民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

鯨に会えるかな・・・

2008-06-13 23:59:34 | Weblog
天気の変わり目にぶつかっているが旅館組合女将の会で観光大使の私達が海の動物も知ら無くては何も成らないと言う事で今日は朝の便で船に乗せて頂く、丁度宿泊なさったお客さんと知り合いの方も一緒に出掛ける事にした。
女将さんたちも来ていたので丁度一緒に成り観光案内所の方も同乗する、天気はガス曇なので少々寒いくらいである、出港して間も無くイシイルカに出会い観光船の前を行ったり来たりととても動きが早い、次にミンククジラに会うことが出来た4頭で浮上したり潜ったりと大きな体を見せてくれた始めてみた方は興奮して歓声を上げていた直ぐ近くではオオストラリアから渡ってくるハシボソミズナギトリが沢山飛来し栄養満点のプランクトンを捕食して水中まで潜っては飛び立ちと激しく動いていた、北の羅臼で沢山栄養をつけ又遠いオオストラリアまで戻っていく長旅が待っている。

視界の聞かない中で突然エトピリカとアナウンサ-皆がざわめき立ったが本当にエトピリカが飛んでいる、南限は大黒島とばっかり思っていたが洋上は違うんだと分った、昨年はアホウドリを見たし今年はエトピリカである。
バ-ドウオッチャの方々は目を皿のようにしてザワメキたっていた。
次はマッコウクジラノ噴気を確認、一直線に向かったが遠い・・・・全力で走るが潜ってしまい間に合わない~~~でも領海もギリギリである。
私はシャチが目的有ったので仕方が無いが、今日はご機嫌斜めかお目見えにならなかった・・・ガッカリでもこれが自然なんだよね~~~又乗る事にした・・・

午後からお客さんが見えるまで新鮮な刺身の原料を仕入れする、メンメ、マスノスケ、メヌキ、サメガレイ、、ホタテ、ウニと美味しい物揃えの船盛である、「遅くなりました」と懐かしい声が聞こえた~~~謀病院の先生とそのスタッフの方々である、慰安旅行で皆さんを案内してきた先生は今日は家族は一緒ではないが今夜は楽しく食べて楽しく語って飲んでである。
刺身を一口食べては「美味しい~~~」と皆さん喜んで頂き、メンメの湯煮に舌ずつ身をうっている。
夜は長いが一緒には付き合いきれず「お先に休ませて頂きます」と布団が恋しくなりお先におやすみなさい。

エトピリカ石井博章氏撮影