人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

無事東京に

2006-04-22 | 人工股関節
約一年ぶりに東京に出かけた。
 去年開通されたつくばエクスプレス(通称TX)を利用。すべての駅中央にエレベータがあり、運賃が障害者5割引というのもうれしい。南千住・日暮里と乗換えて山手線に。終点の秋葉原まで行かなくても大丈夫だった。Suicaというカードを利用すればJR改札はスイスイと通れる。西武線も利用したので乗りかえは3回、4社の電車を利用したことになる。

 心配だったエスカレーターも上りはほとんど問題ないが、右側手すりにつかまって立っていると、急ぐ人は右側を駆け上っていくため、左側に寄らなければならない。そのため下りる時は身体が不安定になってしまう。エスカレーターは急ぐ人のためにいつの頃からかこのような習慣になっているようである(ならば階段を利用すればいいのに・・・)。
 階段も上りは右側手すりで右足先行、かなり右足に負担がかかり痛みも増した。下りは左側手すりを利用し左足から下りる。

 人ごみも、急に走ってくる人にぶつからなければマイペースに歩行を進めることが出来る。両杖をついてはいるものの、仮に杖を離しても歩けるくらいなので、身体の安定感はある。少し前よりは杖への依存度は少なくなってきたようである。退院してからかなりの回復を実感している。

 総合的に見て、一人旅は「可能」ということかな。
 事前に駅構内の改札・エレベータなどの位置を調べていれば、もっと移動が楽になるだろう。当然荷物はリュックに背負える程度に両手は自由にしておいた方が良い。今日はなぜか両方の肩が痛い。 
 万歩計は3362なり。

ウクレレ慰問

2006-04-20 | 日々の生活
 今日は、いつものメンバー(3人)で教会内の老人施設にウクレレの慰問(この表現は古い・・・)に出かけた。4曲ほどを披露する。午前中は声ののびも悪いが、午後だったのでよく声が出たほうだと思う。
 利用者・職員さんと共にお茶をいただきながら和やかな雰囲気で手話を交えて歌ったりして楽しい時間を過ごす事が出来た。逆にこちらの方が癒されたような感じであった。
 室内ではほとんど杖を使わず、しっかり歩く事が出来た。

 明日は、手術後初めて東京に出かける。先日最寄の駅のエスカレーターに乗ってみたが、昇りはスッと乗れたが下りがタイミングがとれず難しい。混雑している東京の駅乗換えがスムーズに出来るか、又人ごみの中歩行中にぶつかったりして転ばないか・・・不安はあるが、自分にとっての力試しでもある。

身体の横移動

2006-04-17 | 人工股関節
我が家の台所はガスレンジと流し台がL型に配置されている。当初、立ったまま身体の向きを90度変えるだけで作業が出来、移動が少なくて済むと考えたのである。
 しかしここにきて少しだけ不便を感じている。それは、身体の向きを変えるのに足がついて行かず、結果腰を無理にひねる形になり、股関節が内転しそうになる事。足を床につけたまま上体だけをひねるのは危険なような気がするのだが、どんなものだろうか?そこでソロソロと横に移動しながら、流しとレンジ台を往復する事になる。その横移動がまたサッと出来ないもどかしさ。
 野菜をゆでたあと鍋を流し台に持っていく時は厚手のタオルを挟んでゆっくりと。「アチチ・・・」と言いながら、でも手を離すわけには行かない。

 プール歩行でも横移動が苦手。足の横可動域が狭いのかもしれない。
 横向き足あげの筋力トレーニングが足りないのだろうな。

 今日の歩数は2638でした。

万歩計目標値:人工股関節に優しい歩数は3000歩位かな?

2006-04-15 | 人工股関節
 朝起きてすぐに万歩計をつけることにしている。
 大体半日は座っている事が多いので、どう多く見ても2400歩以上にはならない。せめて、3000歩を目指そうと思う。
 暖かくなったことだし、主人と一緒に犬の散歩で目標達成しよう。

 最近、この人工股関節ははたしていつまで持つのだろうかと、深刻に、心配になってしまう事がある。そういう時は歩くのがもったいなくて恐くなってしまう。一種の神経症状態になり、家の中を歩くのさえ慎重になる。

 病院のリハビリでも、脱臼は?感染症は?と神経的になるものだから、病室担当の医師にも「そこまで心配しなくてもいい」と言われたものだが、逆に「それだけ気にしていれば間違いはない」などと励まされたりもした。

 昨日の歩数は、しめて2341歩なりでした。
 今日はつけるのを忘れてしまった。
 ウクレレクラブで座りっぱなし、散りぎわの桜と枝垂桜を求めて車に座りっぱなし、帰ってから少しは掃除・整理整頓とがんばったが、やはりパソコンの前に座りっぱなし。2000歩がいいとこかな?

ブログについて

2006-04-10 | 人工股関節
私はホームページも出しているが、それは主に趣味のウクレレ・楽譜・音楽・四季の写真・股関節に関する記事などである。しかし半年くらい前からは股関節リハビリに関する部分はこのブログに書き込んでいる。

 最近非常に多くの人がブログを作成しているようで、「人工股関節」とキーワードを入れると実にたくさんのブログを読むことが出来る。体験談あり、整形外科のお医者さんのアドバイスあり、またビックリするのは、リアルタイムで手術前後の事や入院中のレポートを書いているブログもある。携帯からの投稿だろうが、その情熱と気力には脱帽。
 ブログにコメントを入れることによってその方たちとの意見交換や交流も出来る。私のブログもきっと読んでくれているのだろうか・・・と想像すると、いい加減な事は書けないな~などと、緊張してしまう。 

 つい最近視覚障害の友人からメールをいただいた。このブログはすぐ本文を読み上げてくれるので良かったということであった。ブログには様々な魅力的なデザインが豊富にあり選ぶのも楽しい作業なのだが、私は、まずデザインがシンプルな事・文字が大きい事(高齢者の仲間が多い)を第一条件としている。そのうえ、音声読み上げが、無駄がなく必要な事を優先して読み上げてくれるのならば、それに越した事はない。