雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

経験則。

2010-03-30 22:17:53 | …and so on
ワタクシの次の仕事は数字と格闘することなのですが、前任の女子が次の部署に早く来いというお達しを受けているらしく、4月1日に嵐のような引継ぎをすることになりました。ちなみに、4月1日は今の仕事でもどうしてもやらなければいけない業務があり、上司にも「これだけはやっていってね」とお達しを受けております。考えるだけでげんなりするのですが、仕事の架け替えはあっても自分の掛け替えはないので、自分にできることを一生懸命やるしかないありません。

たとえ初めてやる仕事であるにせよ、その仕事の抜け道はいくらでもあるはずなので、仕事に集中しすぎて自分を消耗させないように気をつけようと思います。昔、自分で仕事を抱え込みすぎて、途中で倒れてしまった苦い経験が少しでも活きればいいなぁと思います。そのために自分がどれだけ回り道をしているかを考えると、自分のことをなおざりにすればそのツケはやっぱり自分で払うことになるわけで。どんなに大変に思える仕事であっても、仕事なんて何とかなってしまうものだ…と、今までの経験則を思い浮かべながら、おのれに呪文のように言い聞かせつつ帰ってきたのでした。

罵詈雑言省略。

2010-03-29 22:36:14 | works
ワタクシのカイシャの上層部の頭の良い方々は、下々の七転八倒など念頭に置こうともせず、それでなくても忙しい人事異動のドタバタのさなかに重要なシステムを停止してしまいました。

ご自分たちは頭が良くていらっしゃるし、そのシステムが年度末・年度当初にたかが4日止まったぐらいでは何の影響もないのかもしれませんが、末端の事業所では大騒ぎになるということを理解しようとしておられないご様子。処理の仕方が悪いとか何とかかんとか、あとで監査部門に怒られるのも末端の事業所なのですが。

…以下、罵詈雑言省略。

疲れました。おやすみなさい

夜桜見物。

2010-03-28 17:55:31 | …and so on
今日の東京はとても寒い1日になりました。

事務所にたった1人で仕事をしてきました。基本的に1人でいるほうが落ち着くタイプではあるので、仕事もかなりはかどりました。ワタクシの場合は平日でも地下の資料室に篭って事務作業する環境であれば、結構な集中力で仕事をするんだろうと思います。やっぱり、ベースは引きこもりのようです。話しかけられたり電話を取ったりすることでペースが乱れると、途端に不機嫌になって仕事がはかどらなくなるのも事実だし。

事務所の桜も、この寒さの中で結構頑張って咲いていました。さすがにこの寒さでは、外でお花見をする団体もいなかっただろうとは思います。ビールが飲めるような気温ではありませんでしたし。明日から、通常どおりの仕事です。眼鏡代ぐらいは稼がないといけないので、今年も夜桜を眺めつつ家路を辿る日々が待っています。

近視で乱視で老眼でガチャ目。

2010-03-27 16:30:09 | …and so on
今日の東京はよく晴れました。ただ、気温があまり上がっていないので春爛漫という感じではありませんが。これからはPC上で数字ばかりにらむことになるので、近視で乱視で老眼でついでにガチャ目のワタクシは、取るものも取りあえずという感じで眼鏡屋さんに行き、眼鏡を作ってまいりました。乱視が酷いために5と6と8と9の区別がつかず、裸眼のままだと数字を間違う危険性が非常に大きい。ってか、前に数字を扱う仕事をしていたときも眼鏡をかけてはいたのですが、ある時フレームを折ってしまったので、それから裸眼で何とかしてきてしまったのです。テキストをにらむのにはさほど不便は感じていなかったのですが、PC上の細かい数字はさすがにつらいし、5と6と8と9の千億単位を間違うとマジで洒落にも何にもならないのです。

