生きてこそ愛も泪も初桜
http://www.youtube.com/watch?v=Ff0tmLRaNhU&feature=related
今日の曲はパッヘルベルの「カノン」です。↓の写真は、大原美術館の敷地の桜です。
先日から咲き始めましたが、岡山県では今日開花宣言が発表されました。
雪柳の枝には白い小花が鈴なりですし、道端のホトケノザも春を謳歌しているようですね。
自然はあるがままに装っていますが、人間はより高度な文化的生活を求め続けてきました。
生きて我が人生を全うすること、それは普通のことのようで
実は奇跡的な事かも知れません。何かの支障で夭折の人と
なるのも運命なのでしょうか。運命とか宿命とか・・哀しい事に
用いられることが多いように感じられます・・日本に起きている
地震は全世界に起きる地震の回数の約2割だそうですが、まさしく
地震列島ですね。小さな国にこれだけ多くの地震が起きるには、
プレートの問題があって、どうにも避けらないのかも知れません。
しかし福島第一原子力発電のこの度の事故は、天災だけのせい
にはできないでしょう。句友のリュウちゃん様からのコメントにより、
平井憲夫さんの書かれた記事を知りましたので、抜粋してその
一部を↓に転記させて頂きます。(故・平井様に感謝)
【原発がどんなものか知ってほしい】・・・平井憲夫
私はその内部被曝を百回以上もして、癌になってしまいました。癌の宣告を受けたとき、本当に死ぬのが怖くて怖くてどうしようかと考えました。でも、私の母が何時も言っていたのですが、「死ぬより大きいことはないよ」と。じゃ死ぬ前になにかやろうと。原発のことで、私が知っていることをすべて明るみに出そうと思ったのです。
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html
先進各国で、閉鎖した原発は数多くあります。廃炉、解体ができないので、みんな「閉鎖」なんです。閉鎖とは発電を止めて、核燃料を取り出しておくことですが、ここからが大変です。
放射能まみれになってしまった原発は、発電している時と同じように、水を入れて動かし続けなければなりません。水の圧力で配管が薄くなったり、部品の具合が悪くなったりしますから、定検もしてそういう所の補修をし、放射能が外に漏れださないようにしなければなりません。放射能が無くなるまで、発電しているときと同じように監視し、管理をし続けなければならないのです。
今、運転中が五一、建設中が三、全部で五四の原発が日本列島を取り巻いています。これ以上運転を続けると、余りにも危険な原発もいくつかあります。この他に大学や会社の研究用の原子炉もありますから、日本には今、小さいのは一〇〇キロワット、大きいのは一三五万キロワット、大小合わせて七六もの原子炉があることになります。
しかし、日本の電力会社が、電気を作らない、金儲けにならない閉鎖した原発を本気で監視し続けるか大変疑問です。それなのに、さらに、新規立地や増設を行おうとしています。その中には、東海地震のことで心配な浜岡に五機目の増設をしようとしていたり、福島ではサッカー場と引換えにした増設もあります。新設では新潟の巻町や三重の芦浜、山口の上関、石川の珠洲、青森の大間や東通などいくつもあります。それで、二〇一〇年には七〇~八〇基にしようと。実際、言葉は悪いですが、この国は狂っているとしか思えません。
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