音楽喫茶・ヤギヤ店長の日記

クラシックなどの音楽が聴ける金沢の喫茶店ヤギヤの店主が音楽、コンサートなど仕事と趣味を楽しみながら過ごす日々を綴ります。

宝石サンゴの科学

2009年07月12日 18時21分41秒 | なんとなくな日々・・
今日は子供と一緒に金沢大学サテライトプラザで開かれた「宝石サンゴの科学」というミニ講演を受講してきました。
なんだかマイナーな講座だったので受講する人なんて自分達くらいかと恐る恐る教室に入ったら20人くらいいました。(よかった~)
でも受講している人はお年寄りが多いですね。
本当はもっと若い人が受講すればいいのですが・・・

講演の内容は宝石サンゴの科学的な分析と説明です。
子供は水槽でサンゴを飼っているのですが、それは造礁サンゴのようです。
宝石サンゴと造礁サンゴは組成の炭酸カルシウムの密度(構造)が違います。
宝石サンゴは密度が高く、磨くと宝石のような輝きます。
(だから宝石サンゴと呼ばれる?)

宝石サンゴは普段目にすることは無い深い海に生息しているらしい。
講師の方の説明で、宝石サンゴの組成、採取方法、分布など面白い話がたくさん聴けました。
色によって価格が違うんですね。
白と赤とでは価格が2桁も違うなんて知りませんでした。
赤いものは数千万円とか。びっくりですね。
また成長がすごく遅く、太さが10センチのサンゴの年齢は250~500歳とのこと。

今日は不思議な話をいっぱい聞けて楽しかったです。
たまにはこんな講演を聴くのもいいですね。

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2 コメント

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宝石サンゴ ()
2009-07-12 21:17:06
神秘的ですね~
サンゴがそんなに長生きとは知りませんでした
そんな深い海にいるサンゴ、どーやって採取するの??だいへんそうです
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採取の方法 (みなみ)
2009-07-13 08:07:04
杏さん、こんにちは。

サンゴはサンゴ虫(?)の群で出来ているので長生きと言うよりそのサンゴ(集合住宅かな)に代々住んでいるという感じです。
なので250歳というより250年間住んでいる家ということかな?

昔は底引き網で運任せで採取していたそうですが、最近では無人深海艇で採取しているそうです。
そのほうが効率がいいそうです。
海域によっては採取が禁止されています。

日本は世界でも有数の宝石サンゴの生息域なんだそうです。
他には地中海、ハワイ、ミッドウェイくらい。
貴重な宝石サンゴ。
乱獲で絶滅しないように保護してほしいです。
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