公務員の役割

公務員は国民全体の利益のために奉仕すべきであって、国民のなかの一部の者（一党派や一部の社会

勢力など）の利益のために奉仕してはならないということを意味する。

そして、公務員が「全体の奉仕者」であることは、公務員の各種の義務の根拠とされる。

何の結論ですか？

今日は某新聞社の記者からの電話取材です。

「『民間団体による庁舎移転検討委員会』が日原診療所の場所に移転を結論づけたようです。町長はこれを受けて予算を組みたいといっていますが、道信さんの意見を聞かせてほしい」というものです。

私は、「この民間団体の検討委員会も、結論なるものも認めません」と即答しました。

「法的根拠のない、単なる町長の諮問機関の結論が何で重要視されなければならないのか」「その各団体は、商売や観光など固有の目的を持って構成されたもの。ましてや会員に対して「庁舎移転」を題材に議論も聴取もしていない」

ちょっとお節介だと思いましたが、大学の後輩にもなるその記者に「あなたの一連の記事は偏っており誘導的だと私は感じます。私の周囲も同じ感想を持っていますよ」「販売部数のこともあるので注意して下さいね」と（やんわりと）付け加えました。

えええ？

日原在住の友人から長い長い電話。

殿町に本庁舎を移動する事に反対の意見、というより抗議が内容です。

話は１３年前の津和野町、日原町、六日市町、柿木村の合併協議が破綻したことから始まりました。

（もちろんその過程は知っているのですが、一応聞きました）

４０分くらい続いたときに、「日原診療所の場所は危ない」と私がやおら口を開くと、

「日原診療所？」

一瞬彼の言葉が止まりました。

そして、「知らなかった！」

「道信さん。また今度話そう」と電話が切れました。

彼は元議員です。そんな人でさえこのことを知らなかったのです。

（私がまだ議員でなかった）３月の特別委員会で「おおむね日原診療所に移転」で了解されたことは議会内でしか知られていなかったのです。

ＳＬ

いろいろな事情でＳＬがはいってきません。

窓の外はただ青い空。

津和野の産業は「観光」に頼っています。

これが続くことを考えると背筋が寒くなります。

新しい議会にゆだねよう。

「議場」をどうするか。

「ああする」「こうしたらいい」などなど。

いろいろな会議や会合、集会で当時の議員から披露されていました。

全体像がつかめなかったので、議会事務局に出向いて議事録をもらいました。

結論はタイトルの通りです。

新庁舎の場所選定も同じこと。