲学はとてもためになったと感じます。ありがとうございました。」
「哲学の授業をきいて、以前は死生観についてわからなくてレポートに困っていたのですが、死について考えることで自分なりに少し深まったと思います。患者目線、医療者目線、看護師の目線からプリントのテーマについて考えることができ、いろいろな考え方ができました。自分だったら延命治療はしないけど家族側だったら延命治療してほしいなど、矛盾が生じることも多かったです。死について考えるのはまだ早いかなと思っていたのですが、Death Education の話など聞いて、早いうちからよく考えていたり、家族と話し合うことは大切なことかなと思いました。」
「哲学がとても楽しかったです。他の学校で哲学を学んだ友人に誇らしげに話すとうらやましがられました。ただ、学んだこと全て友人と一気に話したら、他の学科 (看護ではない) のためかとても内容が重いと言われたので、注意しながら話さなければいけないと思いました。私は死について考えることが嫌ではなく、むしろ死とはありがたいなあ、と思っていました。死んだらどうなるのかな、や自分が死ぬときはなど、幼い頃からあまりにも言うために、変とは言われていたのですが、哲学でたくさん考えることができ、すっきりしました。ありがとうございました。」
「哲学と看護は似ている…というか、ほぼイコールでつながっているのだなと思いました。哲学の授業は楽しかったです。2コマ続きでもたえられました。考えることって、大変だけど楽しいって思えました。まさおさまが私たちの顔と名前を覚えようとしてくれたこと、ワークシートに書きこみをしてくれたことも、『私達のことをしっかり見てくれている』 と思い、うれしかったです。ありがとうございました。単位ください。」
そういえば今日の授業中、教卓に 「わいろ」 のチョコレートが置かれていました。
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チョコレートは有り難く頂戴いたしますが、残念ながらこれで単位をあげることはできません。
第1回めの授業で配付した 「レポート作成要領」 に則って、
「哲学」 の授業でどこまで考えを深めることができたのかをレポートで思う存分表現してください。
哲学と看護はほぼイコールでつながっているのですからいくらでも書くことはあるはずです。
指定枚数ギリギリではなく、私が読み切れないくらいたくさん書いてくださいね。
これから実習だと思いますが、忘れてしまわないうちにこの週末のうちに書いてしまいましょう
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みんなの力作を期待しています。