雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

戦い済んで…。

2009-08-31 21:01:38 | …and so on
事前に予想できたこととはいえ、なかなかにドラスティックな結果になりました。良くも悪くも国民が自民党の政治にNOを突きつけた格好でしたね。十数年前、細川のお殿様が首相になったときは、まだ日本国に活気があったような気はしますが、今回は国民がヨレヨレになっています。その分、新政権を見る目も厳しいのではないかと思います。昨日NHKの開票速報を見ていたのですが、民主党で当選確実が出た女性候補が、グリーンのポロシャツに同じ色のリストバンドといういでたちで、興奮しまくりでインタビューを受けているのを見てげんなりしました。

少なくとも、支持者にお礼を言わなければならない席にポロシャツで現れる感覚にゾッとしてしまいました。選挙運動期間中はポロシャツでもいいとは思います。ただ、国会議員になろうとするほどの人物ならば、最低限のTPOはわきまえていただきたいものだと。「小泉チルドレン」が1割しか生き残れなかったように、「小沢チルドレン」も必死で仕事をしないと次の選挙に生き残れる保証はどこにもない。始まる前からこんなことを言うのもおかしい話ではありますが、民主党が勝ったのではなく自民党が負けたのだということを、特に新人センセイには肝に銘じておいて欲しいものです。もっと言うと「郵政民営化」が失敗だったことが露呈しただけの話です。全部やり逃げで息子だけちゃっかり当選させた元首相が、個人的にはどうしても好きになれないのですが

戦い済んで、今日の東京は台風で大雨でした。新政権の行く末を暗示しているのでなければいいなぁと。

選ばれし者。

2009-08-30 15:51:00 | …and so on
先ほど、ちょうど小雨の降る中ではありましたが、衆議院選挙の投票に行ってきました。たかが一票、されど一票。自分の投票行為でこの国が劇的によくなるなどという幻想は全く抱いていないし、期待もしていません。ただ、ワタクシの座右の銘の一つに「権利を主張する前に義務を果たせ」というのがあります。もちろん、投票権というぐらいですから、選挙に投票することは国民の権利ではあるわけです。が、ワタクシの個人的な感覚として、政治にあれこれいちゃもんつけたいのならば、最低限の義務として自分の意思を明確にするために投票所に足を運ぶことは必要だろうと。

もちろん、自分が投票した候補者なり政党が勝つか負けるかは時の勢いなどというものもあります。自分が投票した候補者が落選することだってあり得る訳で、それは仕方のないことだとは思う。ただ、他人に吹聴するようなことでは全くないけれど、自分の心の中で自分の意思を確認して、その眼がぶれないようにしておくことは必要だなぁと思います。ヨン様やハンカチ王子や遼君に群がるのとは訳が違うのだから…と自分自身を戒めてはいるのですが。でも、前回よりも投票率は上がりそうだとのこと。ワタクシの地区の投票所にも、小さなお子さんを連れたお父さん、お母さんがたくさん足を運んでいらっしゃいました。子供に両親が投票するところを見せるのはいいことかもしれないなぁと、ふと思ってしまいました。結果はどうなるにしろ、選ばれた方々は国民のために一生懸命汗をかいて働いていただきたいものです。

翻訳夜話。

2009-08-29 17:12:17 | books&magazine
今日は、昼前から出かけておりました。ものすごくいいお天気だったので、今日は雨が降るという天気予報は外れだなぁと思ったのですが、15:00過ぎぐらいからにわかに曇ってきました。現在のところはまだ雨にはなっていないようですが、夕立でも来そうな雰囲気だったので、用事を済ませて慌てて帰ってきました。一応折り畳み傘は携帯していたのですが、濡れるのも嫌だったので。途中のカフェでランチしながら、村上春樹・柴田元幸の「翻訳夜話」を読んでいました。ワタクシの首と肩は、どうやら本が読める程度には回復してきた模様。

村上春樹は作家でありながら翻訳家という一面も持っています。東大の助教授にして翻訳家でもある柴田元幸(今は教授になられましたね)の教室でのセッションなどなど、翻訳関係のシンポジウム等にはわりと気軽に出るという村上春樹の意外な面が垣間見えて、なかなかに面白い本です。まだ読了したわけではないのですが、前から読みたいと思っていてつい読みそびれていた本ではあるので、かなり真剣に読んでいます。「翻訳夜話2~サリンジャー戦記」も上梓されているので、次はこれを読もうと思っています。ただ、問題はどちらも文春新書なのですが、書店でなかなかお目にかかれないこと。「翻訳夜話」もぶらりと入った阿佐ヶ谷の書店で目にしたので、即買いしてしまいました。文庫の寿命も短いけれど、新書はもっと短いのが難点です。「翻訳夜話2」も、見かけたら即買いですね。

無節操。

2009-08-28 21:09:27 | …and so on
やーーーっと1週間終わりました。

相変わらず心身ともに不調ですが、少なくとも2日間は仕事に行かなくていいと思うと心底ホッとします。新型インフルエンザは、結局2人に1人は罹患するという推計も出てきているとのこと。マジで早めに罹患し、薬も潤沢にあるうちに正々堂々と1週間静養した方がいいんじゃないかと思い始めております。10月がピークだということですが、その頃まで薬があるかどうかも疑わしいし。

