もはや説明無用、東京、いや日本を代表する人気の山であり、観光地でもある「高尾山」。
ガイドブックによれば、登山に際しての最寄駅は京王線の「高尾山口」だ。
でも、私おゃじぃ雅は、ひねくれ者。
今回はひとつ手前の駅、JR、京王線「高尾」から訪ねてみることにした。
ガイドブックによれば、登山に際しての最寄駅は京王線の「高尾山口」だ。
でも、私おゃじぃ雅は、ひねくれ者。
今回はひとつ手前の駅、JR、京王線「高尾」から訪ねてみることにした。
JR、京王「高尾」駅の北口から。
●はじめ静寂、徐々にガヤガヤで「高尾山」の頂へ。
~北高尾山稜(八王子城跡→関場峠→堂所山→景信山→城山→高尾山)~
クラシカルな雰囲気の「高尾」駅北口を出て、まずは八王子城跡をめざす。
資料では途中まではバスとあるが、乗車時間はごくごく短時間。ならば足慣
らし、朝のウォーミングアップを兼ねて、ここは歩こう。時間にして約40分
で、本日の登山口となる八王子城跡に着く。なおこの城跡は古戦場でもあり、
心霊スポットとしても有名だそうで、そのせいか訪れる人は意外と多い。
しかしにぎわいはここまで。城跡から高尾山へと続く山道に入ると、周囲
は静寂の支配する。道ははっきり、道標もばっちり、また低山特有の枝道も、
メジャーなルートではないので、ほとんどなし。実に快適で静かな山歩きが
楽しめる。ただし小さな登り下りの連続で、なめてかかると足にくる。高尾
山までは結構長丁場。ペース配分などには要注意だ。
富士見台、狐塚峠、大嵐山、そして関場峠と順調に歩けば、いよいよ本ル
ートの締めくくりとなる堂所山(どうどころやま/733メートル)に到着だ。
しかしこの山、まったく山らしくない。頂上を示す看板がなければ、素通り
必至の場所である。そんな堂所山を過ぎ、周囲が急に騒がしくなってきたな
と思う頃、メインルートである「奥高尾縦走路」に飛び出す。
そこに広がるのは、まさに人気のスポット「高尾山」を実感させられる光
景だ。猛スピードで山道を走り抜ける山岳マラソン愛好家、カラフルでお洒
落な山ガールの皆さんや、家族連れでごった返している。さあそれでは、そ
んな彼女・彼らに混じって「高尾山」へと歩を進めよう。ピークまでは、景
信山と城山を経て、あと2時間程度の行程だ。
●コースタイム(カッコ内の左・到着、右・出発時間)
JR高尾駅
(6:15)
↓↓↓↓
八王子城跡入口→→→→→→八王子神社→→→→八王子城本丸跡→→→→
(6:51/6:55) (7:15/7:15) (7:20/7:23)
富士見台→→→→林道出合(※)→→狐塚峠→→→→・612(杉の丸)→→
(7:56/8:05) (8:45/8:50) (8:55/8:55) (9:15/9:20)
(※)
林道出合で一旦、登山道を離れ、林道を歩くが、すぐまた登山道へ。道標あり。
クロドッケ→→→大嵐山→→→→関場峠→→→→→堂所山(733m)→→→→
(9:26/9:26) (9:42/9:42) (10:05/10:20) (10:41/10:45)
景信山(727.1m)→→→小仏峠→→→→→→→→小仏城山(670.3m)
(11:20/11:25) (11:36/11:46) (11:54/12:00)
↓↓↓↓
高尾山(599m)
(12:40)