アパートを7時に出発。向かった先はボゴールの「
TamanSafariタマンサファリ」(サファリパーク)へ。
義姉が「何も無いジャカルタで、唯一子どもが楽しめる場所らしいよ」と。
ボゴールといえば、昆虫採集ツアーで行き5時間と兄が地獄を見た土地。
渋滞の原因のほとんどがタマンサファリ。
これが平日だと渋滞がほとんど無く、2時間程度で行けるらしい。
確かに、ジャカルタはスイスイ。ボゴールに入ると、若干混み始め、
車と車の間を縫うように、物売りと物乞いがやってくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/1d/c9a8d54c736627b2de82b11dd3f3cf2c.jpg)
ジャカルタに来て初めて見る光景、我が子たち、物乞いの様子が衝撃的だったようで。
甥っ子たちはすっかり慣れっこ。
サファリに近づくと、道端に人参やバナナを売るお店が並ぶ。動物たちのエサだ。
サファリの入場料は住民は1500円くらい、非住民だと倍の3000円くらい。
おまけにドライバーさん代、車代も徴収される。
助手席の義姉がKITAS(インドネシアの一時住居カード)を3枚提示すると、
入口のおじさんが適当すぎて、我が家分も住民料金で済んでしまった。ラッキー。
カバが大きなお口を開けて「にんじんちょうだーい」。窓から必死で投げ込む子どもたち。
ラクダ、キリン、シカなど草食系動物たち、腹ペコだったらしく、かなりのイケイケぶり。
あまりのドアップに恐れおののいた甥っ子が、
慌てふためいて車のパワーウインドウを閉めかけ、危うく動物の鼻を挟み込みそうに。
流血惨事は免れたものの、もう、車内は大騒ぎ。
騒ぎはもうひとつ。このサファリ、とにかく広い。動物さんたち、いーっぱい。
その上ドライバーさんがとっても優しくて、各動物たちのベスポジへと律儀に停車してくれる。
動物好きな甥っ子、必ず写真を撮る。すなわち、異様に時間がかかる。
そして、トイレが無い、一切無い。私のタンク、あっという間に満タンへ。後部座席でひとり悶絶。
義姉の協力と、マスミの応援虚しく、気絶しかけたところでやっとサファリのゴールが見え、
トイレに駆け込み、一命を取り留めた。久々に地獄を見た。
兄と私、兄妹してボゴールと縁があるんだか、ないんだか。
ランチは園内レストラン、子どもたち、チーズバーガー(意外にイケる)、私はミーアヤム(スパイシーでイケる)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/fb/8e5273fe5bca7bc80fb0fbc282178273.jpg)
この日はなぜかアラブ系の方々がやたら多く、義姉も「ジャカルタじゃないみたい」と。
インドネシアではイスラム教徒はもちろん多いのだが、信仰(民族?)差が比較的あり、緩い人も多く、人それぞれ。
この女性のように、目以外はすべて黒い布で覆っている姿を見るのは生れて初めて。
ランチ後は、併設の遊園地で遊ぶ。
いかにも真似っこ品が多数。でも、ベトナムほどじゃない。
トラ、ホワイトタイガー、オランウータンと数百円で撮影ができた。(しなかったけど)
インドネシアといえば、ジャコウネコ!コピ・ルアク、コーヒーの王様。
義姉が帰り際に露店に寄り道。安納芋みたいにねっとり甘~い焼きいもを激安で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/3c/25b1d3edc014d94b4368751c9e2dbe74.jpg)
晩御飯は兄も一緒にアパートにある和食レストラン「海宝丸」。日本企業の経営だ。
和食と聞いて、とにかく大喜びの子どもたち。
マスミは海鮮丼、トオルは納豆巻とおかかおにぎり。私はビール、コロッケ、まぐろ竜田揚げ。
兄夫婦や甥っ子は和定食を。計8000円くらい。
こうしてアパートで美味しい和食がいつでも食べられるのは、ファミリーには心強いだろな。