雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

昔の名前の懲りない人々。

2010-08-31 20:24:28 | …and so on
小林旭の歌のタイトルのもじりですが、この場合、すったもんだを繰り返す某政権与党の皆さまの総称ということで。あっちにフラフラ、こっちにフラフラの前お坊ちゃま総理を始めとして、一旦引っ込んだにもかかわらず、やっぱり総理大臣の椅子がどうしても欲しいらしい悪人顔の前幹事長とか。何を今さら…と思うのはワタクシだけでしょうか。円高・株安で国民が疲労困憊しきっているときに、内輪もめの権力闘争なんか、真剣に、即刻止めていただきたい。国民の生活が第一とか何とかかんとか、選挙の時だけは口当たりのいいことばかり並べたてておきながら、国民が苦しんでいるときに総理大臣をまた変えるつもりなのかと、本当に神経を疑ってしまいます。参議院選挙で負けたから云々ということでしょうが、国民は、特に小鳩に愛想を尽かして投票しなかっただけのことではないのかと思います。お坊ちゃまたちにはそれすら理解できないらしい。

ワタクシは、別に現総理がいいとは全く思っていませんが、3か月やそこらでまた総理大臣を変えようと画策している人々の気がしれません。この5年ぐらいの間にいったい何人の総理大臣が変わったかを考えると、マジで外国の皆さまにも相手にされなくなるんじゃないかと、そちらのほうを心配しているだけです。GDPで中国に追い抜かれても政治家センセイは何とも思わないのでしょうか。沖縄の基地問題だってほったらかしのまま。円高・株安にも何一つ手を打てない。それで政権与党だ、国民の生活を第一に考えてるなんて言わないでいただきたい。ワタクシは根っからの無党派層の人間ですが、今の与党を見ていると呆れて開いた口が塞がらない感があります。これだったら、本当に政治家なんぞ要らないんじゃないの?と思ってしまいます。与党が代表選で内輪もめしている間にも、国民は必死に働いているのです。国会議員は歳費を国庫に返納しろ!!と思うのは、ワタクシだけではないと思うのですが。

完全休養日。

2010-08-30 14:08:02 | …and so on
大騒ぎだった親類様の上京も、無事地元にお戻りになったという電話があり、一安心したところです。もっとあちこち引きずり回されるかと戦々恐々としていましたが、東京があまりに暑かったために、わりとおとなしく過ごされたみたいです。お友達と新宿のデパートめぐりをしたり、ブランドショップの路面店を見に行ったなどという感じだったので、付きっきりで観光ガイドに徹することもなく、無事、お役御免となったのでした。今日は、空港にお見送りしなければならないと思っていたため1日休暇を取っていたのですが、結局空港にも行かずに済んだので、完全休養日にすることができました。昨夜から都合12時間ほど爆睡した後、さっきTully'sで本を読みながらランチをし、ついでにスーパーで買い物をして帰ってきたところです。Tully'sも休日の昼間と違い、それなりに人は多いものの、比較的のんびり本が読めました。

家の中を片づけている最中に、村上春樹訳の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」が出てきたので、もう一度読み返してみようと思い立ちました。「翻訳夜話2・サリンジャー戦記」をついこの間読んだところなので、少しは印象が変わるかもしれません。野崎孝訳の「ライ麦畑でつかまえて」が、どうにもピンと来ていなかったし、村上訳も最初に読んだときはあまり感動しなかったのですが、もう少し丁寧に読んでみようかと思い立った次第。フィッツジェラルドの「華麗なるギャツビー」は本当に感激したので、もう一度読み直してもピンと来なければ、結局、私にはサリンジャーという作家がよく分からないのだということになりそうですが。こういうところが、本を読む面白さではあります。人がどんなに素晴らしいと褒めそやす本でも、自分がピンと来なければそれまでだし、逆もまたあり得るわけです。完全休養日には家に引きこもって本を読むのが、一番ワタクシらしいなぁと思いつつ、これから「キャッチャー・イン・ザ・ライ」の続きを読もうと思います。

