もっと古いヤツ～！

2014年始のRACERS特別版はキング･ケニーvsファースト･フレディ。
今年の特別版はローソンvsレイニーvsシュワンツの三つどもえ。
取りあえず楽しみつつワンラップ目中ではございますが～

元々の編集長カトーさんが僕と同年代なせいか、なんとなくWGPはキング･ケニー以降の500ccって風潮ありますよね～
78年以降って感じになるのかな？
たぶん、現在最もバイク人口が多い年齢(40代前半から50代？)が憧れを持って雑誌を食い入るように見てた頃だからかな？

各バイクメーカーもこぞって力を入れてたしね、国内規制のおかげで雁字搦めだったのを打ち破って来たのもこの頃。レプリカ戦争っすな～
GPでもYAMAHAはYZR、SUZUKIはRGγ、メーカーが全勢力を上げて作り上げた所謂「ファクトリーマシン」も大規模投入されはじめた時代ですからね、
市販レーサーベースのファクトリー、セミファクトリーって感じから飛躍してますよね。60年代のノリが戻ってきた感じ。

実際はその数年前辺りから、結構面白い物が出始めてた様な気がするんだよね、
82年を最後に廃止されてしまったカテゴリですけど、350ccクラスは結構面白かった。
タンデムツインで250ccと同じシャーシーの化け物「KR350」はもちろんのこと、

↓こんな怪物も居たからね～

片山さんが乗ったTZ350なんすけどね、
国内ファクトリーマシンとはチト違う。
YAMAHA NV(オランダ)が作った「片山スペシャル」

これね、「３気筒」なんすわ！
マッハかよ！(笑

TZ250の2気筒エンジンにシリンダーをもう一個追加、排気量を350ccまで下げるためにショートストローク化。
話に聞くところによるとド･ピーキーだったそうな。
片山さんもコースによっては2気筒に乗ってたみたいだし、相当乗りづらいんだろうね

レギュレーション変更以前は4st6気筒なんかも有ったし、2stも4気筒もあったけど、
スペックインフレ防止以降は乗りやすさからも2st2気筒に落ち着いてた250/350ccクラスですからね～

このマシンで片山さんはコーク師匠と死闘を繰り広げてチャンピオンを手にしたんすわね
国籍は違うけど、日の丸背負ってチャンピオン！

実車は残ってないんでしょうけど、RACERSにこの辺りのマシンも取り上げてくれると嬉しいんだけどね～
川崎重工が実車を持ってるKRシリーズは何とかなるとしても、3気筒TZは難しそうですな。
RGγの時みたいに「幻のTZを探せ！」とかやってくれないかな～
あの企画って、有る意味「浮｢事」やってるよねRACERS(爆