津市美里町家所のジャンボ干支作業場では、「辰(龍)の親子」の製作作業が
急ピッチで行われています。
12月26日(月)午後8時、作業場へ行ってみると
全身を黄色に塗られた龍が置かれていました。
2年前の「トラ」も下塗りの状態では、
今回と同じようなレモンイエローに全身を塗っていたので、
これも下塗りの状態なのかなと思って見ていました。
>2年前の「トラ」下塗り作業
多森成子アナウンサーが来ました(干支トラ前編)
ところが、ふるさと愛好会の皆さんは、
緑色のペンキを持って、筆塗りを始めました。
どうやら、鱗(うろこ)の輪郭に沿って、緑色を塗っているようですが、
これではパイナップルみたいな色になってしまうのでは?
と心配しているところに、
中日新聞のタカギ記者に説明しているマスイさんの説明が聞こえてきました。
「過去2回の辰(龍)は、緑色だったんですが、
緑だと、背景(後方の辰水神社の山)に溶け込んでしまうんですよ。
そこで今回は思い切って、黄色をベースにしてみようと思っています」
なるほど、
最近は、ウシ(ベージュ色)、トラ、ウサギ(白とベージュ色)、と
黄色系の干支が続いたので気になりませんでしたが、
確かに、背景に山がありますから、緑色では目立ちませんし、
実際よりも小さく見えてしまうかもしれません。
というわけで、私が下塗りだと思い込んでいたのは
実は、下塗り本塗りを続けて一気に、黄色で塗った状態だったのでした。
3連休の間に、ペンキ職人ヤマモト親子が仕上げたのだそうです。
さて、今年の龍は、この状態からどんな龍になるのでしょうか。
楽しみです。
ジャンボ干支、龍の顔を削る(12月20日)