お役目終了。

2010-08-29 16:54:25 | …and so on
昨日ほど暑さを感じなくて済んでいる東京です。昼間、親類様を我が家へお連れして、たぶん、実家の母からいろいろチェック項目が言い渡されていたに相違ないのですが、そこは素知らぬふりをして。東京最後の夜は、お友達とお食事とのことで、ホテルまでお見送りして無事終了しました。昨日の暑さだったら、新宿のホテルまで行くだけで行き倒れているところですが、今日は時々雲が顔をのぞかせていたのが不幸中の幸いでした。明日は空港までお見送りする予定でしたが、何とか自分で行けるから大丈夫とのことで、結局、明日は完全にお休みにすることができました。新宿から山手線で浜松町まで行けばいいということが分かり、途中の面倒臭い乗り換えがないことが判明したのが幸いしたらしい。急ぐんだったら中央線快速という手もありますが、早めに出てゆっくり帰るわ…とのことでした。

東京に住んでいると、目的地までどうしたら最短時間で到着するかばかり考える癖がついてしまいますが、乗り換えをしないように…というのは、確かにあまり発想していないかもしれません。山手線がでのんびり行けば乗り換えなしの駅まで、東京メトロのほうが早いから…というので、わざわざ乗り換えて行ったりというのは日常茶飯事です。そういうことばかりやっているから、東京の人間は忙しないといわれるのかもしれないなぁと、ちょっと反省したりして。ともかく、お役目が無事に終わったみたいなので、今夜からは枕を高くして眠れそうです。部屋も、若干ではありますがきれいになったのは何よりでした。

あ…暑すぎる。

2010-08-28 14:53:44 | …and so on
親類様の我が家訪問が明日に延期になりました。今日は1日、お友達と会うことになさったらしいので、ワタクシは観光ガイド役から1日だけ解放していただきました。

心底よかったなぁと思うのは、この暑さの中、外に出たら溶けるんじゃないかと思うからではあります。ってか、さっき徒歩3分のスーパーまで買い物に出て、本当に死ぬんじゃないかと思いました。日陰のないところは、地面に目玉焼きでもできそうな勢いで暑いです。

明日もこんなに暑いのでしょうか。地球の温暖化が本格的に始まる前に、この世からいなくなっていたいと切に願います

疲れたです…。

2010-08-27 22:07:01 | …and so on
この暑い中、羽田まで親類様をお出迎えして、ホテルまで送り届け、明日以降のご予定を確認し、晩ごはんをいただき、ようやく解放されました。明日、うちの様子を見にくるとのことで、ホテルまでお迎えに上がらなければなりません。

中途半端に片付いた我が家、これからもう一作業かなぁと思っておりますが、何だか疲れてしまって、半分どうでもよくなりつつあります。別に、お姑さんが来るわけでもないですしね。こういうこと一つとっても、お嫁さんは大変だなぁと思う次第。

疲れたです。多分、爆睡できると思われ。頑張ります…。

親類の急襲。

2010-08-26 15:11:29 | …and so on
本日は午後イチで本社に資料を届けた後、今一つ体調も良くなかったためそのまま早退してきました。休暇も結構残っているので半日ぐらいの早退は許していただけるのですが、突然、ケータイに親類からの電話が。実家に何かあったかと思い慌てて出たら、「明日から来週の月曜日までそっちに行くからよろしくね」とのこと。あ、明日からですか?そ、そうですか…。日頃、女ばかりになったうちの実家がお世話になっているので、無碍にも断ることができず。…ということは、今日の午後は家の片づけをしておかなければならないということじゃありませんか。ワタクシ、そんなつもりで休暇申請をしたわけではなかったのですが、結果オーライというか何というか。今から頑張って部屋の片づけを始めなければならず、この東京23区内一暑い地域でヨレヨレになりながら作業しなければならないみたいです。

14:00前後のこの街は、それはもう筆舌に尽くしがたい暑さです。伊達や酔狂で日本一の最高気温をマークしているわけではないのを、身に沁みて感じながら帰ってきた次第です。今日が8月26日、9月まで一週間を切っているとはとても思えません。9月って、確かカレンダー上では秋の扱いですよね。最近、何かと話題のめざましテレビで、9月・10月は平年より暑い日が続き、平年並みに戻るのは11月以降でしょうという長野美郷ちゃんの声を聴きながら、心からげんなりしてしまいました。暑いから来るな…と親類様に申し述べる根性などあろうはずもなく、これから、泣きながら部屋の片づけを始める所存です。普段からきれいにしていれば慌てなくても済むのに…という実家の母の叱責が聞こえてきそうな気もします。分かってはいるんですけどね。家事の中で一番嫌いなのが掃除という性分は如何ともし難いので、こういう時に大慌てで大掃除をする羽目になります。明日の午後と月曜日も休暇申請しなければならず、こうやって休暇がなくなることほど悲しいことはありません。でも、いざという時は親類を頼らざるを得ないので、顔で笑って心で泣いて…の心境です。

