友を送る

友の通夜が昨日行われ、今日は告別式でした。
それぞれに参列し、長い付き合いの友を送りました。

通夜や告別式には、かつて勤めた職場の仲間、最近まで勤めていた職場の関係者、職能関係の仲間など多数が参列しました。
仕事で仲間の信頼を得、労働組合の役員を務め、職能団体の役員の任にあたり、障害者支援の関係者からの期待に応える役割を担ってきた友にふさわしい葬送の顔ぶれでした。

葬儀は、僧侶の読経の中、しめやかに執り行われました。
そこに参列して、ふと、彼はそれを望んでいたのかと考えました。
もともと宗教色のない陽気な彼ですから、好きな映画のカットを流しながら、仲間に送別の声をかけてもらいながらの葬送を望んでいたのではないかと。

病気の進行があまりにも早く、そこまで考えることができなかったのでしょう。
遺族の思いもあるでしょうから、彼の希望通りということもかなわないかもしれません。
友の葬儀に参列して、自分の終活を考えなければと思いました。

７０歳の誕生日を目前にした死。
多くの役割を担っていた中での死でしたから、多くの人に見送られました。

もう彼と議論できないのかと思うと寂しく感じます。
同世代の友の死は悲しく寂しいものですね。

関係者の中に彼の遺志が引き継がれていくことを信じて、合掌






サツキの花で送ります。