お茶会めぐり  ~ 日々旅好日 ~

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羽織のお話し

2010-11-24 06:40:10 | 着物
羽織のお話し



羽織を作ると、表地選びと羽裏選びと二度楽しめていいですね。


    



羽織の表地は、普段着物には絶対に仕立てないような大胆な大柄を選ぶことができて楽しいです。着物には難しくても、羽織にならOKという柄を発掘するのも楽しいです


羽織を作る際に注意したいことは、「乳(ち)」の位置です。



 羽織紐を付ける部分を「乳(ち)」と言います




羽織紐の位置は、帯締めと帯の上線の間に収まるものなのですが、リサイクル品やプレタだと、なかなか上手く収まらないことが多いと思います。
もちろん、衿の抜き具合だとか、その人の腰の位置なんかでも、変わってくるかとは思います。
例えば、腰の位置が低い人だと羽織紐の位置は帯よりも上になってしまいますし、逆に腰の位置が高い人だと羽織紐の位置は帯締め辺りに重なってしまうこともあると思います。

自分サイズにお仕立てした羽織だと、その人の体型や、帯結びのクセなんかも考慮して仕立てられますので、乳(ち)の位置も合い、美しい着姿になります。


リサイクル品でも、和裁ができる方でしたら、乳の位置をご自分で変えられて、上手に着られたらいいですね
(和裁できる方、ウラヤマシイです…)







ちなみに羽織は室内で着用していてもかまいませんが、茶室などでは脱ぎます

こちらの羽織紐は、真ん中がマグネット式になっていますので、便利です

     











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