お化粧直し。

2010-08-25 20:18:23 | …and so on
朝夕は秋の気配が漂ってきたかもしれない東京ですが、それでも自宅から駅までの徒歩3分でも額から汗が滲んできます。その後、電車を降りて事務所の最寄駅から事務所までの徒歩12~3分でどっと汗をかいている始末。「ビオレさらさらパウダーシート」なしでは仕事も始められません。普通、秋の気配が漂い始めたらこんなに汗だくにはならないと思います。朝夕でそうですから、日中の暑さはとても8月の終わりだとは思えません。こういう時に困るのはお化粧がドロドロに崩れてくることです。最近は、一応「美的」に載っていた化粧崩れしないベースの作り方を参考に、朝、鬼のように時間をかけてベースを作っております。おかげで、お昼に鼻の辺りだけ直せばいい程度で済んでいるのですが、今日の帰りの電車でほぼ同年代とお見受けした女性の顔を何気なく見て、ちょっとびっくりしてしまいました。

ファンデーションが半分ぐらい落ちているし、眉も3分の1ぐらい消えてしまい、いわゆる「麿眉」になっていました。もう帰るだけだから…ということだろうとは思ったのですが。眉は時々美容院でカットするだけで、眉とまつ毛はほとんどいじらないワタクシ。あまり身近に「麿眉」の方を見たことがなかったので、ちょっとばかり驚いてしまった次第。確かに、この暑さの中で外回りの仕事をされていると、お化粧が崩れるのは致し方ないことだとは思います。お化粧直しをする時間もないこともあり得ますしね。それに比べると、室内で事務仕事をしている自分は、本当にありがたい環境にいるんだなぁと改めて思いました。個人的には、電車の中でお化粧している人には反対なのですが、いろんな条件でそうせざるを得ない場合もあるのかもしれません。それにしても、あれは結構見苦しいものだとは思うし、揺れる電車の中でマスカラなどを塗っている女性のそばには行きたくないなぁとも思います。電車が揺れて、腕でもぶつけたらにらまれそうですよね。「君子危うきに近寄らず」ですね。

Made in CHINA。

2010-08-24 20:18:41 | …and so on
今日も昼過ぎからヒートアイランド東京の元凶、西新宿を歩いておりました。仕事だから仕方なく行くわけで、観光であの辺りをうろついている方々には本当に敬服いたします。近年、あのアスファルトジャングルで、日本語ではない言語が飛び交う率が増えております。銀座なども日本語ではない言語が飛び交い、高級ブランドショップはそういう方々によって支えられているとも聞きます。中華人民共和国の貧富の差は、日本のそれとは比べ物にならないんだろうと思う次第。今や、GDPは日本を抜いて世界第2位になったらしいですね。確かに、ワタクシの周囲にあるものでMade in CHINAではないものを見つけるほうが難しくなりつつあります。この間買ったコムサ・デ・モードの財布も、よく見たらMade in CHINAだったのでびっくりしてしまいました。結局、日本の人件費に比べれば、まだ中国の人件費のほうが安いわけで、生産拠点が次々と海を渡った結果がこの有様です。

今は、もっと安いものってMade in VIETNAMだったりしますよね。世界の工場・中国も徐々に人件費が上がってきていることの証拠かもしれません。ベトナムの方は本当に手先が器用なので、現地できれいな刺繍の入ったバッグを買ってもびっくりするぐらい安かったことを思い出しました。それでも、いわゆる「日本人価格」なので、現地の方からするとぼったくりもいいところだったらしいですが。それはともかく、中国の観光客の方々は、3~40年前の日本人の団体海外旅行客みたいなものかもしれません。今一つマナーもよくないし、並ぶという習慣がないためだとは思いますが、列に平気で割り込んできたりする。昔、日本の農協の団体ツアーが海外で不評だったという記憶があるのですが、今の中国人観光客の皆さまは、それと似ているのかもしれません。ともあれ、この不況下で銀座が生き残れたのはその方々のおかげだったという、それはそれでありがたいお話です。中国の経済成長がいつまで右肩上がりなのか、しばらくは興味を持って見ていようと思います。

