セミヤドリガ幼虫

今日はヒグラシに寄生しているセミヤドリガ幼虫を見つけました。白いのは終齢幼虫でロウ質綿毛で覆われていますが、肌色のは若齢幼虫で初めて見ることが出来ました。また繭作り中の幼虫も初めて見ましたが、ここでロウ質綿毛を切り離して繭を作っているのがよく分かりました。


ヒグラシに寄生



若齢幼虫もいます



繭作り中






３時間後には動きがなくなりました

シロバナイワタバコ

いつもの渓流でまたシロバナイワタバコが咲いていました。ほぼ純白なタイプと花冠中央に色が残っているものと２種類がありました。それからここで見つけたハエトリグモですが、ツヤハエトリの仲間のなかで杉林に多いとあるナカヒラハエトリではないかと思います。ここでもう２匹も見つけています。


シロバナイワタバコ









ヒグラシ



セミヤドリガ幼虫：これから蛹になるところか



ナカヒラハエトリ♂？






別個体

スミナガシ

今日は避暑で出掛けた渓流でスミナガシと出会えて、こちらのほうが暑さを忘れさせてくれました

ヒョウタンケホコリ

ケホコリの仲間がまだ出たばかりで未熟の白い部分が残っていました。一部を割ってみたら円筒形が見えたのでヒョウタンケホコリだと思います。また、少し前に出ていたものにはもう胞子を食べられているようで、フンが出ていました。

シロモジホコリ

今年はシロモジホコリが伐採木のあちこちで広く出ていたようです。ただ、見た目の判断なのではっきりしないものもあります。

ウルワシモジホコリ

最初にピンクが目に入ってひょっとしてウルワシモジホコリではないかと思いましたが、どうやらカビてしまったようです。次に見たのは子嚢壁がすっかりなくなった状態でした。そこでもっと探して見つかったのは子嚢が雨に打たれて溶けたようになっていました。それでもかろうじて残っていた綺麗なウルワシモジホコリを見ることが出来ました。

ハイイロフクロホコリとキミミズフクロホコリ

落ち葉ものが続きましたが同じ所のもので、渓流から少し離れていますがサワガニがいた環境なのでそんなに暑くはない所での変形菌探しでした。


ハイイロフクロホコリ









キミミズフクロホコリ









サワガニ

アカカミノケホコリ？

またついでにアカカミノケホコリ？が見つかりました。不思議なものでひとつ見つかると次から次へといろいろな種類が見つかりますが、変形菌がいる環境はみな同じなのか、いないところは全然見つかりません。

キサカズキホコリ

昨日落ち葉に見つけたのは１枚だけでしたが雨が降り出したので、今日も行ってみました。もう場所もどこだか忘れてなかなか見つかりませんでしたが、なんとか少しだけ見つかりました。

ツヤエリホコリとコラボ

ツヤエリホコリが広範囲に出ていたのに見つけるのが遅すぎました。でも、よく見るといろいろなものも一緒に出ていたのでコラボでカバーしてみました。


ダイダイモジホコリ？とシロウツボホコリとの３種コラボ



アオモジホコリと



ウツボホコリと



ウツボホコリと



ホソエノヌカホコリ？と



ホソエノヌカホコリ？と



ツヤエリホコリ

ツネノチャダイゴケ

今日は暑くなるとの予報で渓流に行ってイワタバコの様子を見てきました。まだつぼみが多い中で早くも散っているのもあったりで、いまいちの咲き具合でしたが、ツネノチャダイゴケを見つけて、こちらも過ぎたものや幼菌も出ていて、空になった杯形から幼菌が出ていたのが今日の面白発見です。


ツネノチャダイゴケ



幼菌



空になった杯形から幼菌が出てきた












イワタバコ

アカモジホコリ

伐採木にアカモジホコリが見えたのが５枚目の写真ですが、扇型のきのこにも少し見えていたのでめくってみたらびっしりと出ていました（６枚目）。このきのこが革質で弾力があって押さえていないと戻ってしまうので、切り取ってから撮りましたが、２枚のきのこに出ていました。

また同じソラマメモジホコリ？

昨年と同じ所に、それも子嚢同士の癒合までそっくりなスタイルで出ていました。これはもう環境の影響ではなくて典型的な個体の性格ではないでしょうか。

アカエキモジホコリ？

昨日、見たことがないような未熟っぽい子実体を見つけたので、だれになっているか楽しみで今日見てきたら、アカエキモジホコリが近いようでした。ただ、まだ成熟しきっていないような気もします。


昨日






今日

トゲグモ

またクモの巣に引っ掛かってトゲグモを思い出しました。


トゲグモ






コハナグモがミツバチを捕まえた



ヒメヤブラン






ヤマユリ