鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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Cornell & Diehl - Dreams of Kadath (The Old Ones) H.P.ラヴクラフトの世界・・・

2019年05月28日 | パイプタバコ
2019年 5月    もうすぐ5月も終わり・・・ですね

今回は Cornell & Diehl - Dreams of Kadath (The Old Ones)

C&D The Old Ones の中の1品 となります。
前回の 同シリーズの Innsmouth がはっきりしない印象で どうもこのシリーズ
異質なものを感じていたのですが・・・
この Kadath(カダス)というのもいったい・・・

ということで また知らない土地なのかと思い 調べてみますと
カダス(Kadath)とは、クトゥルフ神話に登場する架空の土地。「 凍てつく荒野のカダス」と呼ばれ、他に「未知なる」、「忘れ去られた」とも称される。

ふんふん どこか知らない架空の土地の(モンゴル レン高原?) ドリームランドだな

ここで この
クトゥルフ神話
H.P.ラヴクラフトのつくった 架空の神話 とあります
これを眺めると
旧支配者(古き神々、古き者ども)の事を Great Old Ones といっていたようです

はぁそうか このタバコのシリーズ名は これからとったのかと 想像できますね・・・

また インスマス や ミスカトニック大学 なども出てきて
なんか ハリーポッターや 指輪物語 と同じような世界観がそこに展開されているように
思われます。


そうなんです この ラヴクラフト という作家が

ハワード・フィリップス・ラヴクラフト(英: Howard Phillips Lovecraft、1890年8月20日 - 1937年3月15日)は、アメリカ合衆国の小説家[1]。怪奇小説・幻想小説の先駆者の一人[1]。生前は無名だったが、死後に広く知られるようになり、一連の小説が「クトゥルフ神話」として体系化された[1]。ラヴクラフトの創造した怪神、異次元の神、神話体系は世に広まり、現代のC.ウィルソンたちや「SF宇宙冒険物」に大きな影響を与えている[2][3]。

というか この作家の作り上げた世界の為に このタバコシリーズがつくられた
と言っていいのかと思うのであります。
おそらく C&D の社長が この ラヴクラフトの世界にハマって
つくってみたのが この The Old Ones という事かもしれません。
あるいは ブレンダーが好きだったとか・・・。


この H.P.ラヴクラフト なのですが
  


こ~んな顔をしています
一目見て 昔の日本の江戸川乱歩や 横溝正史さんらとともに新青年で活躍した
作家の 夢野久作さんを思い出します ドグラマグラとか 何か異様な小説をかいていましたが、今の人たちにはよく分からないと思いますね・・・。

でも もっと近い所に似た人がいました
それが

一人は 半分青いで 100均の大納言の店長をしていた
俳優の 嶋田久作さん   左の人ですが よく似てますね


そしてもう一方は

同じく俳優の 斉藤洋介さん です

どちらも あまりにも似ているので 驚きます。
そんなこの ラヴクラフトの世界ですが
タバコの素性が分かったところで
肝心の タバコの話をしますね   はぁ・・・


今回のタバコは The Old Ones 2弾目の

Dreams of Kadath


ふたを開けると

ブロック状の クランブルケーキ かと思いきや





なんとこれは GLP でお馴染みの Plug なんですね
どちらも C&D で作っているのですから おんなじ製法かと思いますね。

どちらかといえば 少し GLP の ガスライト ジャックナイフプラグ テンプルバー
と比べ 湿気が強い様です保湿及び防カビ材の プロピレングリコールを使っているのかもしれません・・・。


これを ナイフで切って


 
少し揉んでから パイプに詰めてみます。



感想

その前に このタバコの葉組は
Black Cavendish, Burley, Kentucky, Oriental/Turkish, Perique, Virginia
となっていますが もちろんオリエントは Katerini ですね。

点火と同時に カラフルな(目の前に点滅するカラフルなLEDライトを思い出します)
甘酸っぱいフルーツの味が起ち上がります。
これは Haddo's Delight の様な味なのですが 少し違うようですし あれほど強烈では
ないようです。
多分・・・ペリクによるものだと思うのですが スパイシーな 清涼感も同時に起ち上がります。

味は濃く 甘さも来るのですが バージニアそのものの甘さとは違うようです
おそらく ラムかランディー のアルコールが入っている味と香りがします。
ラムはサトウキビ ブランディーは ブドウを蒸留して作られます
どちらも似たような味がします 甘みが強い方がラム アルコール感が強いのが後者
ということのようですが、この私にははっきり分からないところです・・・。

最初 Haddo's Delight のような甘酸っぱい香りから始まったこのたばこですが
すぐに落ち着きを見せ バージニアの甘味がやって来るようですが それよりも
バーレィ のナッティーでドライなわずかな甘みと ケンタッキーの アーシーで
ややスパイシーでロブストな味わいが全体を包み込んで行きます・・・。

BC は 時折顔を出す黒砂糖のような甘さとクリーミィさを出すようですが
あまりはっきりしないです。

肝心の Katerini は 最初からフローラルな甘みを そして 途中からややスパイシーさを含んだ クミンのような刺激のある甘みを出してきます。
これはボウルの後半に特に顕著に感じるようです しかし前半においては あまりはっきりせず、その存在はあまり特徴を出さないが為よくわからないところがあるようです。

このタバコ 甘酸っぱい味の濃いタバコなのですが 色んなケーシングがなされていると
思われます。
間違いなく ラムかブランディー は使われていると思いますが
ある人は 北アフリカ地中海沿岸の バーバリィコースト のフルーツ
ある人は ラズベリーとか ブラックベリー とかがトッピングされていると
言っておられますが はてどうなのでしょうか・・・?


最初 GLP の Temple Bar に似ているな・・・と思いましたが
ケンタッキーとバーレィが Sixpence を連想させます

しかし こちらは もっと派手さがあり いかにも
Dreams Of Kadath という感じです カラフルなんですね。

Katerini が入っていると 味わいにざわつきと活気を与えるようです


味の方角は違えど
Haddo's ー Temple Bar の間
あるいは
Haddo's ー Sixpence の間
に位置するタバコかと思いますが なかなか美味しいタバコです

バーレィ ケンタッキーが 味にぐっと安定感を与えますが
問題は Katerini ですね
よくも悪しくも このオリエントが 肝になります
それは Innsmouth にも言えることの様です。

でもこちらのタバコは 味が濃くて あるいみ病みつきになりそうなタバコかと思います
Haddo's Delight が好きな方はもちろんのこと
Sixpence が好きな方も 楽しめるタバコかと思います。

ひょんなことから足を踏み入れたこの The Old Ones の世界
もう少し探索してみようかと思います

そんな感想でした
それでは また
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