雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

ゲリラ豪雨。

2010-07-31 15:15:32 | …and so on
昼前から突然バケツをひっくり返したような雨が降り出し、昼過ぎには雷まで鳴り始めました。ものすごい勢いで降って、2時間ぐらいで上がってしまいましたが。今日は晴れるはずじゃなかったのかと思いつつ、東京都下水道局の「東京アメッシュ」を見ると、うちの近所だけものすごいことになっていて、中野・杉並辺りでは全く雨が降っていませんでした。「東京アメッシュ」というのは、都内とその近郊を250m×250mのメッシュにして降水量を5分をおきに更新してくれるという、役所が作ったWebサイトにしては珍しく実用的なサイトなのです。Googleとかで「東京アメッシュ」を検索すれば出てきますので、東京近郊にお住まいの方には、是非ブックマークをお勧めします。カイシャのPCでもブックマークしておけば、帰りに傘を持っていったほうがいいかどうかの目安になります。役所もたまにはいいものを作っているのですが、PRするお金がないらしく、世間での認知度はまだまだ低いみたいです。

要するに、ワタクシの家の周辺だけがゲリラ豪雨に見舞われてしまったということのようです。雨が止んだのでさっき買い物に行ってきたのですが、昨日の蒸し暑さの続きみたいで、不快指数が高値安定といううれしくも何ともない状況になっておりました。普通、夕立でも何でも雨が降ると涼しくなると思うのですが、昨今のゲリラ豪雨は雨が降っても気温が下がる気配がありません。気温が高いまま湿気が加わるという最悪のコンディションになるわけです。これも、やっぱりヒートアイランド東京特有の現象でしょうか。徒歩3分のスーパーの往復だけで汗だくになるってどういうこと?とツッコミたくなります。あまりにも汗だくになる日が続いているので、思わず「ビオレさらさらパウダーシート」を買ってしまいました。家ならすぐシャワーを浴びることができますが、職場では、さすがにそういうわけにはいきません。今までこの手の商品には懐疑的だったのですが、「美的」などにも掲載されていたので、ものは試しで買ってみました。そのくらい、今年の暑さは異常なんですね。

上島珈琲店。

2010-07-30 22:30:37 | foods&drinks
雨が降って少しは涼しくなったと思ったら、今日は不快指数満点の1日になりました。朝から本社に行った時点ではそれほど感じなかったのですが、午後、ちょっと用足しに外に出た途端、身体中に湿気がまとわりついてきました。梅雨の時期より気温が高い分ヒジョーにタチの悪い湿気で、近くの郵便局までの往復の10分かそこら歩いただけで、全身がジットリしてしまいました。しかも、明日からはまた猛烈な暑さがぶり返してくるとのこと。今年の夏は、本当の異常気象なのではないかと思います。今日はカイロプラクティックの予約を入れていたのですが、仕事が終わってJRの駅に着くまでの間も気温も湿度も高いまま、一向に不快指数が下がる気配がしませんでした。カイロプラクティックの先生も「皮膚呼吸できないような感じですよね」とおっしゃってましたが、本当にそんな感じの1日になりました。

予約を入れた時間まで1時間ぐらい空いたので、以前このブログに「カフェ探し中」という記事をアップしてからいろいろなカフェを教えていただいたうちの1件、上島珈琲店でお茶しながら本を読んでいました。上島珈琲といえば神戸だと思っていたのですが、首都圏でも結構な数のカフェを展開しているのに驚きました。しかも、職場の近くにもカイロプラクティックセンターの近くにもあって2度びっくり。スタバやTully'sと一番違うのは、アイスコーヒーでもプラスティックの容器ではなく、工業デザイナーの柳宗理作というカトラリーが使われていることでしょうか。あとはメニューがカフェラテではなくミルク珈琲という名称だったりして、大人を意識して作られたカフェのような気がしました。今日は、たまたま隣で結構声の大きいご婦人が2人でおしゃべりされていましたが、普段はかなり静かに読書できそうな気もしました。教えてくださった方、本当にありがとうございました。おかげさまで、カイロプラクティックまでの時間つぶしの場所を1つ確保できました。

