「ヘイジ?
誰がどう見てもミックさんでしょ」
ほっこりプロレスの現King Of Hokkori王者で
誰よりもザ・ミックをよく知る人物でもあるMr.しもに
先日の米国某インディー団体での試合のVTRを見せると
冒頭の発言が飛び出した。
食い入るようにザ・ミックの試合を観察するMr.しも。
「リング上のタクティシャン(=兵法家)」の異名を取るMr.しもが
その新たなファイトスタイルについて分析した。
「数年前より身体が大きくなっているから
一つひとつの技の重みが増しているし
その精度も上がっているように感じた。
プロフィールの得意技なしっていうのも
どんな技でも一発で決められるっていう
自信があるってことでしょ」
ほっこりプロレスを退団してからの数年間
基本に忠実に実力を積み重ねていったあたりが
実にザ・ミックらしい。
「あとは、相手の隙を見逃さない部分とか
試合中での判断力っていうのかな?
野生の勘みたいなものがより鋭くなった。
あれこれ考えながら試合をするオレとは
正反対のタイプだからね」
数々のメジャー団体からオファーを受けていた中
つい先日まで海外のインディー団体で戦っていたのも
予測できない相手の動きに対応できるよう
感性を磨いていたということか。
策士、Mr.しもとは違い
ザ・ミックはその感性で戦っているのだという。
「退団前のオレとの3度目の試合では
オレの戦法はすべて見破られてしまったけど
それはミックさん自身が求める
理想のスタイルとは違っていたのかもね。
ミックさんがほこプロを退団したのには
そういう環境的な要因があったのかもしれない」
同じ相手との試合を積み重ねるからこそ
より素晴らしい試合ができるのも事実だが
ザ・ミックは小奇麗にまとまっていく自分を
よしとしなかったのかもしれない。
「対ミックさん用の策を6,000個ほど考えてたけど
新生ザ・ミックにはそれが全部通用しないかもね。
でも、それはそれで面白そうじゃん?
あの人の野性を、オレの知性で超えてみせるよ」
生意気にも少し王者の風格を漂わせるMr.しも。
ザ・ミックとの宿命の対決は
新たなる次元へと進化する!?
to be continued...
★Mr.しもの中の人の裏話★
ヘイジ=ザ・ミックでした。
みんなわかってるよって話ですよね。
X年後のミックを登場させるにあたって
その成長をどう表現するのか悩みました。
少年漫画の鉄板でいえば
新必殺技の会得なのでしょうが
これまで比較的地味目な技ばかり使って
試合を組み立てていたミックが
ド派手な新技というのもちょっと違うだろうと。
そこで考えたのが
元々の長所を更に突き詰めてみようと。
これまでミックが使用していた技の一発一発が
威力と精度を増していて
どんな技も試合を決めてしまう
可能性を秘めています。
それともう1つ。
ミックの長所といえば、やはり持ち前の野性味。
動物的な直感がこれまで以上に研ぎ澄まされています。
実はこれ、X年後のMr.しもとは真逆の発想なんです。
正反対のファイトスタイルを持つ2人が
どんな戦いを繰り広げるのか?
想像すると、ちょっとワクワクしてきませんか?
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