「長原ちゃんお尻破れているぜ」なんと間の抜けた指摘でしょうか(笑)
「ホントだ!長原お前破けているぞ!(笑)」これには一同爆笑です。
「本当ですか」あわてて後ろを見る仕種がまたまた笑いを誘います。・・・よく見れば右側のズボンの後ろが破れていました。 「どこどこ?どこよ~」振り返ってみますが長原部長はお腹がちょっぴり出っ張っていましたから(笑)自分のお尻を見ることが出来ません。
「うわ~山本さん見てよ~」「キャ~」お知りを突きつけられた山本さんから悲鳴が出ました。 これにまたまた爆笑です。
「おいおい長原よ、女の子にそりゃあ失礼だよ」「そうそう長原ちゃん絶対だめだよ」
「何ですか二人揃って僕の悪口ばっかり喋って・・・」女の子には嫌われるは上司には叱られる、ですっかりむくれてしまいました。
「長原部長、立ってみて下さいよ」部下の中川課長が笑いを堪えて言います。
「何だよ中川まで俺のこと馬鹿にするのか(怒)」「いいえ、そんなに大きくないから大丈夫じゃあないかと思って・・・」「大丈夫だって・・・」「はい、そんなに目立ちませんよ」
「本当か」「ええ・・」中川課長の慰めを受けて長原部長は少し落ち着きました。
そこへ追い討ちが待っていました。「確かにそんなに目立たないけどやっぱりなあ・・」
「佐川本部長!やっぱりってなんですか」「おいおいそう息巻くなよ」「そうそう長原冷静にならなくっちゃ(笑)」「ふんだ!(怒)」長原部長はプィと横を向いてしまいます(笑)
「大人気のないやつだなぁ・・」呆れたような臼井事業部長・・・
「大丈夫ですよ、あいつはいつもああなんですから(笑)」「そうなんだ・・・」呆れたりにやけたりと忙しい臼井さんですが、こんな雰囲気で佐川本部長とすっかり打ち解けられたみたいでした。
場が落ち着くとテーブルにはデザートが来ました。
不思議なものですねぇ・・デザートはメロンですがみんな匙(サジ)を動かしている間は静かなものですね(笑)
「子供みたい・・・」山本さんが長原部長を見ながら笑っていました。
見るとなるほど長原ちやんの前だけがメロンの種や汁でビタビタです。
「部長、こぼさないで下さいよ(笑)」さすがこの部下ですね。しっかりとおしぼりを長原ちやんのそばの置いてフォローしています。
「おお中川は偉いぞ、こんな部下を持ってお間は幸せだなあ」「そんなことないですよ、俺だっていつもこいつの尻拭いばっかりですよ・・・」口を尖がらせて抗議しますが誰も真に受けません。
「どうしたのよ!誰もそうだって言わないねぇ」あたりを見回す長原ちゃんです。
みんな笑いを堪えて下を向いています。なぜって・・そりゃあ当たり前ですね。
弱冠34歳で課長に昇進した中川さんは自他共に認めたエリートでした。
しかし本人はそんなことをおくびにも出さない実に控えめな人物だったのです。
尻拭いはむしろ長原ちゃんがご世話になっているようです。しかも今日の部の成績も中川課長の手腕によるところ大でした。
そんな事情はここにいる全員周知いています。おそらく長原ちゃんを除いては・・・
いえ!もう一人いらっしゃいました。
臼井事業部長です。
この方は”和以貴成”(和を以って貴しと成す)をモットーにしておられる有り難いお方なのです。
社内切っての俊英でありながら実は・仏の臼井と呼ばれていらっしゃいます。
臼井事業部長はメロンをしゃぶりながら(今後は佐川をどう扱うかに頭を痛めていたのでした)一筋の光明を見た思いでした。
「ホントだ!長原お前破けているぞ!(笑)」これには一同爆笑です。
「本当ですか」あわてて後ろを見る仕種がまたまた笑いを誘います。・・・よく見れば右側のズボンの後ろが破れていました。 「どこどこ?どこよ~」振り返ってみますが長原部長はお腹がちょっぴり出っ張っていましたから(笑)自分のお尻を見ることが出来ません。
「うわ~山本さん見てよ~」「キャ~」お知りを突きつけられた山本さんから悲鳴が出ました。 これにまたまた爆笑です。
「おいおい長原よ、女の子にそりゃあ失礼だよ」「そうそう長原ちゃん絶対だめだよ」
「何ですか二人揃って僕の悪口ばっかり喋って・・・」女の子には嫌われるは上司には叱られる、ですっかりむくれてしまいました。
「長原部長、立ってみて下さいよ」部下の中川課長が笑いを堪えて言います。
「何だよ中川まで俺のこと馬鹿にするのか(怒)」「いいえ、そんなに大きくないから大丈夫じゃあないかと思って・・・」「大丈夫だって・・・」「はい、そんなに目立ちませんよ」
「本当か」「ええ・・」中川課長の慰めを受けて長原部長は少し落ち着きました。
そこへ追い討ちが待っていました。「確かにそんなに目立たないけどやっぱりなあ・・」
「佐川本部長!やっぱりってなんですか」「おいおいそう息巻くなよ」「そうそう長原冷静にならなくっちゃ(笑)」「ふんだ!(怒)」長原部長はプィと横を向いてしまいます(笑)
「大人気のないやつだなぁ・・」呆れたような臼井事業部長・・・
「大丈夫ですよ、あいつはいつもああなんですから(笑)」「そうなんだ・・・」呆れたりにやけたりと忙しい臼井さんですが、こんな雰囲気で佐川本部長とすっかり打ち解けられたみたいでした。
場が落ち着くとテーブルにはデザートが来ました。
不思議なものですねぇ・・デザートはメロンですがみんな匙(サジ)を動かしている間は静かなものですね(笑)
「子供みたい・・・」山本さんが長原部長を見ながら笑っていました。
見るとなるほど長原ちやんの前だけがメロンの種や汁でビタビタです。
「部長、こぼさないで下さいよ(笑)」さすがこの部下ですね。しっかりとおしぼりを長原ちやんのそばの置いてフォローしています。
「おお中川は偉いぞ、こんな部下を持ってお間は幸せだなあ」「そんなことないですよ、俺だっていつもこいつの尻拭いばっかりですよ・・・」口を尖がらせて抗議しますが誰も真に受けません。
「どうしたのよ!誰もそうだって言わないねぇ」あたりを見回す長原ちゃんです。
みんな笑いを堪えて下を向いています。なぜって・・そりゃあ当たり前ですね。
弱冠34歳で課長に昇進した中川さんは自他共に認めたエリートでした。
しかし本人はそんなことをおくびにも出さない実に控えめな人物だったのです。
尻拭いはむしろ長原ちゃんがご世話になっているようです。しかも今日の部の成績も中川課長の手腕によるところ大でした。
そんな事情はここにいる全員周知いています。おそらく長原ちゃんを除いては・・・
いえ!もう一人いらっしゃいました。
臼井事業部長です。
この方は”和以貴成”(和を以って貴しと成す)をモットーにしておられる有り難いお方なのです。
社内切っての俊英でありながら実は・仏の臼井と呼ばれていらっしゃいます。
臼井事業部長はメロンをしゃぶりながら(今後は佐川をどう扱うかに頭を痛めていたのでした)一筋の光明を見た思いでした。