カッコいい婆さま。

2010-07-29 17:58:23 | …and so on
時々横殴りの雨が降る中、有楽町で髪を切ってきました。1ヵ月半ぶりだったのですが、伸びた分だけカットしてもらって、鏡を見てびっくりしました。髪の毛が見事に白いのですよ。カラーリングしている部分は基本的には色が落ちないので、普段はあまり意識していないのですが、ベリーショートの場合、カットする分=カラーリングしている部分なので、その部分をカットしてしまうと自分でもびっくりするような白髪が出現するわけです。担当のお姉さんも非常に言いにくそうに「また増えましたね」とポツリ。母からの遺伝と溜まりまくっているストレスとその他諸々の要因が重なると、白髪は確実に増殖してしまいます。しかも、特に顔の周囲に白い部分が多いと確実に老け顔になるのです。カットしてもらっている間は雑誌を読んでいたのですが、顔を上げた途端、10歳ぐらい老けた気がしました。ワタクシの場合、白髪が増殖するのがつむじの周りと顔の周りなので、やっぱりしばらくはカラーリングをしないと駄目みたいです。

「あと20年経ったら総白髪のベリーショートにしましょう」と担当のお姉さんは言うのですが、個人的にはあと20年も生き永らえているかどうか甚だ疑問です。根性がないので突然行き倒れてしまう可能性だってあるわけです。でも、もし生き永らえていたら20年なんてあっという間に過ぎてしまう気もします。仕事をしている間は総白髪のベリーショートは無理かもしれませんが、仕事を辞めたら、そのヘアスタイルで白いシャツにデニムの似合うカッコいい婆さまになりたいとは思うわけです。担当のお姉さんに言わせると髪があるだけまだいいほうで、ワタクシの年代でも、すでに髪の毛のボリュームが落ちてきている人もいるらしい。そうなると、美容院でできることは本当に限られてくるのだそうです。パーマでボリュームを出そうにも、髪の毛を傷めてしまって悪循環ということもあるとのこと。「そうなると、アデランスとかに頼るしかなくなっちゃいますから」と、喜んでいいのかどうなのかビミョーな慰められ方をして帰ってきました。男女とも年を取るにつれ、髪の毛にもいろいろ問題が出てくるんですね。

経済的理由。

2010-07-28 20:21:04 | …and so on
あさいちで本社に行ってきました。少しでも涼しいうちに…と目論んだのですが、9:00になれば日光の照りつけ方は同じなんですよね。ちょっと風があったのでまだ救われましたが、それにしてもヨレヨレになりました。最近はタオルハンカチばかり使っているのですが、あっという間に汗をかくので、1枚では足りなかったなぁと反省しました。明後日も同じような時間に本社行きなので、明後日はタオルハンカチを2枚ぐらい持参する所存にて。明日は休暇がようやく取れたので、やっと髪を切りに行けます。海の日に行く予定だったのですが、担当のお姉さんがお休みだったため断念しておりました。基本がベリーショートのワタクシ、アシンメトリーショートにしていると長い方がすぐにウザくなってきます。美容院に1ヵ月半も行っていなかったので、そろそろ我慢の限界に近くなっていました。今週に入って1日ぐらい休暇が取れるように仕事を調整していたので、ようやく髪が切れます。

よく「ショートだと手入れが楽でいいですね」と言われます。確かに、日々の手入れは楽なのですが、代わりに美容院にはマメに行かないと大変なことになります。セミロング以上の長さがあると、2~3ヶ月髪を切らないでもそれほど大変ではないらしいですが、髪の毛が短くなればなるほど、伸びるとスタイリングができなくなるので、美容院に行く回数は増えると思います。それに、もはや若白髪ではないワタクシの白髪も増殖します。ワタクシの場合つむじが結構強力なので、その周辺から白髪もどんどん伸びていき、隠そうにも隠せない状況なのです。なので、本当は1ヶ月に1回行きたいところなのですが、主に経済的理由により40日に1回ぐらいの割合で美容院に通うことになります。1回1万円ぐらいなのですが、実家の母に言わせると「どこが1万円なのかさっぱり分からない」らしい。分かる人だけ分かってくれればいいや…と、半ば開き直りの心境ではあります。概ね、若い人からは好評なのですが、それって若作りしてると暗に言われているのかもしれません。自分が気に入っていればいいだけの話ですよね。

