この記事には気色悪い画像が含まれています。
食事前の方やショックに弱い方は閲覧には十分ご注意ください。
先々週ナゾの腹痛に襲われ、せっかくの相馬でランチを食べられず、
そのまま病院に直行したことをご報告しました。
病院ではその場でエコー検査をしてもらいましたが、特に大きな疾患は発見されませんでした。
胃炎や胃潰瘍などはエコー検査では見つけられないそうで、
それらを調べるためには内視鏡検査 (いわゆる胃カメラ) が必要だそうです。
実は私、胃カメラを呑んだことがありません。
もうずいぶん前から健康診断の際に内視鏡検査を勧められていましたが、
死ぬほど苦しかったとか、人生で一番ツラかったとか、その手の経験談しか聞いたことがなく、
そこまで侵襲的な検査に手を染める気にまったくなれなかったのです。
しかし今回はきっとそういう話になるんじゃないかなあという予感はしていました。
もういい歳ですしね。
だからこそ 「ある物」 が置いてあるところをあらかじめ探してあの病院に行ったわけです。
「ある物」 というのは経鼻内視鏡のことでした。
口から胃カメラを呑むのではなく、鼻から胃カメラを入れるというやつです。
こんな感じですね。
経口内視鏡よりもはるかにラクだという噂を聞いていたので、
どうしても胃カメラということになったらぜひ経鼻内視鏡にしたいと思っていたのです。
なぜラクかというと2つの理由があるようです。
こちらです。
ひとつはそもそも管が細いということ。
実際、「クリニック21」 には経口内視鏡と経鼻内視鏡の両方が備えられていましたが、
たしかにこの写真にあるとおり、誰が見ても明らかなくらい太さが違っていました。
そしてもうひとつは舌に当たらないということだそうです。
こればかりは両方経験してみないと違いはわからないでしょうが、
あのぶっといのを口から突っ込まれたらそりゃあ吐きそうにもなるでしょう。
というわけで臆病者の私としては、どうしてもやるとなったら経鼻がいいと思っていたのです。
調べてみるとだいぶ普及してきているようで、福島市にもけっこう置いてある病院はありました。
そのなかから我が家に一番近い病院を選んで行ったわけです。
エコー検査のあと、私が一度も内視鏡検査をやったことがないと言うと、
ではせっかくですからやっておきましょうということになり、
そう来るだろうと思って経鼻内視鏡がある病院を選んでこちらにうかがったんですと応ずると、
先生は、オッ、そこまで知っていたのか、こいつやるな、という顔になって、
では経鼻でということですぐに予約を取り、翌週5日後に検査を行うことになりました。
それまでに処方された薬で腹痛が完治してしまったら、
せっかくの胃カメラがまったくのムダになってしまいますが、
何にせよ一度は内視鏡検査をやっておいたほうがいいのだろうと覚悟を決めました。
案の定、ちょうど薬を5日分のんだらきれいさっぱり腹痛は治まっていましたが、
もはやいたしかたありません。
胃カメラを呑む当日がやってきてしまいました。
検査の12時間前から飲食は禁止でしたが、それは大した試練ではありませんでした。
飲酒禁止とも言われませんでしたが、わざわざ飲む気にもなりませんでしたし…。
当日は、まずは消泡剤というんでしょうか、白い液体を飲まされました。
それでしばらく放置されてから、検査室に通されました。
そこのベッドの上で、消泡剤を胃全体に行き渡らせるために、
横になったまま2、3度自力でぐるぐる回らされました。
それから、どちらの鼻がよく通っているか聞かれ、そちらの鼻にスプレーされます。
そのあとジェル状のものを鼻の穴のなかに塗られました。
そのどちらか (あるいは両方?) が麻酔だそうです。
塗布後、ほとんど時間を置かないまま短めのチューブが差し込まれます。
鼻のけっこう奥まで差されましたが大した痛みはありませんでした。
しばらくしたらそれを抜き、次は胃カメラと同じ太さのものですと言われ、
また別のチューブを差し込まれました。
これも先のものと同じで、大して苦しいものではありません。
これもそれほど時間の経たないうちに抜かれて、いよいよ本番です。
あの経鼻内視鏡のチューブが鼻から挿入されていきます。
万年鼻づまり気味の私は鼻を通るところを一番恐れていましたが、
鼻は意外とあっさり通り抜けてくれました。
