人生設計『心の健康』ぐんま

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調べてみました

2019-01-30 |  ①調べました!
◆不顕性(ふけんせい)感染
細菌やウイルスなど病原体の感染を受けたにもかかわらず,感染症状を発症していない状態。不顕性感染では、感染症の種類等によっては、ときに本人に自覚がないまま周囲に感染を広げる感染源となる可能性があるほか、感染に気づかないまま病原体が体内から排除されない状態が続き(持続感染)、後になって発症するものもある。
不顕性感染となることの多い感染症の例として、日本脳炎がある。
そのほかにも、身近な感染症――たとえば食中毒や胃腸炎の原因として知られるノロウイルス感染症や、毎年冬季を中心に流行するインフルエンザなどでも、感染しても発症しない不顕性感染者が一定数いることが知られている。


◆頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)
この病気が社会的に注目されるようになったのは、昭和三十年代の中ごろ、職場にコンピューターが導入され、そこでくキーパンチャー達の間で、肩や腕のこりや痛み、手指の痛みやしびれを訴える人達が沢山出てきました。
当時は、腱鞘炎(けんしょうえん)とか頸肩腕症候群と呼んでました。
タイピストの人達や、ボールペン複写、お札の勘定をする人、スーパーのレジをする人達にもみられるようになりました。
さらには、保育所の保母さん、施設で働く人達、ベルトコンベアー作業の人々、学校給食の調理員の人達にも、同じような症状がみられるようになりました。
前かがみの姿勢で作業を続けたり,重量物を扱う、上肢を過密な頻度で使用するさまざまな職場や事をしている人達の間に広まっていったようです。
最近では、主に仕事が原因でおこっているこの病気のことを、頸肩腕障害と呼び、その予防対策や治療についていろいろと研究が進められています。

症状としては、首,肩,腕,さらには手指の疼痛,しびれ感,脱力感,知覚異常,手指冷感などを訴える状態をいう。
頸部脊椎の変形、胸郭出口の血管や神経の障害、一部の筋肉の酷使などさまざまな原因によって起こる。
いわゆる肩こりもこの症候群に含まれる。耳慣れないかもしれませんが、とても身近な症候群です。

診断するために特別な検査があるわけではなく、生活環境の問診から頚肩腕症候群は診断されます。他の病気との区別のために必要であれば、画像検査(レントゲン、CT、MRIなど)や採血検査なども行われることがあります。
治療としては、まずは仕事などによる作業の負担を減らすことが最も重要です。その他、労働環境を整える、定期的な運動で疲れをとる、職場の人や家族に状況を理解してもらう。
頚肩腕症候群が心配な方や治療したい方は、会社に産業医がいればまずはそちらで相談してください。いなければ、整形外科や一般内科を受診してください。

頚肩腕症候群の治療法
・原因となっている行動、習慣や姿勢を治すことが大切
・日常や生活において、原因・誘因となる動作や姿勢を避けるようにする
  長時間同じ姿勢をとる(デスクワークなど)
  横になりながら長時間テレビを見る
  枕の高さや形が合っていない
・適度な運動、ストレッチ
・お風呂に入ったり、蒸しタオルなどで温める、十分な睡眠をとる、鎮痛薬や筋弛緩剤,温熱療法などによる。

[2019/01/16] 上毛新聞
手話通訳 需要に養成追い付かず 資格取得を啓発 県聴覚障害者連盟

 群馬県内の手話通訳者の登録数が伸び悩み、団体や企業への派遣事業を手掛ける県聴覚障害者連盟(早川健一理事長)が
危機感を募らせている。手話言語条例の普及に伴って増えた需要に、担い手の養成が追い付いていない状況だ。登録要件に掲げる資格の難易度が高いことが原因の一つとされるが、要件を緩めれば質の低下を招き、当事者の不利益につながる恐れもある。今後は登録者の高齢化も懸念され、関係者は資格取得へのチャレンジなど啓発に力を入れる。

 手話を一つの言語として考え、普及や支援の充実を促す手話言語条例は、2015年に県が定めて以降、県内の自治体で制定の動きが広がっている。関心の高まりに合わせて連盟への派遣依頼も増えている。
 特に増えているのが企業からの依頼で、職場で聴覚障害者の従業員に配慮したり、講演会などの主催イベントで参加者向けの通訳を頼むケースが増えている。

 聴覚障害者の社会参加の広がりとともに、手話通訳依頼の増加が顕著で、それに対応する手話通訳者が不足している現状があります。また、その手話通訳者も登録型であったり、非常勤であったりと不安定な身分となっており、今後は養成と身分保障など解決していかなければならない課題がある。

 手話通訳士になるには「手話通訳全国統一試験」か「手話通訳士試験」のいずれかに合格する必要があるが、どちらも難関で合格率は低い。比較的易しいという統一試験は受験前に五つの講座の受講が義務付けられており、合格までに最短で5年程かかるのもネックになっている。

 上毛新聞の記事を抜粋しました。



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