優秀な新人さん。

2010-07-27 20:48:49 | works
昨日まで小康状態だった暑さが、今日はまたぶり返してきました。今年の夏の暑さは異常だよなぁと思うのですが、これが地球温暖化が徐々に進行しているということなのかもしれないと思うと、あまり文句ばかりも言ってられない気分にもなります。でも、そうはいっても物理的に暑いけど。明日はあさいちで本社です。書類がなければ事務所に寄らずに本社直行という手もあるのですが、書類を家に持ち帰ることを考えただけでげんなりしたので、事務所にいったん寄って、それから本社に行くことにしました。明日の朝、ヒートアイランド東京の元凶、西新宿の高層ビル街を行き倒れそうになりながらヨロヨロ歩いているのはワタクシかもしれません。明後日は休暇を取って有楽町の美容院に行こうと目論んでいるので、本社にお届けする書類は何とか明日中に送り込んでしまおうという所存にて。ある意味、自業自得ではあるのですが、いずれにしろ近々本社に行かなければならないのです。

事務所は、本社と比べるとのんびりしていて年寄りにはいい環境です。ところが、昨今の採用試験の超狭き門を潜り抜けてきた新人さんには物足りないらしい。今日、たまたま上智出のバリバリの新人女子と話す機会があったのですが、もっと仕事したいとのたまわれてしまいました。今、彼女がいるところはうちの事務所内でも比較的穏やかな部署なのは事実ですが、それにしても今どきの新人さんはすごいなぁと思いました。確かに、採用する時もペーパーだけでなく、3度ぐらい面接をして篩いにかけられている人々なので、優秀なのは間違いありません。面接官に借り出される管理職の皆さまも、篩い落とすのは本当に大変だと嘆いておられたのを耳にしたことがあります。面接も、1度目のペーパーで足切りした状態では、まだぼろを出す学生もいるらしいですが、2度目、3度目の面接までこぎつけるような人々の甲乙をつけるのは至難の業なのだそうです。思わず、彼女みたいなやる気のある新人さんにワタクシがやっているような仕事を任せればいいのに…と声にならない独り言をつぶやいてしまいました。


クナイプ・ミントの香り。

2010-07-26 20:33:02 | …and so on
一昨日の夜ぐらいから雨が降るようになったおかげで、先週の狂ったような暑さは、どうやら一段落したようです。暑いには違いないのですが、先週と比べるとまだ我慢できるようになりました。先週は浴槽にお湯は溜めるのですが、湯船に入ろうという気力が湧いてきませんでした。お風呂の湯気だけでサウナ状態になっており、髪・身体・顔を洗っているだけで汗がぽたぽた落ちてくる始末。クナイプのオレンジ・リンデンバウムはオレンジのお湯の色を見ただけでげんなりしていたので、梅雨入りぐらいからグーテナハトという比較的落ち着いた香りで色もブルーの入浴剤を使っていたのですが、先週はそれでもサウナ状態でした。カイロプラクティックの先生に、とにかく毎日湯船に浸かって身体を温めるようにと口を酸っぱくして言われているワタクシは、もうちょっとクールダウンできそうな入浴剤をドラッグストアで探しておりました。

同じクナイプ・ミントの香りはクールダウン効果があると「美的」にも紹介されていたので、ものは試しと思い、昨日購入してきてさっそく使用しております。確かに、結構クールダウン効果はありそうで、お湯に浸かっているのにミント系のさわやかさがあります。色もペパーミント・グリーンで視覚的にもなかなかよいと思います。先週みたいな暑さがぶり返してきても、これなら目標の10~15分は浸かっていられそうです。お湯の温度もかなり低い本当のぬるま湯にして、みぞおちまでの半身浴ではあるのですが、基本的にドイツ製のバスソルトなので温まることは間違いない。空調で身体が冷え切ってしまうこの季節ではありますが、シャワーだけで済ませたくなるのも事実です。ワタクシも、カイロプラクティックの先生に身体を温めるように散々言われているので、何とか頑張って半身浴を続けているようなものです。このクナイプ・ミントの香りは、冷房病にお悩みの方にお勧めしたいバスソルトです。皆さま、頑張って冷えないようにしましょうね。

