ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

祖国

2007年12月03日 | Weblog
あの波を超へて祖国へ冬の雲

 国道9号線は、京都、兵庫、鳥取、島根、山口と

5県を結んでいて、距離のわりに県が多い気がする。

そして9号線は温泉が多く、観光地も多いし食べ物が新鮮で豊富だ。

日本海を車窓から望みながらのドライブは、本当に素晴しい。

ところで境港は、かつてあの「マンギョンボン号」の入港が

一番多い港だったと聞いて、ミコちゃんは急に胸が痛んだ。

拉致被害者が今も北朝鮮に攫われたままなのが、情けなく

腹立たしい。こんな理不尽なことが何故即解決出来ないのだろう。

日本の国は一国の力をまともに注いでも、一向に全面解決が

出来ず埒が明かない、被害者もそのご家族も年齢を重ねるばかりだ。

「祖国」と言えば、戦前国の政策により、中国、韓国や台湾などに

日本を後にして、暮らす人も多かったらしくて、太平洋戦争の戦時中や

敗戦後にその人たちが命からがら引き上げて来た。

その大変な苦労の物語が一例として、最近「海峡」というドラマ化で

放映されていた。そしてミコちゃんは昔(S52年頃)読んだ本のことを思い出した。

「あの波超えて」胡・美芳著(中国読みでフォー・メイファン)だったと思う。

彼女のLP盤を持っているのだが、素晴しい美声の持ち主で、

昔はNHKの「思い出のメロディ」に出演して「夜来香」を

唄ったこともあり、ずっと日本で暮しておられるクリスチャンシンガーである。




goo 音楽 アーティスト