前に眼鏡を作ったところのほうがいいと思い、ちょっと遠くまで遠征して来ました。1万円均一とか何とかかんとか、眼鏡も本当にピンからキリまでありますが、毎日使うものだし多少高くても仕方ないと思いまして…。さすがに、そこはわりときちんとしているお店なので、前に作った時のカルテも存在していてかなりスムーズに検査も終了しました。レンズ・フレームを選ぶと結構な出費にはなりましたが、これだけは背に腹は変えられないので、その分ぐらい超過勤務で何とか稼いでやると固く心に誓った次第。前の眼鏡を壊して以来、信号の青が五重に見えたり、月の面積が2倍に見える生活をしていたので、少しはまともな生活に戻るかもしれません。フレームも、結構頑丈なものを選びました。来週の土曜日に取りに行くことにして、再来週から数字と格闘する日々が始まります。年寄りにはかなりつらい毎日になる模様です。

体力勝負(?)。

2010-03-26 23:21:36 | works
ようやく1週間終わったのですが。

明日は何とか休みますが、明後日は仕事に行きます。ワタクシ、どう考えても休日出勤までして頑張るキャラじゃないんですけど。これから1ヶ月程度はこういう状態が続くらしいので、とにかく眠れるときはできるだけ寝ることにします。

こんな年寄りに、体力勝負(?)の仕事をさせようとすること自体が間違っていると思いませんか?

かわいそう…。

2010-03-25 22:20:05 | works
東京は、今日も寒い1日となりました。

せっかく桜の開花宣言が出たのに、こんなに寒くては咲き始めた桜がかわいそうな気もします。桜の心配をするより自分の心配をしろという話もありますが。年老いても種々の事情で引退できない馬車馬というのもかなりかわいそうですよね。とにかく、デスクを完全に2つ占領して積み上げた書類の上に、どんどん書類が積み重なっていきます。メールボックスも然り。最初のほうの書類が何だったか思い出せなくなるので、なるべく積み上げないようにと心がけてはいるのですが。

誰か、かわいそうだから代わってあげようという奇特な方がいるはずもありませんよね。

馬車馬並み(泣)。

2010-03-24 22:48:06 | works
今日の東京は真冬並みの寒さとなりました。

ワタクシは、これから4月いっぱいぐらいは死ぬほど仕事をする羽目になりました。この年寄りを、何でそんなに人使い荒く使うかね…と思うのですが、当面の目標は無事にゴールデンウィークまで生き延びることに決定しました。ブログの更新が途絶えた時は、年老いて引退もできない馬車馬並みに働いていると推察いただければ幸いです。

とにかく暇があったら寝ることで、何とかこの局面を乗り切りたいと思います

御室の桜。

2010-03-23 20:49:58 | …and so on
今日は、メールと電話と会議で1日終わってしまいました。

全く大したことはしていないにもかかわらず、帰る頃にはヘロヘロになっておりました。メールは便利ではあるけれど、資料要求メールが本社から山のように送られてくるので、それを読むだけでも一仕事になってしまいます。優先度で松竹梅をつけるのも一苦労。それから、メールを補足するような確認の電話も多々あり、その合間を縫ってシステム停止期間の対策会議を行っているうちに、何だか日が暮れてしまった気がします。今は、朝と昼の時間がほぼ同じはずなのに、昼間の時間があっという間に終わってしまう気がするのは、ワタクシが耄碌し始めた証拠かもしれません。

昨日、東京では例年より6日早く桜の開花宣言が出たとのこと。うちの事務所の庭にある桜もぼちぼち花が開き始めました。ワタクシは窓を背にして座っているし、会議をしているとき以外はほぼずっとPCをにらんでいるので、後ろを振り返る余裕すらなかったのですが、後輩女子がそういって喜んでおりました。やっぱり今年も桜の季節は夜なべ仕事をしているので、結局は夜桜しか拝めない結果になることはほぼ確定しております。南の島が無理なら、せめて京都・仁和寺の桜でも見に行きたいなぁと、JR東海のCMを眺めながら、しばしの間現実逃避しておりました。御室の桜を見ないと春の義理が果たせない…京都の人は、やっぱり風流ですよね。

