民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

今日でお別れ・・・・・・

2010-08-02 13:32:15 | Weblog
朝早くに熊の湯に入ってウトロへ行く人~~~~観光船に乗ってホエルウォチング

を楽しみに宿を後にした人、夫々の別れが有ったが

「今日でお別れねもう会えない~~~~」という菅原洋一さんの歌がありましたが

長い間札幌からNHKの方々が森繁久弥さんが作った「知床旅情誕生50年セレモニ-」の

取材に見え宿泊をしていたが、本日で撮影も無事に終了する事になり、いよいよお別れで

ある、午後からお父さんはお客さんと用事を足しに出かけ、私はお寺のお盆の道具磨きに

出かけた。

変える時間まで戻れるかどうかなと思いながら、後ろ髪が魅かれる思い出掛けた。

道具磨きがもう終わりに近いた時に携帯電話が鳴った~~~~「もしもしNHKの○○○で

す、お母さん今何処」「お寺で道具を磨いている所なの」「お母さん何処を探しても

いないので、今から札幌へ戻ります、色々お世話になりました」本当にお別れだが

直ぐには戻れない、「お父さん用事を足しに出かけたが未だ戻ってない???」

「お母さん大丈夫、其の内又仕事で来るから、本当にお世話になりました」

最後の別れに会ってお礼が言いたかったが、今の状況では仕方が無い

「体に気をつけて、無理しては駄目だよ」「又美味しい物を食べに来ます」と電話で

最後のお別れになってしまった。

良い思い出が沢山出来た、楽しかったな~~~~



ガイドの石田君が知床だけを目指して山に入りました
結果は如何にご覧下さい。
相泊~崩れ浜の海岸線では、昆布の
   じゅうたんが広がっています。


観音岩の崖は固定ロープがありますが
老朽化しています。念のため30mほど
のザイルを持参したほうが安全です。


原生林の沢で一休み




2泊した野営地。美しい沼のほとりです。
今回はフードコンテナを持参しました。ヒグマに対する食料保管ケースです。
今年から「知床半島先端部地区 利用の心得」でも推奨されていますが、僕は実際使うのは今回が初。
重くて容量が小さいのが難点ですが、去年の秋に知床岬方面でテントの食料がヒグマに荒らされた事例もあり、やはり持って行くと精神的に安心できます。今回はそれを実感しました
      森の奥から親子ずれの熊が

やっぱり現れてしまったのです。三頭の親子連れでした。
食事も終わりそろそろ夕闇がせまってくるころ、沼の対岸約50mに突然現れました。
僕たちに気づいても関わりを持ちたくないそぶりを見せた親クマでしたので少し安心でしたが、油断は禁物。
食料をフードコンテナに入れてテントから離して寝ました。
絶対安全とはいえませんが、食料をテントに保管するよりは安全でしょう。

そして今回使ってみてわかったフードコンテナの利点
椅子にするとちょうど良い高さ
快適な姿勢で野外調理できます!

そんなわけで「フードコンテナ」は意外と役に立ちました。
羅臼ビジターセンターやルサフィールドハウスでレンタル(1日1000円)していますので、知床岬や知床岳を目指す方、知床の山奥でキャンプする方は持っていたほうが良いでしょう。

今回は残念ながら知床岳には行けませんでしたが、
海岸トレッキング、岩登り、原生林トレッキング、野営、秘沼、ヒグマと内容盛りだくさんでのんびり楽しめました。
興味ある方はコチラまで



観光船からはマッコウクジラと遭遇ゲストの夏休みに入り家族連れのお客さんがとても喜んだそうです
             イシイルカ

         マッコウ&ゲストさん

       マッコウブロウと羅臼岳

            マッコウダイブ











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