時折、
禁煙のバーに顔を出すようになり、
気になりはじめたことがある・・・
お勘定をすませて店を出ると、
マスターも店から出てきて、
こちらが見えなくなるまで見送ってくれるのだ・・・
料亭とか割烹なら、
いわゆる「お・も・て・な・し」
という感じで、
違和感はとくにない・・・
でも
バーでしょ。
かつてのバーはそんなことはしていなかった・・・
ではまた、と席を立つと、
カウンターのなかから、
「ありがとうございました」と、
マスターの笑顔や会釈・・・
それで十分だったし、
むしろ
その距離感が心地よかった・・・
なのに、どうしてお見送りをするように?
足が遠のいていた10年ほどの間に、
バーになにがあったの?
浦島太郎のような心境であります・・・
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