本日のワタクシは、1日中カイシャにいて、ひたすら家内手工業的な事務仕事をする予定にしておりました。
ところが、14:00過ぎに、課長から「テレワークの件数が足りないから、員数合わせでテレワークをやってくれ」との命令が。
14:30にカイシャを出ないと、最後の1時間だけでもテレワークをやったという実績にならないため、慌てて端末をもって自宅に移動。
明朝も自宅で1時間だけ端末をつないで回数を稼ぎ、何とか努力したけど、目標の週4回に1回足りなかったという体裁を作ることに。
アルバイトに来てくださっている方がその状況をご覧になって、「何だか大変ですね」としみじみと言っておられました。
テレワークの対象は正規職員だけなので、員数合わせに駆り出されるのは致し方ないけれど、何のための在宅勤務かよくわからない。
テレワークの回数が少ないと、人事部門から怒られるのは課長なので、課長も必死でテレワーク要員をかき集めるしかない。
ワタクシは比較的カイシャと自宅が近い(とはいえ1時間弱はかかる)ので、最後の1時間頑張る要員にされやすいわけですが。
オフピーク出勤の一環としてテレワークも選択肢の一つだろうけど、うちのカイシャでは、テレワークの回数がノルマになっている。
社長が新しモノ好きで、テレワークでウイルス対策をしようと部下の偉い方々に言ったので、下々は員数合わせに駆り出される。
前にも書いたとおり、うちのカイシャの在宅勤務は本当に本末転倒だけど、社長には立派な数字が提出され、偉い方はホッとする。
国賓として来日予定だった大陸の超大国の国家主席がその予定を延期するくらい、我が国はコロナウイルスに振り回されている。
狭い空間に人が密集すると感染が広まるというデータが出て、通勤の混雑緩和に時差出勤やテレワークを推奨するのは理解できる。
それに反論する気は毛頭ないけれど、うちのカイシャのようなノルマ競争になってしまうと、何か変だと思ってしまう天邪鬼。