ほっこりプロレスのシングル無差別級王座である
King Of Hokkori王座を懸けて
王者・ケルベロスと挑戦者・Mr.しもが激突した。
Mr.しものKOH王座挑戦はこれが初。
レスラー人生で初めてのビッグチャンスに
あのMr.しもにも、いささか緊張の色が見られた。
試合序盤に繰り出した
ビビッてたじろいでいると見せかけて
油断した相手の顔面をかきむしる
…といういつものムーブも
顔を硬いマスクで覆っているケルベロスには
当然、通用するはずもない。
残虐な王者は、相手がMr.しもであろうと容赦ナシ。
ラフなファイトで力の差を見せ付けた。
場外で間を取るMr.しもののらりくらり戦法も
ケルベロスには通用しない。
Mr.しもを追って場外へ降りると
鉄柱に据え付けた顔面めがけて強烈なビッグブーツ。
これには場内から悲鳴も上がった。
しかし、Mr.しもは実に彼らしい方法で
ケルベロスを翻弄する。
ロープに走ってのダッシュ攻撃を狙うケルベロスに
Mr.しもは、まさかの「お手！」
地獄の番犬の異名を持つケルベロスが
一瞬、動きを止めたところを
Mr.しもは見逃さずにトーキックから
得意のブルドッギングヘッドロックで反撃。
終盤、ケルベロスが必殺技であるペディグリーを狙うが
Mr.しもはこれをうまく切り返して丸め込む。
勝利を期待させる場面だったが…!?
ケルベロスはカウント3を許さず
強引にパワーボムホイップで投げ捨てる。
やはりこの王者が負ける姿は想像できない。
…試合はまだ途中ながら、今回はここまで。
続きは明日の更新を予定しているので、乞うご期待！
to be continued...
★Mr.しもの中の人の裏話★
まさかの前・後編展開。
こんなに引っ張るつもりはなかったのですが
妄想してたらどんどんエスカレートしてしまいました。
Mr.しもはいつもののらりくらり戦法で
どうにもタイトルマッチらしい重厚さがありませんが
王者・ケルベロスの非情な攻めが
見事にバランスを取ってくれています。
今のところ、いいところのないMr.しもですが
はたしてここから挽回できるのか!?
後編をお楽しみに…！
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