どうでもいいんですが。

2010-08-23 20:16:45 | …and so on
暑いです。

8月23日。暦の上では「処暑」と言って、暑さも峠を越える季節らしいですが、ワタクシの住む地域ではお昼前にはすでに36.0℃を超えていたそうです。自分の体温と変わらないところにいるんだからそれは暑いに決まっていますが、今年の場合、その期間が長すぎると思います。普通だったら、梅雨明け直後の1週間~10日前後は死ぬほど暑いと思うものの、それ以降は徐々に最高気温も下がってきて、今ぐらいの時期には秋の気配が漂っていると思うのですが。YOMIURI ONLINEをチラ見したら、この暑さが9月まで持ち越しそうだとのこと。偏西風もラニャーニャもすでに思う存分暴れたと思うので、そろそろ通常ペースに戻ったらいかがなものかと。ちなみに、「ラニャーニャ」というのはスペイン語で「女の子」という意味らしい。これもYOMIURI ONLINEから。

それでかどうかは分かりませんが、なぜか本日のワタクシの周囲には異様に人が少なかったのです。今日が月曜日だというのがにわかには信じがたいほど、各セクションとも電話番だけ残してあとはいない…みたいな感じでした。こーゆー時に、ワタクシがなぜかいつも電話番要員になってしまうのは、やっぱり頼まれると断れないという致命的欠陥があるためだとは思うのですが。それで一念発起したわけではありませんが、9月15日~17日はロイヤルパーク汐留タワーにおひとりさまお籠りステイの予約を入れ、今日、上司にも休暇を取る旨宣告してきました。何で汐留かというと別にさしたる意味はないのですが、急きょPCを買い替える羽目になってしまったため外資系のホテルを諦めざるを得ず、遠出もできなくなったから…という、とほほな理由ではあります。ロイヤルパーク汐留タワーは全室にPCがあるというのが主な決め手になりました。ブログも途切れないで済むと思います。

近くにはコンラッドもペニンシュラもシャングリラもマンダリン・オリエンタルもあるのですが…。2日間、ホテルにお籠りできるだけでもありがたいことですよね。



帰省土産の選び方。

2010-08-22 14:09:57 | foods&drinks
東京は昨日よりも暑いかもしれません。実家から送られてきた文明堂総本店の水羊羹などをいただきながら、ひたすら家に引きこもっております。東京にお住まいの方々は、文明堂は東京が本店だと錯覚されているかもしれませんが、文明堂は長崎が発祥の地です。東京在住の同僚・友人などにそのことを申し述べると、みんな一様に驚いた顔をします。そのリアクションを見て、こちらのほうが驚いてしまうわけですが。ついでに言うと、帰省時のお土産として駅のKIOSKなどで売られている「ひよこ」というお饅頭も、もともとは福岡・博多のお土産物でした。それも、東京の方々に申し述べると驚かれてしまいます。そうとは知らない方が、東京土産として文明堂のカステラを長崎に、ひよこを福岡に持っていかれるなどということもあり得るんだろうなぁとは思います。文明堂に至っては日本橋や銀座にでんとお店を構えているので、東京土産として定着しているのも無理はないのですが。

ひょっとしたら、ワタクシが知らないだけでそういうお土産物がほかにあるのかもしれません。ワタクシが帰省するときは、たいてい羽田空港のターミナルでお菓子を物色するのですが、「とらや」の羊羹を実家のご仏前用に買うことが多いです。あとは、田舎ではなかなかお目にかかれない、ダロワイヨのマカロンなどの焼き菓子系にすることが多いかもしれません。確かにびっくりするぐらい値は張りますが、1年に1回ぐらいしか帰らないので、せめてもの埋め合わせに…と思いつつ、ご自宅用には絶対に手が出ない類のお菓子を選ぶようにしています。よって、自分が食べたいもの…というのもかなり大きな基準の一つではあります。「とらや」の羊羹は日持ちがするので、かなりの期間仏壇にお供えしていても大丈夫ですが、焼き菓子は意外に日持ちしないので自分の口に入る可能性が大きいのです。そんなことで埋め合わせになるのかという話もありますが、ご自宅用に買うことはありえないようなお菓子なら、食べたくなるのが人情というものなのです。