26時間テレビ。

2010-07-25 13:14:48 | tv&movie
相変わらずの暑さなので外に出ようという気力も無く、久しぶりに地上波でも見ようかとTVをつけたら、フジテレビが26時間テレビをやっていて、通常の日曜日のレギュラー番組がごっそりなくなっていました。この暑いさなか、馬鹿騒ぎしなければならないタレントの皆さま方もご苦労なことだと思いつつ、あまりにも煩いので、結局TVを消してしまいました。テレビ局もこの不況下で経費節減をしなければならないために、比較的ギャラが安いと思われるヘキサゴン・ファミリーをメインに据えていますね。島田紳助以外全員のギャラを足しても、紳助1人分とあまり変わらないかもしれないなぁと思うのです。ヘキサゴンファミリーによる24時間駅伝とか、系列局対抗の12時間三輪車耐久レースとか、この暑いのに本当にご苦労様としか言いようのないようなことをやっているみたいです。いい加減、こんな馬鹿騒ぎは止めたらどうかと思うのですが、日本テレビが続けている以上、引くに引けないのでしょうか。

日本テレビの24時間テレビに関して、昔、ビートたけしが「地球を救う前に俺を救え」という名言を吐き、ワタクシはそれにいたく感激したことがあります。確かにこのご時世、人を救う前に自分を何とかしなければならないと思うのです。もちろん、善意のチャリティ精神を否定する気など全くありません。それは大切なことだとは思うのですが、テレビという媒体に乗っかったチャリティには、どことなく胡散臭さを感じてしまうわけです。高額ギャラを全て募金に回したタレントなどというのも聞いたことがありません。最近は、とりあえず誰が24時間マラソンを走るのかに興味が集中していたりもするし。今年ははるな愛らしいですね。ご苦労様なことですが、それも仕事の一つではあります。「サライ」の大合唱の中、放送終了時間までに武道館に帰ってこれるかどうかが、この番組最大のクライマックスになっています。ある意味いいことなのかもしれませんが、チャリティを前面に押し出すのならば、普段、地道にボランティアをやっている方々にもっとスポットライトを当ててあげてはいかがなものかと思ってしまうのでした。

ちと反省中。

2010-07-24 17:21:01 | …and so on
先週の金曜日の夜の時点で、まさか今週こんなに暑くなるとは思いもしなかったのが敗因ではあるのですが。今日の14:30にカイロプラクティックの予約を入れてしまったワタクシは、おのれの先見の明の無さを激しく呪いつつ、13:30過ぎから出かける羽目になりました。自宅から駅前のバス停まで徒歩5分の道程ですが、ワタクシは、その徒歩5分で行き倒れそうになる根性なしです。バスに30分揺られてカイロプラクティックセンターのあるJRの駅に到着し、そこからまた徒歩5分ぐらいなので、全体的に見ると、たぶんどうってことのない移動ではあります。通勤時からするとはるかにラフな格好でもあるし、これで文句を言っていては罰が当たりそうな気もします。そうはいっても暑いものは暑いわけで、280mlのミネラルウォーターのペットボトルをバッグに忍ばせておき、水分補給も少しずつ怠りなく行ないました。全部汗になって流れた次第ですが。

冷房の効いたバスから外を眺めていると、道路や河川工事に携わっている方々をお見かけします。重機を扱っている方を目にすることはあまりないのですが、警備の方々がこの暑いさなかでも仕事をしていらっしゃるのを見ると、自分の根性のなさ加減に呆れてしまいます。それが仕事だといってしまえばそれまでなのですが、何だか、バスの中から見ていても頭が下がる思いがしました。ワタクシの事務所でもかなりの件数の工事を発注するのですが、ワタクシたちは空調の効いた執務室にいて、たまに本社などに行くと暑いと文句ばかり言っているのです。何だか、本当に申し訳ない気分になってしまいました。それぞれの仕事ではありますが、もっと謙虚な気持ちで仕事をしないと本当に罰当たりな人間になってしまいそうです。空調が壊れかけているといっては文句を言い、西新宿は暑すぎると文句を言う。普段のおのれの傍若無人な振る舞いを、かなり反省したバスの中でした。でも、きっと明後日には忘れてるんですけどね…。


