午前中、町内会で認知症についての講習会が行われました。
「認知症サポーター養成講座」というものです。
今まで別の機会に受講したことがあるので、今回は受講しなくてもいいかと思っていましたが、役員から男性の参加者が少ないので参加してほしいと要請があり、お話を聞きました。
毎回講師は違うので、同じ内容でも何かしら新たなことを知ることができます。
今回は、話を聞くだけでなく、認知症予防の脳に刺激を与える運動ということで、手の指や手足を連動させる運動も行いました。
これは目新しくて、参加して良かったと思います。
良かったこともありましたが、気になったこともありました。
話を振り返ってみて、これはどうかなと思う内容があります。
講師が、「男性は無口な人が多いから発症のリスクが高い」というようなことを言ったのです。
おしゃべりすることは認知症予防にとって大切なこと、というようなことはよく言われます。
では、女性はおしゃべりだから発症者が少ないかというと、アルツハイマー型認知症の発症者は女性が男性の1.4倍という説もあります。
女性の平均寿命が長く、高齢者の中で女性が多いということもありますが、どうも女性の方が発症率は高いようです。
おしゃべりについては、1日に発する言葉の数が男性は女性の半分から3分の1くらいしかないという調査結果もあるようです。
認知症の発症リスクは、発する言葉の数の多少ではなく、言葉によるコミュニケーションが積極的に行われているのかということではないかと思います。
講師の方には、そのことについて適切に伝えてほしいと感じました。
午後、仕事に行く途中で、駿府城公園のツツジを撮ってみました。
雨が降り出しそうな天気でしたが、ツツジの花はきれいでした。