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Flash CS5(CS5.5) でAndroid端末への.apk転送が上手くいかない時に見るメモ

Flash CS5.5 で、ドライバを入れなおしてもスマートフォンに転送できない人や、
Flash CS5 でAndoroid向けAir書き出し機能を追加する
flashpro_extensionforair_p2_112210.zxp を導入し、
コンパイルには成功したけど、転送で積んだ人用のメモです。

コケる原因で一番多いのが、ドライバとPCリンクモードです。
PCにドライバが入っていない場合や、正しくない場合は何をしてもダメです。
素直に、端末用のドライバをメーカーからダウンロードしましょう。
また、多くの機種ではデバッグモードよりもPCリンクモードが優先されるため、
端末のPCリンクモードを切ってください。それでも転送できない場合は次です。


ドライバも正しく、PCリンクモードでもない場合、ADBが古いのが原因です。
さて、この記事の本題、ADBのバージョンを新しくする方法です。

FlashCS5では、スマートフォンの機種が新しい場合、上手く実機に転送できない事が多いです。
Flash CS5のリモートデバッグでは、ADBを使ってファイルを転送してデバッグしますが、
Flash CS5に載っているADBは2010年11月のもので、新しい端末には対応していません。
これらは、ADBを新しくすることで解決します。

最新のADBは、最新のAndroid SDKに付属しています。
ここなどを参考にAndroid SDKを導入してみるといいです。
なお、Android SDKには端末エミュレーターが付いているので、導入済みの人もいると思います。

Android SDKをインストールできたら、次の作業です。
Android SDKをインストールしたフォルダから、
...\android-sdk-windows\platform-tools
の位置にADBの本体とDLLがあります。

ファイル名は次の通り。
adb.exe
AdbWinApi.dll
AdbWinUsbApi.dll

これら3つのファイルをCS5の場合は、
C:\Program Files\Adobe\Adobe Flash CS5\Android\tools
また、CS5.5の場合は、
C:\Program Files\Adobe\Adobe Flash CS5.5\AIR2.6\lib\android\bin
にあるファイルに上書きしてください。
(元からあったファイルは、バックアップを取っておいてください。)
これで、デバイスは認識するのに転送できない状態を回避できます。

なお、新しいADBはサイズも小さく、色々高性能になっているようなので、
認識しなくても置き換える価値はあると思います。

以上、メモでした。
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