
昨日三重県に行きました。
三重県は今は伊勢神宮の20年ぶりの遷宮がブームになっています。
私が行ったのはお伊勢さんから離れた亀山市でした。
クルマで辺りを散策していますと、工事中がありました。
しかし日本中どこに行っても工事中が目につきますが、ほんと工事中が好きな国ですなぁ… 〓
そこで 足止めを喰いまして ふと 見渡すと 延喜式内弥牟居神社 と旧い石碑がありました。
皆さん これをみてピンときませんか(笑)
う~ん こない人はまだまだですよ(笑)
今やパワースポット と言いまして このような古式ゆかしい神社は まずパワースポットに違いありません。
なぜ古式ゆかしい かと 説明をしますと、 まず 延喜式内 とありました。
これは平安時代に延喜式 という書物が発行されたのですが、これは国内の統計表みたいなもので、 そのなかの9巻10巻に全国の神社の 由緒や格式をを載せています。 いわば国家認定のランキングみたいなものでしょうか。
神社は全国のあちこちにありますが、由緒正しい神社とは…?
由緒正しいとそれなりに霊験あらたか、となり、その目安が 延喜式内の神社となるわけです。
このような神社でも古刹でも新しいものでは値打ちがないように、石垣があれば少し崩れているような、建物だと私傾きかけたような(笑)そこに歴史の重さを感じずにはいられません。だから苔が蒸した石段を登りながら、これは穴場かも(笑)
と思いました。
伊勢の国…三重県ですが さすがに伊勢神宮の地元で延喜式内の神社は他にもいっぱいあります。
他の県を調べてみたらわかりますが、普通は延喜式内の神社そうはありません。
三重県はたくさんあるから こんな 人里離れた小高い山に鎮座していらっしゃる古社も以外と格式が高いのです。
石段を上り詰めて思ったのは、実に簡素な構えだと いうことでした。
手入れは最小限だし
荘厳さがまるでありません。
恐らく地元の小さな集落がお守りをしている程度なのでしょうね!
社殿はあくまでも簡素で静かに 在り
つまり余分な見栄とか飾り気がまるでないのです。
近づいてみると本殿の前に拝殿がくっついていました。
拝殿は最近…と 言っても数十年か!? の建物で拝殿らしくない感じです。
そこでご参拝を済ませて 裏へ回りました。
本殿を見たかったからですが、 建築用式は詳しく判りませんが
とにかく やっと らしい 本殿を発見しました。
恐れながら二枚写真撮影を済ませて降りましたが、
今も思い返せば、霊験の漂う 厳かな建ち前でありました。
さて ご利益は、どうでしょうか