おはようございます^
今日は私の仕事始めです。長いお休みで随分身体や時間を持て余しました^^こんな風に言ってるとちょっと昔でしたら、勿体ないなぁ…
とおばぁちゃんから叱られたでしょう… 関西では ひと昔前には、このもったいない という言葉を頻(しき)りに使っていました。
意味は誰にでもわかるでしょうけど一応解釈を書いておきますと 【勿体 とは仏教用語です。当初の意味は勿体ない は不都合である
かたじけない などの意味で使われていました。それから転じて物の価値を十分に活かしておらず無駄になっている状態や
そのような状態にしてしまう行為をいさめる意味で使われています】 ・・ 最近言葉の乱れ(ラ抜きだったり)があって私なんかは
何とかならんか(怒)といつも腹立たしく思っているひとりです。ところがこの勿体ないを調べてみますと 元の意味といつの間にか離れた
使われ方になっていました。こんな風に元から変わってしまうのも時代の移り変わりと同じく言葉の変化として心得なくてはならないのでしょうか。
さて、今日は 二十四節気の小寒(こさむではありません)でもあります。
新暦では正月を終えた時期ですが、旧暦の正月はこれからです。寒さを気にする余裕もないほど昔は正月準備で大忙しでした。【歳時記】より・・
この記事から察すると 昔は正月は一年の最大のイベントだったようですね。今では大晦日から新春のイベントはテレビで観てるだけで庶民は
その慌ただしさや華やかさをただ眺めているだけになってしまいました。
さて、小寒とは まだ寒さは最大ではないという意味で「小寒の氷 大寒に溶く」という故事もあるほど 寒の入り を迎えて寒さは一層深まります。
この日から節分(2月2日)までを 寒の内 といい立春(2月3日)に 寒の明けを迎えるまで厳しい寒さが続くのです。
新暦では正月も過ぎてひと段落すぎています。それが旧暦ではまだ年末のころで一年の農事を終えて正月の準備を始め大掃除を行うなど忙しく動き回る
うちに寒い時期を知らず知らずのうちに乗りきっていたようです。
昨年も歳時記や二十四節気などを紹介していますと これらの節目はまず農事が中心になっていることに気が付きます。
例えば商売の蔵開きなどあるのでしょうが何といっても鏡開きの方が通っていますよね。このように農事の行事が最優先になっています。
それは 農事…(食糧が生存のための最優先)が一番大事な仕事であったのが文明の発達によって科学や他の技術の向上や流行などが秀いでてしまい
遂に五十年ほど前に食糧の重要性を軽んじてしまいました。
ところで食糧が無く飢え死にするのを餓死といいます、外国では未だに飢餓によって亡くなる人が大勢います。
我が日本でもちょっと前(百年)には 飢餓による餓死者があったのでした。
おいおい、正月早々 縁起でもない話をよう出来るなぁ… とボヤかんで下さいな^^
衣食住と言いますが食が大切なのを忘れちゃぁいませんかねぇ^^