飾り牛 2009年06月03日 | 花田植 牛による代掻き(しろかき)の掻き方には決まりがあり、 「鶴の巣ごもり」や「天の三ツ星」など複雑な代(しろ)がかかれました。 多くの牛を従えるオモウジ(先頭の牛)となるのはたいへん名誉なこととされています。 晴雨に関わらずミノを着けるのは神様を迎えるためです。
サンバイ 2009年06月03日 | 花田植 サンバイは花田植全体の指揮を取る責任者です。 作業の進行状況や早乙女さんの疲れなどに配慮しながら、緩急(かんきゅう)をつけて田植え歌を歌い出します。 手に持つササラは煤竹(すすだけ)を割ったもので、陰陽・男女をあらわしています。
早乙女(さおとめ) 2009年06月03日 | 花田植 「サ」は田の神様に関係のある言葉と考えられています。 田植えに先立って咲く花が桜(サクラ)、 田植えをする月は皐月(サツキ)、 植える苗は早苗(サナエ)、 植える人が早乙女(サオトメ)、 指揮を取る人は参杯(サンバイ)、 田植えが終わった祝いがサブナリ、 全てに「サ」がついています。
囃し(はやし) 2009年06月03日 | 花田植 囃しは大太鼓・小太鼓・手打がね・笛があります。 サンバイの擦るササラにあわせて、時にはバチを宙に投げ上げたり、 状態を前後左右にくねらせたりしながら、にぎやかに囃していきます。 早乙女よりはやしの人数の方が多くなることもしばしばでした。
◎ アクセス 2009年06月03日 | 花田植 ● 花田植会場(毎年6月第一日曜日=今年は6月7日) 千代田ICから600m (花田植当日は、無料巡回バス運行あり) ● 高速道路利用 中国自動車道千代田IC下車 意外と広島市内や他県からもお越しになりやすい場所にあるんです。 ◎ お問い合わせ □芸北民俗芸能保存伝承館 ℡ 0826-72-5088 □北広島町観光協会 ℡ 0826-72-6908 □北広島町教育委員会 ℡ 0826-72-0864