ヒートアイランド東京。

2010-07-23 20:17:07 | works
もはや心頭滅却しようという気にすらならないヒートアイランド東京です。外に出るとアスファルトとエアコンの室外機のおかげで、行き倒れないのが不思議なぐらいの暑さになっております。仕事で西新宿の本社に行ったのですが、あの一帯がヒートアイランドの元凶に相違ないと思いつつ、新宿駅南口から地下通路を歩いてしまいました。遠回りではあるのですが、この炎天下に地上を歩こうという気力はどこにも残っていないし、時間より自分のほうが大事ですから。本社に書類を届けて、若干打合せと称したお説教を聞いてきました。単にそれだけだったのに事務所にたどり着いたときにはヘロヘロで、アクエリアス・オアシスをがぶ飲みしてしまいました。今年は、この手のスポーツドリンクは売れてるんでしょうね。熱中症予防には、ミネラルウォーターよりスポーツドリンクのほうがいいとあちこちで喧伝していますから。

月曜日にもう一度本社にデータを届けなければなりません。メールに添付できればいいのですが、技術職の方が作る資料はどうしても画像データが多いので、お届けにあがったほうが早いのです。我が社では個人情報満載のUSBメモリの紛失事故が後を絶たず、本社からのお達しで、USBでのデータ移動はよほどのことがない限り厳禁ということになっております。今どきそんな話はないだろうと思うのですが、個人情報を紛失すると本当にえらい騒ぎになってしまうので、この期に及んでMOにデータを入れて持っていくのです。そもそも、MOを媒体として使っているカイシャなどないと思うし、MOだろうがUSBだろうが失くすときは失くすわけです。ワタクシが来週持参するデータなどは、数字の羅列と画像だけなので個人情報の欠片も入っていないのですが、それでも決まりごとは決まりごとなので、致し方ありません。本社中枢部にデンと鎮座し、資料は他から持ってくるものだと思し召している方々には、MOもUSBもあまり関係ないとは思うのですが。

禅なるものへの憧れ。

2010-07-22 20:22:52 | …and so on
「心頭滅却すれば火もまた涼し」というのは臨済宗の僧侶の言葉らしいですね。いかにも禅寺のお坊さんがのたまいそうな言葉ではありますが、ワタクシのような凡人は、とても実践できるような心境ではありません。暑いものは、誰が何と言おうと物理的に暑いんですよ。心の持ちようで涼しくなるならいくらでも頑張ってみますが、今週の東京の暑さは尋常ではありませんから。ワタクシは、これでも一生に一度は永平寺に行ってみたいなどと思ってはいますが、修行は無理だよなぁとしみじみ思う今日この頃。座禅もやってみたいとは思いますが、煩悩だらけの身の上ゆえ、肩をしたたかに叩かれるのがオチだと思われます。一応、禅なるものへの憧れだけはあるのです。龍安寺の石庭なんかに行ったら、おそらく1日中動かずにいる自信もあるし。龍安寺は是非とも一人で行って、何も考えずに枯山水を眺めていたいと思うわけです。

絵画でも日本画、特に水墨画が一番好きで、10年近く前に東京国立博物館で開催された「雪舟展」は、この人混み嫌いのワタクシがわざわざ見に行ったぐらいなのです。ただし、いくら和紙が強いとはいっても経年劣化はどうしようもなく、環境を配慮して薄暗い照明だったこともあり、今ひとつ感動できなかったのはとても残念でした。ご高齢の団体の方々の後ろだったので、ゆっくり心ゆくまで鑑賞することができなかったのも敗因の一つではありましたが。水墨画の本家は中国なのでしょうが、ワタクシはやはり日本の水墨画に心惹かれます。これも、禅の一つの形ではありますよね。なのに、物理的な暑さは如何ともし難く、今日も通勤途中の徒歩12~3分で行き倒れそうでした。最低限のTPOだけは守っているので、ビーチサンダルもTシャツも平日には出番がありません。事務所にたどり着いてしまえば、壊れかけた空調が全開で迎えてくれるのですが。猛暑日は明日までとのこと、何とか行き倒れないように頑張ります。