年末をボケーッと過ごしているうちに、2009年もあと11時間を切ってしまいました。明後日には帰京し、4日後からは仕事が始まります。実家でボケーッとしている間にも、時間だけは平等に流れていくもののようです。実家ではこれといってすることがないだろうと思い、本だけは3冊持参していたのですが、それも読み終わりました。特に、橋本治センセイの「20世紀」下巻は、ほとんど3ヶ月近くかかってようやく読了した次第。上巻を読み始めたのは、まだ初秋の頃だったと記憶しているのですが、間にいろいろな本を読んでしまったので、読了するのが遅れに遅れてしまいました。
1901年から2000年までが1年ごとにコラム形式で書かれているのですが、これだけの国内・国外の出来事を調べ上げるだけでも大変だっただろうと感心してしまいます。すでに、近代史として教科書で勉強するような出来事から当時の風俗まで、ありとあらゆることが網羅されています。特に、世界史に疎いワタクシは近代世界史となると全くお手上げだったので、この本でかなり勉強させていただきました。第一次・第二次世界大戦の背景や、戦後の日本人がどうして世界から奇異の目で見られているのかなどなど、橋本センセイ独自の視点ではありますが、わかりやすく解説されている本です。21世紀も10年目に突入しようとしているわけですが、20世紀がどんな100年だったのかをあらためて検証するのには、とてもいい本だと思います。世界史嫌いでも何となく読めてしまうところも素晴らしい。今年最後に読んだ本の中では、かなりためになる本だったなぁと思います。
1901年から2000年までが1年ごとにコラム形式で書かれているのですが、これだけの国内・国外の出来事を調べ上げるだけでも大変だっただろうと感心してしまいます。すでに、近代史として教科書で勉強するような出来事から当時の風俗まで、ありとあらゆることが網羅されています。特に、世界史に疎いワタクシは近代世界史となると全くお手上げだったので、この本でかなり勉強させていただきました。第一次・第二次世界大戦の背景や、戦後の日本人がどうして世界から奇異の目で見られているのかなどなど、橋本センセイ独自の視点ではありますが、わかりやすく解説されている本です。21世紀も10年目に突入しようとしているわけですが、20世紀がどんな100年だったのかをあらためて検証するのには、とてもいい本だと思います。世界史嫌いでも何となく読めてしまうところも素晴らしい。今年最後に読んだ本の中では、かなりためになる本だったなぁと思います。