miss pandora

ONE KIND OF LOVE

愛にはいろいろ種類があるの
全部集めて地球になるの

9月24日

2020-11-11 14:46:11 | エッセイ
「初秋休日夕時」/工事中

ひと雨ごとに寒くなる
秋雨前線とタイフーン
いきなりと思えるほど肌寒くなって「衣替え」予定をたてるかい?

日暮れが、うんと早くなったね。
16時30分、海へ行った子も塾へ行った子も家路につきはじめる。

17時、ボサボサロングヘアの5才女子が 手ぶらで歩道を歩いていた。
彼女のお母さんは、3m先を歩いてて一定のリズムで振り返る。
女の子は、少し疲れてるはずたけど日暮れの外気が宝物だらけのように大きめのビーサンでスタスタ歩く。お母さんが振り返る3秒以外、彼女にとって責任ある自由なのさ。

(面白いことにお父さんと女の子のツーショットは、横並びか娘が先頭が断然多く、お父さんは100%しあわせそうに娘の後容を愛おしみつつ、全景の危険に気を配る。そんな光景もいいものだ。)

私は、休日を苦心してやり遂げたお母さんと小いちゃなボサボサ髪の女の子の縦列を眺めるのが、うんと好きだ。その女の子は、ほどき髪のロングヘアで、きっとフラダンスをやってると思うよ。暮れる陽射しが建物や植物や今日一日あった事の影をスタスタ歩く女の子に映してる。彼女はきっと明日には、すてきなお姉さんになりたかったり、ツヤツヤの馬やおしゃべりなイルカや勇ましい魚屋さんの男になりたいと思っているだろう。来世は…〇〇になって…のような遠過ぎる未来じゃなく、明日か明後日に叶うかも知れないって思ってるんだよ。

きっとね。

/工事中
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