ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

歳月匆々

2018年11月05日 | 気の向くままに

 

瑞々しい青葉も紅葉に変化し、落葉への

準備を急ぐ頃となりました。人もまた

過ぎし歳月を思い、ふと立ち止まる晩秋でもありますね。

11月に入り早速誕生日を迎え...

昨日で後期高齢者まで、あと一年、そう思うと

1日の重さに気づきます。紅葉の美しさを愛でる季節は、

あっという間に過ぎゆくのですが、今年は

今年の紅葉に巡り合いたいものですね^^。

皆様もきっと楽しみにされておられることでしょう。

タイトルの「歳月匆々」は、さいげつそうそう。

歳月はどんどん過ぎ去ってゆく、という意味で

人は過去には戻れませんし、若くもなれませんね。

ある意味、覚悟というものを持つ、持たねばと

葛藤の誕生日でした。

 

先日、 

10月後半の稲刈りが終わり、例年と同じお神輿が各町内を回っていました。

お花を貰う家は順路で決まっているようですね~^^。

暫くお顔の見えなかった友人がご来店。ご主人様が肺炎になり入院されて

おられたのですが、先日退院出来たとのことで、ほっとされていました。

お互い肺炎には気を付け、早めの治療が肝心ですね。

お庭の柚子や栗や柿など沢山持って来て下さいました。

みかん以外は皆初物でした^^豊穣の秋は感謝ですね。

優しい友にありがとうございます💛。

家族からのお祝いでパエリアをご馳走になりました。 

普段は孫たちも多忙なのか、メールが来ませんが

お祝いメールが次々届きました。

希望ですが、

これまでとあまり変わらない自分でいたいですね。

ブログもゆっくりと更新していきたいです^^。

 

 

我が家の紅葉はまだ少ないです。

クリスマスカクタスが咲きだしました。

 

ゼラニウムとミニバラは元気いっぱい♪。

家族や友人から真心の籠ったお祝いを頂き

ありがとうございました。

 

 

息子がホームセンターに連れて行ってくれました^^。

誕生日プレゼントと言って、鉢と鉢カバー、土類2種、花苗を

買ってくれたので、早速赤いビオラを植え付けました。

これからがとても楽しみです(^^♪。

娘からは早々と靴を。感謝感激の11月です。

 

信仰の先輩であるkayoko様、yoshiko様他、

多くの教会員の皆様に助けられ感謝で一杯です。

インターネット、SNS、ブログの友人の皆様にも

応援頂きありがとうございます💛

ご覧くださる皆様のお陰で、頑張るパワーが与えられています。

 

句友の緑風様からのお句を感謝と共に本文へアップさせて

頂きました。「匆匆」は「怱怱」とも書くのですね^^。

 

 

平成や 歳月怱怱 夕紅葉   緑風

 

秋刀魚焼くだけのコンロを捨てきれず  木原 とも

 

日の入りとなる頃廊下の硝子戸が虹色に輝くひとときながら 草野 彬子



この秋の読書の中から。

「米百俵の教え」

幕末維新の急を告げるとき、将軍慶喜は大政を奉還し、江戸城は無血

開城。この無条件降伏に憤慨した強硬派は、列藩同盟をつくって官軍に

対抗しました。戊辰戦争です。官軍に敗れた越後の長岡藩は、三度の兵火に

かかって廃墟と化してしまい、藩士たちの生活は苦しく、食うや食わずの

毎日が続きました。それを見かねて、長岡藩の分かれである三根山藩(巻町)

から救援米百俵が贈られました。その配分を一日千秋の思いで待っていた

ところ、藩の大参事(家老職)小林虎三郎は、期待に反して一粒の米も分けま

せん。「国が興るのも滅びるのも、すべて人にある」といって、この百俵の

米を資金にし、学校を建てると主張したのです。

藩士たちは激怒して、虎三郎の家に押しかけ、刀を畳につき刺して詰め寄り

ました。そのとき虎三郎いわく、「貴公らは百俵百俵というが、それを家中の

8,500人に分ければ、一人当たり4合か5合だ。そんな米は1日か2日で

食いつぶしてしまう。あとに何が残るのか。長岡藩が焦土となって、今我々が

苦しんでいるのも、先を見る目のある人物がいなかったためである。だから

私は、この百俵の米をもとにして学校を建て、人材を養成するのだ。回り道の

ようであるが、これが長岡藩を立て直す唯一の道だ。この米は今は百俵だが、

将来は一万俵になるか、百万俵になるか、いや米俵などでは見積もれない

尊いものになるはずだ。みんなつらいだろう。苦しいだろうが辛抱してくれ。

あすの長岡、あすの日本を考えろ」

虎三郎は四面楚歌の中で、長岡の坂の上町に粗末な学校を建てました。

これが「国漢学校」です。明治3年6月のことでした。明治、大正、昭和の

初期まで、多数の人材を輩出しています。小野塚喜平次東大総長、東洋大学

創始者の井上円了、日本最初の医学博士小金井良精、駐米大使斉藤博、海将

山本五十六もその一人です。

 

ここで、改めて将来を見据えた人材育成、教育の在り方を考え直す意義は、

大きいと思います。暖衣飽食の時代ならばこそ、「米百俵の教え」を

風化させたくありません。

 

「物あふれ心貧しき世に」著者 勧山 弘より抜粋

 

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今日もご覧頂きありがとうございました。

 

 

 

 


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