看護学校第9回目・第10回目の授業では、
「死なせてあげるべきか?」という問題を考えてもらいました。
ひとつだけ補足しておきます。
安楽死というのは積極的安楽死であれ、消極的安楽死であれ、
相手のためを思ってやってあげることですが、
一度それをやってしまったら相手は死んでしまいますので、
絶対に取り返しがつきません。
ですので、実際にやる場合には、相手が本当の本当にそれを望んでいるのか、
他に何かいい別の治療手段や苦痛除去の手段はないのか等、
慎重に慎重を重ねて、多くの関係者でじっくり検討し、
病院の倫理委員会でも十分審議をしてもらった上で行うことです。
1人の医療者のその場の判断でやっていいようなこととはまったく違います。
しかし、看護師というのは患者さんやそのご家族の一番近くにいて、
ふだんからその悩みや苦しみや望みを聞く立場です。
その立場で、もうこの患者さんにはこうしてあげるしかないと感じたとしても、
お医者さんや病院の側が上記のようにいつまでもじっくり検討していて、
なかなか結論を出してくれないなんていうことがあったときに、
私がやってあげなきゃという気持ちになるかもしれません。
しかし、これだけは絶対に覚えておいてください。
看護師は絶対に安楽死を行ってはならない!
ということを。
安楽死を行う場合はチームや病院全体で判断し、
実際にそれを行うのは医師でなければなりません。
どんなことがあっても絶対にあなたは手を下してはいけないのです。
これだけは絶対に忘れずにいてください。
「死なせてあげるべきか?」という問題を考えてもらいました。
ひとつだけ補足しておきます。
安楽死というのは積極的安楽死であれ、消極的安楽死であれ、
相手のためを思ってやってあげることですが、
一度それをやってしまったら相手は死んでしまいますので、
絶対に取り返しがつきません。
ですので、実際にやる場合には、相手が本当の本当にそれを望んでいるのか、
他に何かいい別の治療手段や苦痛除去の手段はないのか等、
慎重に慎重を重ねて、多くの関係者でじっくり検討し、
病院の倫理委員会でも十分審議をしてもらった上で行うことです。
1人の医療者のその場の判断でやっていいようなこととはまったく違います。
しかし、看護師というのは患者さんやそのご家族の一番近くにいて、
ふだんからその悩みや苦しみや望みを聞く立場です。
その立場で、もうこの患者さんにはこうしてあげるしかないと感じたとしても、
お医者さんや病院の側が上記のようにいつまでもじっくり検討していて、
なかなか結論を出してくれないなんていうことがあったときに、
私がやってあげなきゃという気持ちになるかもしれません。
しかし、これだけは絶対に覚えておいてください。
看護師は絶対に安楽死を行ってはならない!
ということを。
安楽死を行う場合はチームや病院全体で判断し、
実際にそれを行うのは医師でなければなりません。
どんなことがあっても絶対にあなたは手を下してはいけないのです。
これだけは絶対に忘れずにいてください。
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