それよりもノドを通るときが一番ツラかったです。
ちょうどのどチンコの内側あたりでしょうか。
けっこうむせ返ってしまいましたが、それよりも痛いという感じでした。
ゲホゲホしたのはほんのしばらくの間だけで、
そこから先は食道も胃も特に何も感じませんでした。
ただ胃カメラが入っているあいだずっと、のどチンコの内側のあたりに軽い痛みはありました。
経鼻内視鏡の場合、鼻から入っているのでずっと会話ができ、
あとは先生とモニターを見ながら説明してもらったり質問したりして検査していきました。
これは帰りがけにもらった写真ですが、こんな感じの映像ですね。
【ここから先、閲覧注意!】
ワン
トゥー
スリー
一番最初に一番奥まで突っ込んで、十二指腸のあたりを検査し、
そこから胃の出口、胃の中、胃の入口へと戻ってきて、最後に食道を見ておしまいです。
経口内視鏡のほうがカメラが大きいので検査時間は短くてすむそうです。
経鼻の場合は一度に映る範囲が狭いので、カメラをあっちこっちに動かして時間がかかるそうです。
そうして診てもらった結果、慢性胃炎とポリープが複数確認されました。
ポリープは良性だそうですが、それがあちこちにありました。
腹痛の原因はこれらの胃炎とポリープだったんだろうということになりました。
ストレスを感じたことのない私ですから、
まさか自分の胃の中に胃炎やポリープがあるとは思っていませんでした。
調べてみるもんですね。
そして、先生によるとどうも私の胃はピロリ菌が居そうな胃だとのことでした。
そうです、今はやりのヘリコバクター・ピロリですね。
それなら納得いきます。
暴飲暴食ばかりでろくな食生活送っていませんからね。
ストレスよりは菌に冒されていると言われたほうが私らしい気がします。
というわけで採血されてピロリ菌の検査もすることになりました。
その結果は後日出ることになっていますので、結果が出次第またご報告いたします。
ちょっと苦しかったけど、ブログネタとしていつまでも引っ張れてうれしいです
とにかく、生まれて初めての胃カメラは、
経鼻にしたから痛みも軽微ですんだというご報告でした。
食事前の方やショックに弱い方は閲覧には十分ご注意ください。
先々週ナゾの腹痛に襲われ、せっかくの相馬でランチを食べられず、
そのまま病院に直行したことをご報告しました。
病院ではその場でエコー検査をしてもらいましたが、特に大きな疾患は発見されませんでした。
胃炎や胃潰瘍などはエコー検査では見つけられないそうで、
それらを調べるためには内視鏡検査 (いわゆる胃カメラ) が必要だそうです。
実は私、胃カメラを呑んだことがありません。
もうずいぶん前から健康診断の際に内視鏡検査を勧められていましたが、
死ぬほど苦しかったとか、人生で一番ツラかったとか、その手の経験談しか聞いたことがなく、
そこまで侵襲的な検査に手を染める気にまったくなれなかったのです。
しかし今回はきっとそういう話になるんじゃないかなあという予感はしていました。
もういい歳ですしね。
だからこそ 「ある物」 が置いてあるところをあらかじめ探してあの病院に行ったわけです。
「ある物」 というのは経鼻内視鏡のことでした。
口から胃カメラを呑むのではなく、鼻から胃カメラを入れるというやつです。
こんな感じですね。
経口内視鏡よりもはるかにラクだという噂を聞いていたので、
どうしても胃カメラということになったらぜひ経鼻内視鏡にしたいと思っていたのです。
なぜラクかというと2つの理由があるようです。
こちらです。
ひとつはそもそも管が細いということ。
実際、「クリニック21」 には経口内視鏡と経鼻内視鏡の両方が備えられていましたが、
たしかにこの写真にあるとおり、誰が見ても明らかなくらい太さが違っていました。
そしてもうひとつは舌に当たらないということだそうです。
こればかりは両方経験してみないと違いはわからないでしょうが、
あのぶっといのを口から突っ込まれたらそりゃあ吐きそうにもなるでしょう。
というわけで臆病者の私としては、どうしてもやるとなったら経鼻がいいと思っていたのです。
調べてみるとだいぶ普及してきているようで、福島市にもけっこう置いてある病院はありました。
そのなかから我が家に一番近い病院を選んで行ったわけです。
エコー検査のあと、私が一度も内視鏡検査をやったことがないと言うと、