時の過ぎゆくままに。

2010-03-22 08:50:57 | music
昨日は厭世的な中学生の話をしましたが、ワタクシ、小学校6年生の時にすでに厭世観たっぷりだったことを思い出しました。ジュリーこと沢田研二の「時の過ぎゆくままに」がヒットしたのは、確かワタクシが小学校6年生の頃だったと思います。

あなたはすっかり疲れてしまい 生きてることさえ嫌だと泣いた

小学校6年生のワタクシは、すでにこのフレーズに共感していたのです。何をそんなに疲れ果てた小学生だったのか、我ながら怖ろしい気もしております。ちなみに、ジュリーはその後「勝手にしやがれ」などの名曲を世に出すことになりますが、ワタクシにとっては、今でも「時の過ぎゆくままに」がナンバーワンではあります。

別に、35年前の田舎の小学生のことゆえ、お受験騒動などというものを経験したわけでもありません。どちらかというと当時からインドア派だったことは認めますが、それにしても、生きてることさえ嫌だと泣く女性に共感しなければならないほど疲れ果てるような生活だったとは思えない。歌っているジュリーにしたところで、当時はまだ20代だったはずで、今のジュリーが歌ったほうがしっくりするような歌だとは思うのです。当時のワタクシは、図書館で本を読むのが好きな子どもではあったかもしれないけれど、グレープの「追伸」を聴いてニューミュージックに走るのは中学生になってからの話です。すっかり疲れ果ててしまった35年後のワタクシではありますが、それでも、明日からまた仕事だと思えば、何とか頑張るしかないとは思うわけで。今、「時の過ぎゆくままに」が好きな小学生に出会ったら、人生もう少しは楽しいこともあるよと言ってあげたいとは思います。でも、いずれにしても名曲であることに間違いはありません。お若い方々は、是非YouTubeを探してみてくださいませ。

ささやかなこの人生。

2010-03-21 15:13:35 | music
昨日YouTubeをウロウロしていて、ふと、おのれが人生で一番最初に買ったレコード(当時はまだレコードの時代です)が、風の「ささやかなこの人生」だった記憶がよみがえってきました。親類のおじさんに、年子の妹と1枚ずつ好きなレコードを買っていいと言われ、妹は山口百恵の「横須賀ストーリー」で、ワタクシが「ささやかなこの人生」だったのを思い出しました。ワタクシが中2、妹が中1の頃だったと思います。我が家にコンポーネントステレオを買ったため、それからは少しずつお小遣いを貯めて、グレープ、さだまさし、オフコースなどを買うようになっていくのですが。その当時は、風というよりは伊勢正三の作る歌が好きだったのだろうと思います。伊勢正三といえば「なごり雪」に止めを刺すのかもしれませんが、他にもいろいろ素敵な曲があったような気がします。「きみと歩いた青春」とか。

それにしても、弱冠中学2年生で「ささやかなこの人生」を選んだワタクシもいかがなものかとは思います。14歳にして、

優しかった恋人たちよ ささやかなこの人生を
喜びとか悲しみとかの 言葉で決めて欲しくはない

というフレーズがいたくお気に入りだった記憶がありますが、一体何をどう考えてこんなフレーズに共感していたのか、今となっては本当に不思議な中学生だったとしかいいようがありません。その頃から厭世観のあるものが好きだったのは間違いないのですが、14歳で何をそんなに人生に疲れていたのか、甚だ謎が多い中学生ではあります。アイドルには全く興味がなかったので、妹のように山口百恵のレコードを買うという発想もなかったのだと思います。上記のフレーズは、それから30年以上経った今のほうがしっくり馴染むようなものではあります。人生も折り返し地点を過ぎたと思しき昨今、「ささやかなこの人生」を喜びとか悲しみとかの言葉で決め付けないように…と自戒を込める次第です。