しも 師匠、一つ気になることがあるんですが・・・。
金山 なんだ?言ってみろ。
しも プロレスの基本的なルールを教えてください。
金山 ま、まさか今までそんなこともわかっていなかったのか!
頭が痛くなってきたぞ・・・。
しも エヘヘッ☆
しも あいたたたっ!
金山 仕方のないヤツだ。
「Wikipedeiaで調べろ」と言いたいところだが
どうせパソコンも持っていないんだろう。
ざっくりと説明するぞ?
しも お願いします。
金山 主な決着方法は次の2つ。
金山 1つは、3カウントフォールによる決着。
相手の両肩をマットにつけた状態(フォールという)で
レフェリーが3つ数えれば、押しつけた側の勝ちだ。
しも さすがにそれは知ってます。
金山 もう1つが、関節技・締め技による
ギブアップ、もしくはレフェリーストップだ。
技をかけられている方が
これ以上の戦闘継続が不可能と判断した場合
「ギブアップ」を宣言することで
自身の敗北で、試合を終わらせることができる。
相手の身体の一部かマットを
手で3回叩く行為をタップアウトと言い
これもギブアップと同様、降参の意思表示だ。
また、レフェリーが
これ以上の戦闘継続は危険と判断した場合も
レフェリーの権限により、試合は終了となる。
しも 「オレはまだやれるぞ」ってときは
どうすればいいんですか?
金山 そういうときは、その気持ちを
口頭なりジェスチャーなりでレフェリーに伝えればいい。
ただし、たとえ本人の気持ちが折れていなくても
技の極まり方が完璧であったり
ケガや人命に関わる場合などは
レフェリーが試合を決着させてしまうだろうな。
しも たまに、レフェリーが
選手の腕を持ち上げて何かしているのを見ますけど・・・?
金山 あれは、選手が口頭やジェスチャーでの意思表示が
困難な技をかけられているときに
レフェリーが選手の意向を確認しているんだ。
レフェリーが選手の腕を上げ
手を離す行為を3回繰り返すんだが
3度とも選手の腕が下がってしまったら、負けになる。
しも へぇ。
金山 主な試合の決着方法はそんなところだが
反則負けには気をつけなければいかんな。
日本のプロレス団体では
リングの外にいる場合にカウントされる
リングアウトカウントは20まで
トップロープの上やその他の反則行為のカウントは
5カウントまで認められていることが多い。
その辺は、プロレス団体によっても異なるので
各団体ごとのルールを参照してもらいたい。
しも 反則になっちゃう行為って、他にどんなものがあるんですか?
金山 これも団体ごとにルールは異なるが
目潰し、のど絞め、急所への攻撃、噛みつき、パンチや
1本のみの指を取る行為、凶器攻撃などが、一般的な反則だ。
しも パンチも反則なんですね。
ミックさん、ダメじゃん!
金山 ただ、先ほども言ったように
原則として、反則行為も5カウント以内なら許される。
時折、一回の反則行為で反則負けとなることもあるが
それを決めるのはレフェリーの主観、独断なんだ。
この
ルールの曖昧さが、プロレスの難しいところでもあり
奥深いところでもあるんだ。
しも へぇ。なんだかアバウトな世界なんですね。
金山 もう1つ、ロープブレイクについて教えておこう。
金山 フォール、もしくは関節技・絞め技をかけられていても
ロープに手足が届けば「ロープブレイク」となり
技をかけている側は、技を解除しなければならない。
技をかけられながらも身体をひきずって
ロープまで逃げることができれば助かるというわけだ。
逆に言えば、相手を倒したいなら
できるだけリングの中央で戦った方が得ということだな。
しも なんだか色々あり過ぎて、混乱してきました。
師匠もよく憶えてますね・・・って
Wikipedia見ながら喋ってるだけじゃないですか!
金山 ・・・まぁ、ルールは時に身を助けてくれる。
しっかりと頭に叩き込んでおくんだ。
しも 一体どの口が言ってるんすか・・・。
しも あいたたたっ!
不条理だ、不条理すぎる!
to be continued...
★Mr.しもの中の人の裏話★
今回は、まさかのルールについてです。
どうせやるなら、初回でやらなきゃなんですけどね(笑)
一応、「プロレス」「楽しむ」なんかのワードで検索して
万が一にも私のブログに辿りついてしまった方の為に
懇切丁寧に書いてみたつもりなんですが
はたしてどうだったんでしょうか?
無理だとはわかっていますが
私のブログを読んで
少しでもプロレスに興味を持ってくれる方がいれば
こんなにうれしいことはないわけです、はい。
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