寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

役員の憂慮(14)

2010年11月01日 10時03分24秒 | 日記
若いカップルみたいに二人は狭い浴室ではしゃぎます。
(ええ年をして(笑)そうでしょ…円山本部長は五十半ば…山本深雪さんは…御想像にお任せ致しますハイ♪
一人分しかない浴槽に円山本部長はちいさくなって深雪を手招きします。
『恥ずかしいわ』 『誰も見ていないよ♪』
『だって…』
『大丈夫だよ』
浴室には湯気が立ち込め始めました。
『ねっ!』円山本部長は催促します!
『私重いわよ』
恥じらう深雪に手を差し延べて浴槽に誘います。
円山本部長は自分の発想した二段重ねを何とか叶えようとしました。
『さぁおいでよ』 『もうっ!』
少しくどい催促に深雪は怒った振りをして円山本部長の腕に掴まりました。
『ここに足を入れておいでよ』
深雪の右足が円山本部長の股間に入りました。
『おっと…』
その瞬間バランスを崩した深雪は左右に揺れながら円山本部長に倒れ込みました。
ザブンとお湯が跳ねます。
円山本部長はお湯を被りながらも深雪をしっかりと抱き締めていました。
ちょうどお互いが向かい合うように 重なったのでした。
ザザ―♪浴槽のお湯は湯船一杯に溢れ返りました。
『私重いでしょう』
真正面に顔を合わせて恥じらう深雪は言いました。
『大丈夫だよ平気平気』
深雪の背中に腕を回して円山本部長は抱き寄せました。
『お風呂壊れるわ』大柄な円山本部長が一人でさえ狭い浴槽に二人なのですから(笑)
暖かいお風呂、深雪の柔らかな肌に接触して円山本部長は充実を自覚しました(笑)
『あらっ♪』
それを感じ取った深雪は身体を逸らそうとしましたが抱き抱えられていて身動きが取れません。
『私身体を洗うから…このままではのぼせ上がるでしょう。』
『それにここは狭いから…』
そう言い聞かせると円山本部長はようやく深雪を離しました。
『ふぅ~』
二人同時に溜め息を付いて顔を見合わせ笑いました。 円山本部長は身体を洗うのもそこそこにお風呂から上がると先ほどの座敷には既にふとんか敷いていました…
コメント
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