強敵ケルベロスを破り
KOH新王者に輝いたMr.しもが
最大の友でありライバルでもある
ザ・ミックについて、重い口を開いた。
―KOH王座戴冠、おめでとうございます。
しも 正直、オレが一番びっくりしてる。
―前王者は強敵だった?
しも ただでさえ強いのに、容赦ないからタチ悪いよね。
―Mr.しも選手らしい機転で、うまく切り抜けた
しも 我ながら天才だと思う。
―毒霧で視界を封じたことで、好機を引き寄せた
しも 本当はガムテープでぐるぐる巻きにしたかったんだけど
見えざる力(ゲームの表現の限界)が働いてできなかった。
―フィニッシュは自信のシューティングスタープレスだった
しも 失敗も多いけど、オレをここまで押し上げてくれた大切な技。
―これからどんな王者像を築いていく?
しも 今でもスター性があり過ぎて困ってるのに
これでますます華やかさを増s
―次期挑戦者にザ・ミックを指名したが…?
しも 食い気味に発言すんなっつーの!
そうだねぇ…。
遠い目を見せるMr.しも。
やはりザ・ミックの存在は
このお気楽チャンピオンにとっても特別なようだ。
しも 数年前、オレはエルボーパッドをミックさんに託された。
はじめはそのエルボーパッドが重く感じたけど
徐々にミックさんと一緒に戦っているような気持ちで
心強く感じるようになった。
今のオレがあるのも、このエルボーパッドのおかげ…
―いい話です
しも いや、やっぱり天才的なオレ自身の力だな。
―前言撤回します
しも まぁ、それはそれとして…。
ミックさんが今、どこで何をしているのかはわからないけど
きっとオレの指名を受けてくれると思う。
そろそろ超えないとね、ザ・ミックを。
―ファンの人たちにメッセージを
しも もうすぐ最終回!
最後まで応援よろしくね!
to be continued...
★Mr.しもの中の人の裏話★
チャンピオン、Mr.しもとチャレンジャー、ザ・ミック。
かつてノアで王者が丸藤、挑戦者が三沢さんという
同じようなシチュエーションがありましたが
このシチュエーションが当時の私にはとても刺激的だったので
このようなまわりくどいストーリーになりました。
X年間という期間は
Mr.しもにとってもミックにとっても平等で
ただでさえ差のあった両者の力が
更に開いてしまう可能性もあるわけで。
そういう中で、Mr.しもがミックと肩を並べる為には
ミックがかつて鈴木みのる戦のときに体験している
外敵相手にほこプロを背負って戦うという経験を
Mr.しもにも積んでもらおうと考えました。
さんざん引っ張ったシューティングスタープレスも
X年後のMr.しもは体得していますので
それなりの期待感は持ってもらえるのではないかと思います。
無論、ミックもパワーアップしているでしょうから
まだまだ不安は尽きませんけどね。
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