ではせっかくですからやっておきましょうということになり、
そう来るだろうと思って経鼻内視鏡がある病院を選んでこちらにうかがったんですと応ずると、
先生は、オッ、そこまで知っていたのか、こいつやるな、という顔になって、
では経鼻でということですぐに予約を取り、翌週5日後に検査を行うことになりました。
それまでに処方された薬で腹痛が完治してしまったら、
せっかくの胃カメラがまったくのムダになってしまいますが、
何にせよ一度は内視鏡検査をやっておいたほうがいいのだろうと覚悟を決めました。
案の定、ちょうど薬を5日分のんだらきれいさっぱり腹痛は治まっていましたが、
もはやいたしかたありません。
胃カメラを呑む当日がやってきてしまいました。
検査の12時間前から飲食は禁止でしたが、それは大した試練ではありませんでした。
飲酒禁止とも言われませんでしたが、わざわざ飲む気にもなりませんでしたし…。
当日は、まずは消泡剤というんでしょうか、白い液体を飲まされました。
それでしばらく放置されてから、検査室に通されました。
そこのベッドの上で、消泡剤を胃全体に行き渡らせるために、
横になったまま2、3度自力でぐるぐる回らされました。
それから、どちらの鼻がよく通っているか聞かれ、そちらの鼻にスプレーされます。
そのあとジェル状のものを鼻の穴のなかに塗られました。
そのどちらか (あるいは両方?) が麻酔だそうです。
塗布後、ほとんど時間を置かないまま短めのチューブが差し込まれます。
鼻のけっこう奥まで差されましたが大した痛みはありませんでした。
しばらくしたらそれを抜き、次は胃カメラと同じ太さのものですと言われ、
また別のチューブを差し込まれました。
これも先のものと同じで、大して苦しいものではありません。
これもそれほど時間の経たないうちに抜かれて、いよいよ本番です。
あの経鼻内視鏡のチューブが鼻から挿入されていきます。
万年鼻づまり気味の私は鼻を通るところを一番恐れていましたが、
鼻は意外とあっさり通り抜けてくれました。
それよりもノドを通るときが一番ツラかったです。
ちょうどのどチンコの内側あたりでしょうか。
けっこうむせ返ってしまいましたが、それよりも痛いという感じでした。
ゲホゲホしたのはほんのしばらくの間だけで、
そこから先は食道も胃も特に何も感じませんでした。
ただ胃カメラが入っているあいだずっと、のどチンコの内側のあたりに軽い痛みはありました。
経鼻内視鏡の場合、鼻から入っているのでずっと会話ができ、
あとは先生とモニターを見ながら説明してもらったり質問したりして検査していきました。
これは帰りがけにもらった写真ですが、こんな感じの映像ですね。
【ここから先、閲覧注意!】
ワン
トゥー
スリー
一番最初に一番奥まで突っ込んで、十二指腸のあたりを検査し、
そこから胃の出口、胃の中、胃の入口へと戻ってきて、最後に食道を見ておしまいです。
経口内視鏡のほうがカメラが大きいので検査時間は短くてすむそうです。
経鼻の場合は一度に映る範囲が狭いので、カメラをあっちこっちに動かして時間がかかるそうです。
そうして診てもらった結果、慢性胃炎とポリープが複数確認されました。
ポリープは良性だそうですが、それがあちこちにありました。
腹痛の原因はこれらの胃炎とポリープだったんだろうということになりました。
ストレスを感じたことのない私ですから、
まさか自分の胃の中に胃炎やポリープがあるとは思っていませんでした。
調べてみるもんですね。
そして、先生によるとどうも私の胃はピロリ菌が居そうな胃だとのことでした。
そうです、今はやりのヘリコバクター・ピロリですね。
それなら納得いきます。
暴飲暴食ばかりでろくな食生活送っていませんからね。
ストレスよりは菌に冒されていると言われたほうが私らしい気がします。
というわけで採血されてピロリ菌の検査もすることになりました。
その結果は後日出ることになっていますので、結果が出次第またご報告いたします。
ちょっと苦しかったけど、ブログネタとしていつまでも引っ張れてうれしいです
とにかく、生まれて初めての胃カメラは、
経鼻にしたから痛みも軽微ですんだというご報告でした。
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