政権交代がなるかどうか明後日の選挙で決まるわけですが、どちらが勝つにせよ、新政権は未曾有といわれる不景気や新型インフルエンザ対策などなど、待ったなしの仕事に忙殺されるのは間違いない。いずれにしてもバラまきなどではなく、芯がぶれない政策で国民を引っ張っていっていただければいいなぁと。ワタクシ、個人的には政治に過大な期待も要らん幻想も抱いておりません。選挙の時に口当たりのいいマニフェストばかりが並ぶのは、とにかく当選しなければただの外野になってしまうのだから仕方ないことだとは思う。問題は、有権者自身の眼がぶれてないかどうかかもしれないなぁと。だって、4年前は雪崩のように小泉さんの魔法にかかってしまい、今度は逆というのはあまりにも節操がない気がする。個人的には投票所に行ってから、誰に投票するかを決めようかと思っているのですが、それが一番節操がないのかもしれませんね。

短気は損気(?)。

2009-08-27 20:52:29 | works
何だか心身ともに満身創痍状態の昨今、今日も本当は夏休みをとって休養したかったのですが、インフルエンザの同僚がいないのでその分の雑用などを引き受けなくちゃいけないだろうとヨロヨロ仕事に向かいました。昨日も1日中お休みの人々のフォローに振り回されて結構ヨレヨレだったのです。で、明日は面子が揃うから休んでもいいかなぁと思った矢先、別の同僚がにっこりと「明日お休みしますね~」と。結局は早い者勝ちで、周囲の状況を気にして休みたいと言い出せない人間は負けなのですね。

「短気は損気」といいますが、本当にそのとおりなのかもしれません。休みの人のフォローも、他の人が気がついてやってくれるのを待つのが嫌で、自分で走り回ってしまう。他人様に物を頼むのが苦手だという性格と短気さゆえ、結局自分でやった方が早いと思ってしまい、挙げ句は休むきっかけを逃しているわけで。何だかとても悲しくなってしまうのです。休む時も、なるべく他の人の迷惑にならないようにと細心の注意を払うのですが、世間にはそんなことに頓着しない人もいる。本当に心身が弱っているような気がしますが、結局は明日も仕事です。全国津々浦々の小心者の皆さま、今週もあと1日です。頑張りましょうね。

緊急避難。

2009-08-26 22:17:56 | …and so on
本日は、緊急避難的に中4日でカイロプラクティックに行ってきました。通常は、最初の何回かは中4,5日間隔を3,4回、そのあとは最低でも一週間は空けないと施術はしないというのがカイロプラクティックの基本だそうで、それも毎週通うのは本当にイレギュラーな人々なのだそうです。普通の症状だと、その後は2週間に1回とか月1回メンテナンスをすればいいらしい。ワタクシの首及び肩は全くもってイレギュラーなのです。だって1回5,000円ですよ。毎週おいそれと通える金額ではないのですが、痛みには勝てず、背に腹は替えられない。

毎週通うと1年で250,000円近くかけることになります。軽くヨーロッパに行けてしまいます。ワタクシの全身で一番金がかかっているのが首と肩というのは、本当にとほほな状況です。取り替えられるものなら首と肩を取り替えたいと思う今日この頃。臓器移植は何となく世間に認知されてきましたが、首と肩の移植なんて誰も思わないですよね。はぁー。明日から、インフルエンザを発症した同僚が出てくるらしい。日曜日に熱が出たらしいから、まだ一週間経ってないんですけどね…。しばらくは周囲もマスク着用ですかね。

新型インフルエンザ。

2009-08-25 20:54:39 | …and so on
昨日、同僚が発症した話を聞くまではどことなく他人事のように思っていたのですが、昨日から、俄然他人事ではなくなってしまいました。だって、感染するのは主に10代の若者の皆さまだという情報だったので、まさかアラフォーの同僚が罹患するなんて思ってもいなかったので。今日は、事務所でも本社でも対策会議なるものが開かれておりました。お子さまがいる方々は戦々恐々としているし、ワタクシも、朝から東京都福祉保健局や厚生労働省のWebサイトで情報収集にいそしんでおりました。

結局、従来のインフルエンザよりは潜伏期間が長いので、熱が下がったからといってほいほい外を出歩かず、かかりつけのお医者さんのOKが出るまでは家でおとなしくしてろ…というのが概ね公式見解になっている模様。周囲は未だワクチンが出回ってない以上、15秒間手洗いしたりマスクをつけるなどでしか防衛できないらしい。肩こりもまだ全く完治しないワタクシは、今、外を出歩けなくなるとカイロプラクティックにも行けなくなるので、何とか罹患をまぬがれたいとは思っております。目の前に危機がたくさんあるので、いささかげんなりしている今日この頃です。万が一新型インフルエンザにかかってしまった方は、なるべく外を出歩かないようお願いします。

一難も去ってないのに…。

2009-08-24 20:41:43 | …and so on
昨日までの激烈な痛みはようやく落ち着きましたが、完治には程遠いワタクシの首と肩。昨日まではひたすら鎮痛薬とインドメタシン入りの湿布で痛みを紛らわしていたのですが、さすがに事務所に湿布していくわけにもいかず。とりあえずは真冬並みにマフラー(さすがに素材はリネンとかコットンですが)をぐるぐる巻きにして仕事に行きました。痛みはそれほどでもなかったのですが、首に鉄板が貼り付いているようです。

ところが、事務所に行ったら同僚が新型インフルエンザのためお休みに。ワタクシの目の前に座っているので、ワタクシなどはいわゆる濃厚接触者ということになります。え~~~ですよ。そもそも、お子さまがインフルエンザに罹ってしまい、看病しているうちに自分も倒れたらしい。最後にあったのが先週の木曜日で潜伏期間は最大7日らしいから、今週の水曜日ぐらいまでは油断できません。一難も去っていないのにまた一難。お祓いでもしたほうがいいでしょうか。